きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「海外小説」の記事一覧
- 2026.05.06 「セドナの幻日」ジェームズ・ロリンズ(竹書房文庫)
- 2026.04.25 「あの夏が教えてくれた」アレン・エスケンス(創元推理文庫)
- 2026.04.19 「ハリーポッターと不死鳥の騎士団 下」ローリング
- 2026.03.08 「過ちの雨が止む」エスケンス(創元推理文庫)
- 2026.02.15 「ハリーポッターと不死鳥の騎士団 上」ローリング
- 2026.02.02 「たとえ天が堕ちようとも」アレン・エスケンス(創元推理文庫)
- 2025.12.29 「ジョヴァンニの部屋」ボールドウィン(白水Uブックス)
- 2025.12.02 「ロリータ」ナボコフ(新潮文庫)
- 2025.11.29 「闇の左手」A・K・ル・グィン
- 2025.11.11 「翻訳できない世界のことば」エラ・フランシス・サンダース(創元社)
「セドナの幻日」ジェームズ・ロリンズ(竹書房文庫)
短編四編。
シグマフォースの番外「アマゾンの悪魔」では、短編でもジャングル延焼という、何かをぶっ壊さないと気が済まないお約束展開。
「セドナの幻日」はタッカーとケインの物語。
この一人と一匹の関係性がとても好き。
過去の記憶は消せないし、起こってしまったことはなかったことにできない。
負ってしまった傷を抱えて生きていかなければならないのならば。
今日よりも明日が、少しでも楽に息ができるといい。
そして「ブルータスの戦場」。
違法な闘犬に参加させられた犬視点の物語。
う、これ、やるせない……その後の彼が幸せに過ごせることを希う。
『シグマフォースシリーズ』は
7月に新刊が出るからその前に積んでいる分読まねば!と、引っ張り出してみました。
後はシリーズ16作目の上下巻を読んで、新刊に備えます。
気軽に友だちに勧められない長編シリーズなんだけど、
共読の読友さんがお二人もいらっしゃるので密かに嬉しい私です。
シグマフォースの番外「アマゾンの悪魔」では、短編でもジャングル延焼という、何かをぶっ壊さないと気が済まないお約束展開。
「セドナの幻日」はタッカーとケインの物語。
この一人と一匹の関係性がとても好き。
過去の記憶は消せないし、起こってしまったことはなかったことにできない。
負ってしまった傷を抱えて生きていかなければならないのならば。
今日よりも明日が、少しでも楽に息ができるといい。
そして「ブルータスの戦場」。
違法な闘犬に参加させられた犬視点の物語。
う、これ、やるせない……その後の彼が幸せに過ごせることを希う。
『シグマフォースシリーズ』は
7月に新刊が出るからその前に積んでいる分読まねば!と、引っ張り出してみました。
後はシリーズ16作目の上下巻を読んで、新刊に備えます。
気軽に友だちに勧められない長編シリーズなんだけど、
共読の読友さんがお二人もいらっしゃるので密かに嬉しい私です。
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「ハリーポッターと不死鳥の騎士団 下」ローリング
上巻読了時に願ったような爽快な展開に転じることなく、
重苦しい気持ちを抱えたままの読了。
と同時に脳内で流れたのは「さらば、少年の日よ」という、『銀河鉄道999』の
エンディングのナレーション。
真実を知らなければ、ベストな選択をすることは難しい。
何が正しいとか、何が間違っていたとか。
断じることはできないけれども。
ハリーが純粋に少年で在ることのできた時間は終わっちゃったのね、としんみり思ってしまった。
大切な人を喪い、更には友だちにも打ち明けることのできない、
あまりにも大きな運命を抱えてしまったハリー。
読了後に観ていたYouTubeでハリポタの会話になったのは何の御縁なのか。
巻が進むごとに重くなっていくとか、セドリックが亡くなった話とかしてるから、
まだ読んでいない処のネタバレは勘弁して~~!と思ったけど、セーフだった。
ちなみに、そんな会話をしていたのはローランドとさっくんです。
きょもと髙地のYouTubeではガチネタバレを拾って呆然とした思い出。
重苦しい気持ちを抱えたままの読了。
と同時に脳内で流れたのは「さらば、少年の日よ」という、『銀河鉄道999』の
エンディングのナレーション。
真実を知らなければ、ベストな選択をすることは難しい。
何が正しいとか、何が間違っていたとか。
断じることはできないけれども。
ハリーが純粋に少年で在ることのできた時間は終わっちゃったのね、としんみり思ってしまった。
大切な人を喪い、更には友だちにも打ち明けることのできない、
あまりにも大きな運命を抱えてしまったハリー。
読了後に観ていたYouTubeでハリポタの会話になったのは何の御縁なのか。
巻が進むごとに重くなっていくとか、セドリックが亡くなった話とかしてるから、
まだ読んでいない処のネタバレは勘弁して~~!と思ったけど、セーフだった。
ちなみに、そんな会話をしていたのはローランドとさっくんです。
きょもと髙地のYouTubeではガチネタバレを拾って呆然とした思い出。
「ハリーポッターと不死鳥の騎士団 上」ローリング
ストレスフルで読了の上巻。
子どもの世界に介入してくる大人の理不尽。
矢面に立つべきなのに沈黙するダンブルドアの現状は?
