きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「たとえ天が堕ちようとも」アレン・エスケンス(創元推理文庫)
たとえ友だちであっても。
仕事上での立場が違えば、ぶつかり合うことはあるだろう。
そこで関係性に亀裂が入ったとしても、職務に対して忠実であろうとした結果であれば、
モヤっとしても受け入れるしかない。
真の友はいづれまた分かり合える。
だけど。
誠実な相手に対してのあまりにも手ひどい裏切りはどうにもやりきれない。
心身を削っての彼の尽力が伝わってきただけに、ただただ滲む疲労感とむなしさ。
抱えるものがたくさんある中で、切り捨てるもの、残すもものの基準ってなんなんだろうね。
「たとえ天が堕ちようとも」彼の貫いた姿勢は尊敬に値する。
それにしてもだよ?
たった一日。
その一日を何故待てなかった?
馬鹿なの?と、白けた目を向けてしまう。
結果を勝ち取るまで慎重になるべき……だと思うんだけどなぁ。
仕事上での立場が違えば、ぶつかり合うことはあるだろう。
そこで関係性に亀裂が入ったとしても、職務に対して忠実であろうとした結果であれば、
モヤっとしても受け入れるしかない。
真の友はいづれまた分かり合える。
だけど。
誠実な相手に対してのあまりにも手ひどい裏切りはどうにもやりきれない。
心身を削っての彼の尽力が伝わってきただけに、ただただ滲む疲労感とむなしさ。
抱えるものがたくさんある中で、切り捨てるもの、残すもものの基準ってなんなんだろうね。
「たとえ天が堕ちようとも」彼の貫いた姿勢は尊敬に値する。
それにしてもだよ?
たった一日。
その一日を何故待てなかった?
馬鹿なの?と、白けた目を向けてしまう。
結果を勝ち取るまで慎重になるべき……だと思うんだけどなぁ。
「所轄刑事・麻生龍太郎」柴田よしき(角川文庫)
新潮版既読。レビュー投稿済み。
書き下ろしの『小綬鶏』めあてで角川版購入。
とある日常の描写でありつつ、
麻生の、とても麻生らしい一面が描かれた作品だったと思う。
私の麻生の評価って最底辺から始まっていて
(『聖黒』初読の時の年齢が若かったせいと、何より練に入れ込みすぎたせいだという自己分析)
このシリーズは読めば読むほど彼に対する評価が上がっていく不思議。
だけど、こんなさりげない気配りができる人間性を垣間見せられると、それも納得。
迷っても間違っても。
彼は考え続けるのだろう。
彼自身にとっての正義を。彼にしか選択することのできない生き様を。
どれだけ練に対して盲目的だったかと言うと。
『聖なる黒夜』を読了後、私の中ではこの作品の主人公は練でした。(笑)
「え?麻生さんでしょ?」とあっさり友だちに言われ、同じく練だと思い込んでいたまた別の友だちと「うっそーー!?」と叫んだ記憶が……
こうやって気に入った本を押し付け合って読んで感想言いあって盛り上がれるのって幸せだな、と、改めて思います。
書き下ろしの『小綬鶏』めあてで角川版購入。
とある日常の描写でありつつ、
麻生の、とても麻生らしい一面が描かれた作品だったと思う。
私の麻生の評価って最底辺から始まっていて
(『聖黒』初読の時の年齢が若かったせいと、何より練に入れ込みすぎたせいだという自己分析)
このシリーズは読めば読むほど彼に対する評価が上がっていく不思議。
だけど、こんなさりげない気配りができる人間性を垣間見せられると、それも納得。
迷っても間違っても。
彼は考え続けるのだろう。
彼自身にとっての正義を。彼にしか選択することのできない生き様を。
どれだけ練に対して盲目的だったかと言うと。
『聖なる黒夜』を読了後、私の中ではこの作品の主人公は練でした。(笑)
「え?麻生さんでしょ?」とあっさり友だちに言われ、同じく練だと思い込んでいたまた別の友だちと「うっそーー!?」と叫んだ記憶が……
こうやって気に入った本を押し付け合って読んで感想言いあって盛り上がれるのって幸せだな、と、改めて思います。
「真夜中クロニクル」凪良ゆう(プラチナ文庫)
抱えたとてつもなく大きなハンデと
同級生たちの容赦ないいじめにより、
「あんこく」の中に引きこもっていたニーナ。
だけど、7歳年下の陽光との出会いが、彼の人生に「ひかり」をもたらすきっかけになる。
人生ってほんとままならなくて、乗り越えないといけない壁が次から次へと襲ってくる。
そんな時、大事な誰かの存在は乗り越えるための力になるし、
自分が成長する糧にもなる。
どんな状況下でもニーナへの想いを真っ直ぐに貫き通した陽光はかっこ良かったし、
一方的に陽光の想いを受けるだけだったニーナの気づきと変化もとても良かった。
言い換えれば、
人は誰かの想いを受けて、こんなふうに変わっていけるんだ、ということを目の当たりにでたことが本当に良かった。
メッチャ好みだったよー!とお伝えしたいお借り本。
ありがとう!読めてよかった。
同級生たちの容赦ないいじめにより、
「あんこく」の中に引きこもっていたニーナ。
だけど、7歳年下の陽光との出会いが、彼の人生に「ひかり」をもたらすきっかけになる。
人生ってほんとままならなくて、乗り越えないといけない壁が次から次へと襲ってくる。
そんな時、大事な誰かの存在は乗り越えるための力になるし、
自分が成長する糧にもなる。
どんな状況下でもニーナへの想いを真っ直ぐに貫き通した陽光はかっこ良かったし、
一方的に陽光の想いを受けるだけだったニーナの気づきと変化もとても良かった。
言い換えれば、
人は誰かの想いを受けて、こんなふうに変わっていけるんだ、ということを目の当たりにでたことが本当に良かった。
メッチャ好みだったよー!とお伝えしたいお借り本。
ありがとう!読めてよかった。
「水族館ガール 3」木宮条太郎
日々の仕事の中に新しい変化を生み出していくことは、
実は相当難しい。(めんどくさいとも言う)
改善意欲を持ち、もう一歩を目指すプロジェクトが
アクアパークの職員たちに課せられる。
日々の業務をこなしつつ、水族館全体に改めて目を向け、
新しい提案をして実現させていく彼らの姿は、純粋に応援したくなる。
同時に進行する利権の絡んだプロジェクト。
水族館業務、恋愛模様、そして水族館運営に関する社会的な一面。
多方面にわたって楽しめる盛りだくさんな仕様。
大仕事をやり切って成長した彼らに惜しみない拍手を。
水族館に行きたくなるなぁ。→
リアルマンボウを地元の水族館で見られたのはラッキーだったんだなぁ。
繊細で神経質なことは聞いていたけど、ここまで大変だったとは。
マンボナンバーファイブ。
あの曲かな?と思って調べたら、やっぱりあの曲だった。
https://www.youtube.com/watch?v=LDQXropJPn8
うん。耳にしたら踊りたくなるよね。(笑)
実は相当難しい。(めんどくさいとも言う)
改善意欲を持ち、もう一歩を目指すプロジェクトが
アクアパークの職員たちに課せられる。
日々の業務をこなしつつ、水族館全体に改めて目を向け、
新しい提案をして実現させていく彼らの姿は、純粋に応援したくなる。
同時に進行する利権の絡んだプロジェクト。
水族館業務、恋愛模様、そして水族館運営に関する社会的な一面。
多方面にわたって楽しめる盛りだくさんな仕様。
大仕事をやり切って成長した彼らに惜しみない拍手を。
水族館に行きたくなるなぁ。→
リアルマンボウを地元の水族館で見られたのはラッキーだったんだなぁ。
繊細で神経質なことは聞いていたけど、ここまで大変だったとは。
マンボナンバーファイブ。
あの曲かな?と思って調べたら、やっぱりあの曲だった。
https://www.youtube.com/watch?v=LDQXropJPn8
うん。耳にしたら踊りたくなるよね。(笑)
「ムーンストラック 花にして蛇3」オンリー・ジェイムス
サイコパス兄弟の長男、アティカスが本作のメイン。
ガチガチに自分を鎧って肩ひじ張って生きてきた彼が、
アラフォーにしてようやく手にした安息の場所。
本人すら見失っていた素の自分。
やだ、めっちゃ可愛いんですけどー。