悪意ある記事に踊らされる人々のハリーに対する態度には、
ハリーもイラっとするだろう。
だからと言って癇癪を起してしまっては悪循環。
苛立つハリーの隣で、ハーマイオニー、めっちゃ頑張ってる。
でも私も大人げない大人たちの言動には心底イラっとするよ。
子ども同士の諍いは彼らの間でどうにかできても、
大人の圧力に抗うのはとても難しい。
ハグリッドの帰還は朗報?
ここからスカッと爽快な展開に転じるといいな。
わざわざ選出したわけではないけど、これが登録2800冊目。
1000冊登録したころから始めた読書貯金。
(1冊読んだら100円貯金箱へ)
ある程度の金額になったら図書カードに変えて本を買う、
というセルフ資金調達システム(?)になっています。(笑)
子どもの世界に介入してくる大人の理不尽。
矢面に立つべきなのに沈黙するダンブルドアの現状は?
悪意ある記事に踊らされる人々のハリーに対する態度には、
ハリーもイラっとするだろう。
だからと言って癇癪を起してしまっては悪循環。
苛立つハリーの隣で、ハーマイオニー、めっちゃ頑張ってる。
でも私も大人げない大人たちの言動には心底イラっとするよ。
子ども同士の諍いは彼らの間でどうにかできても、
大人の圧力に抗うのはとても難しい。
ハグリッドの帰還は朗報?
ここからスカッと爽快な展開に転じるといいな。
わざわざ選出したわけではないけど、これが登録2800冊目。
1000冊登録したころから始めた読書貯金。
(1冊読んだら100円貯金箱へ)
ある程度の金額になったら図書カードに変えて本を買う、
というセルフ資金調達システム(?)になっています。(笑)
「たとえ天が堕ちようとも」アレン・エスケンス(創元推理文庫)
たとえ友だちであっても。
仕事上での立場が違えば、ぶつかり合うことはあるだろう。
そこで関係性に亀裂が入ったとしても、職務に対して忠実であろうとした結果であれば、
モヤっとしても受け入れるしかない。
真の友はいづれまた分かり合える。
だけど。
誠実な相手に対してのあまりにも手ひどい裏切りはどうにもやりきれない。
心身を削っての彼の尽力が伝わってきただけに、ただただ滲む疲労感とむなしさ。
抱えるものがたくさんある中で、切り捨てるもの、残すもものの基準ってなんなんだろうね。
「たとえ天が堕ちようとも」彼の貫いた姿勢は尊敬に値する。
それにしてもだよ?
たった一日。
その一日を何故待てなかった?
馬鹿なの?と、白けた目を向けてしまう。
結果を勝ち取るまで慎重になるべき……だと思うんだけどなぁ。
仕事上での立場が違えば、ぶつかり合うことはあるだろう。
そこで関係性に亀裂が入ったとしても、職務に対して忠実であろうとした結果であれば、
モヤっとしても受け入れるしかない。
真の友はいづれまた分かり合える。
だけど。
誠実な相手に対してのあまりにも手ひどい裏切りはどうにもやりきれない。
心身を削っての彼の尽力が伝わってきただけに、ただただ滲む疲労感とむなしさ。
抱えるものがたくさんある中で、切り捨てるもの、残すもものの基準ってなんなんだろうね。
「たとえ天が堕ちようとも」彼の貫いた姿勢は尊敬に値する。
それにしてもだよ?
たった一日。
その一日を何故待てなかった?
馬鹿なの?と、白けた目を向けてしまう。
結果を勝ち取るまで慎重になるべき……だと思うんだけどなぁ。
「ジョヴァンニの部屋」ボールドウィン(白水Uブックス)
デイヴィッドはジョヴァンニに対して不誠実であり、
そしてヘラに対して不実であった。
せめて、どちらかに対して誠実であれば、
この悲劇は防げたのだろうか?
デイヴィッドが真の自己と向き合うことを怖れたが故の逃避と開き直りによって
ジョヴァンニもヘラも傷を負った。
それを受けての彼の悲しみは自己憐憫でしかなく、
二人のために嘆いているわけではないのだ。
自分に対して誠実に向き合ってくれる人と出会えたのならば、
ジョヴァンニは幸せになれたのだろうか?
だけど彼はデイヴィッドを選んだ。
それを不幸と言ってしまったら彼は報われない、と、やるせないため息の読後。
ギロチンってフランス革命のイメージが鮮烈なんだけど、
1981年まで実際に使用されていたことを今回調べて知りました。
私の感覚だと、え、そんな最近まで?って感じでびっくり。
【ガーディアン必読128/1000冊】
そしてヘラに対して不実であった。
せめて、どちらかに対して誠実であれば、
この悲劇は防げたのだろうか?
デイヴィッドが真の自己と向き合うことを怖れたが故の逃避と開き直りによって
ジョヴァンニもヘラも傷を負った。
それを受けての彼の悲しみは自己憐憫でしかなく、
二人のために嘆いているわけではないのだ。
自分に対して誠実に向き合ってくれる人と出会えたのならば、
ジョヴァンニは幸せになれたのだろうか?
だけど彼はデイヴィッドを選んだ。
それを不幸と言ってしまったら彼は報われない、と、やるせないため息の読後。
ギロチンってフランス革命のイメージが鮮烈なんだけど、
1981年まで実際に使用されていたことを今回調べて知りました。
私の感覚だと、え、そんな最近まで?って感じでびっくり。
【ガーディアン必読128/1000冊】
「ロリータ」ナボコフ(新潮文庫)
少女への思慕と妄執、愛欲と幻想。
狂おしくやるかたない想いを綺麗な言葉にまぶして綴られたとある男の手記。
……という目線で読めたのは途中まで。
途中から、あ、無理。おっさん、それ無理だわー、となりました。
脳内ではどんなことを考えても、どんな凌辱の限りを尽くしたとしても、
それは当人の自由。
それを言葉にして綴ることも自由表現なんだけど。
俯瞰ではなく、作品世界に没入して本を読むタイプの私は
おっさんの手記には全く共感できず、親和性のかけらもない世界を漂うのは
はっきりいって苦行でした。
ナボコフ、ごめんよ。
そして私、頑張った!
ホント頑張ったわー。
でも、趣味の読書って頑張って読むものじゃないよね。(笑)
【ガーディアン必読127/1000冊】
狂おしくやるかたない想いを綺麗な言葉にまぶして綴られたとある男の手記。
……という目線で読めたのは途中まで。
途中から、あ、無理。おっさん、それ無理だわー、となりました。
脳内ではどんなことを考えても、どんな凌辱の限りを尽くしたとしても、
それは当人の自由。
それを言葉にして綴ることも自由表現なんだけど。
俯瞰ではなく、作品世界に没入して本を読むタイプの私は
おっさんの手記には全く共感できず、親和性のかけらもない世界を漂うのは
はっきりいって苦行でした。
ナボコフ、ごめんよ。
そして私、頑張った!
ホント頑張ったわー。
でも、趣味の読書って頑張って読むものじゃないよね。(笑)
【ガーディアン必読127/1000冊】
「闇の左手」A・K・ル・グィン
読んでいてとても寒かった。
そして、何だかやるせなかった。
人間より過酷な敵として環境が描かれているけれども、
人間の一番厄介な敵は人間だよね?と、断言したくなる。
だけど。
人間に寄り添えるのもまた人間。
それもしっかりと伝わってくる。
二人が色のない白銀の世界をひたすらに歩いて歩き切ったその意味がストンと胸に落ちた瞬間、
作品世界の壮大さが流れ込んできて、一気に面白みと凄さを感じた。
(正直、それまでは頑張って読んでる感が拭えなかった)
1969年の作品。
人間の想像力は無限大だと思う。
古書で入手して読んでいたんだけど、ちっとも進まない。
字が小さくて紙が黄ばんでいるせいだ!と、濡れ衣のような理由をつけ、
2024年発行の本を書店にて購入。(値段が倍ぐらいになっててびっくりした)
で、気づきました。
訳者は変わってないんだけど、文章がちょこちょこ変わってる!
同じ作品は同じ原稿をずっと使い回すものだと思っていたけど、そういうとこ、手を入れるんだ!?と新しい発見。
表紙は新しく買った本の方が断然好き。
【ガーディアン必読126/1000冊】
そして、何だかやるせなかった。
人間より過酷な敵として環境が描かれているけれども、
人間の一番厄介な敵は人間だよね?と、断言したくなる。
だけど。
人間に寄り添えるのもまた人間。
それもしっかりと伝わってくる。
二人が色のない白銀の世界をひたすらに歩いて歩き切ったその意味がストンと胸に落ちた瞬間、
作品世界の壮大さが流れ込んできて、一気に面白みと凄さを感じた。
(正直、それまでは頑張って読んでる感が拭えなかった)
1969年の作品。
人間の想像力は無限大だと思う。
古書で入手して読んでいたんだけど、ちっとも進まない。
字が小さくて紙が黄ばんでいるせいだ!と、濡れ衣のような理由をつけ、
2024年発行の本を書店にて購入。(値段が倍ぐらいになっててびっくりした)
で、気づきました。
訳者は変わってないんだけど、文章がちょこちょこ変わってる!
同じ作品は同じ原稿をずっと使い回すものだと思っていたけど、そういうとこ、手を入れるんだ!?と新しい発見。
表紙は新しく買った本の方が断然好き。
【ガーディアン必読126/1000冊】
「翻訳できない世界のことば」エラ・フランシス・サンダース(創元社)
他国の言葉に翻訳する時、一言では表現しきれないような様々な言葉が
イラストと優しい視点からの文章で紹介されている。
日本語から本書で記載されている言葉のひとつに「積読」がある。
自分ならどう説明するのか。考えてみるのも面白い。
翻訳できない言葉をどう言い表すかは著者の感性。
あ、こういうシチュエーションで使うのね、と
想像できるものもあれば、え、どういう時に使うの?と戸惑ってしまう言葉もある。
でもその言葉はそれぞれの国の生活に根付いていて、
その国の人たちは日常生活の中で当たり前のように使っているんだろうね。
たとえば「翻訳できない日本の方言」という本を作るとしたら。
是非「いずい」を取り上げて欲しい宮城県人です。
便利なんだよ~。(笑)
イラストと優しい視点からの文章で紹介されている。
日本語から本書で記載されている言葉のひとつに「積読」がある。
自分ならどう説明するのか。考えてみるのも面白い。
翻訳できない言葉をどう言い表すかは著者の感性。
あ、こういうシチュエーションで使うのね、と
想像できるものもあれば、え、どういう時に使うの?と戸惑ってしまう言葉もある。
でもその言葉はそれぞれの国の生活に根付いていて、
その国の人たちは日常生活の中で当たり前のように使っているんだろうね。
たとえば「翻訳できない日本の方言」という本を作るとしたら。
是非「いずい」を取り上げて欲しい宮城県人です。
便利なんだよ~。(笑)