「サイコパス認定の七人兄弟が社会悪を抹殺しながら各々のパートナーを見つける物語」
と、1作目のレビューで書いたけど、
それぞれが出会った相手が彼らの裏家業の得難い戦力になっているという神がかった巡り合わせ。
逆にそうでもなければ、彼らとは対等に付き合っていけないのかもしれないね。
アティカスとジュリコの出会いもなかなかイカれてる。
全七巻で七人兄弟。
一話でメインが一人……え?パパ・トーマスの話は??と思っていたわけですが。
え、そういうこと?と期待値瀑上がり。
文庫一冊ま2000円を突破しちゃってますけど、文句言わずに(むしろ毎回楽しみに)購入するので
最後まで出版し続けてください!←切実。
ガチガチに自分を鎧って肩ひじ張って生きてきた彼が、
アラフォーにしてようやく手にした安息の場所。
本人すら見失っていた素の自分。
やだ、めっちゃ可愛いんですけどー。
「サイコパス認定の七人兄弟が社会悪を抹殺しながら各々のパートナーを見つける物語」
と、1作目のレビューで書いたけど、
それぞれが出会った相手が彼らの裏家業の得難い戦力になっているという神がかった巡り合わせ。
逆にそうでもなければ、彼らとは対等に付き合っていけないのかもしれないね。
アティカスとジュリコの出会いもなかなかイカれてる。
全七巻で七人兄弟。
一話でメインが一人……え?パパ・トーマスの話は??と思っていたわけですが。
え、そういうこと?と期待値瀑上がり。
文庫一冊ま2000円を突破しちゃってますけど、文句言わずに(むしろ毎回楽しみに)購入するので
最後まで出版し続けてください!←切実。
「所轄刑事・麻生龍太郎」柴田よしき(角川文庫)
麻生氏、この作品ではまだ20代半ばだったんだ……と気づいた時の驚き。
そうだよね。
これは彼の過去の物語。
インパクトのある殺人事件ではなく、
日常生活の中に紛れ込んだ事件を、彼ならではの目線と考察で紐解いていく。
警察ってこういう仕事してるんだなと、何となく知れた気持ちになる。
事情をきいた相手からいかに知りたい情報を引き出せるかは、
話を聞く姿勢にもよるし、相手との向き合い方にもよる。
麻生はその辺りの匙加減がとても上手い。
そして、微妙に交わらない及川との関係。
この作品の延長上に練がいる。
人生色々だなぁ。
私の持っている本書は2009年発売。
2022年発売の角川文庫版には書下ろしがありって……
え~~!?知らなかったわー。
入手しないとだめだよねww
そうだよね。
これは彼の過去の物語。
インパクトのある殺人事件ではなく、
日常生活の中に紛れ込んだ事件を、彼ならではの目線と考察で紐解いていく。
警察ってこういう仕事してるんだなと、何となく知れた気持ちになる。
事情をきいた相手からいかに知りたい情報を引き出せるかは、
話を聞く姿勢にもよるし、相手との向き合い方にもよる。
麻生はその辺りの匙加減がとても上手い。
そして、微妙に交わらない及川との関係。
この作品の延長上に練がいる。
人生色々だなぁ。
私の持っている本書は2009年発売。
2022年発売の角川文庫版には書下ろしがありって……
え~~!?知らなかったわー。
入手しないとだめだよねww
「365+1」凪良ゆう(プラチナ文庫)
わかってくれているんだろうなぁ、とか。
わかってくれるはず、というのは思い込みや甘えに過ぎなくて、
言葉に発してもらわなければ伝わらないことは多々ある。
だけど。
プライドが邪魔したり、怖かったり、
何より好きな相手には弱い自分を見せたくなかったりと、
言い出せないことも多々ある。
惹かれ合った青春時代、すれ違った遠距離恋愛。
そして、色々を乗り越えての再出発。
二人の間に入った美山が劇薬みたいな役割を果たしていたけど、
彼の発する言葉が的を射すぎていてスカッとした。
まだまだ発展途上の二人。
大きな夢に向かって羽ばたいて欲しい。
美山が好みドストライクだったお借り本。
このあとのスピンが彼の話なので小躍りしたい勢いで楽しみ♪
わかってくれるはず、というのは思い込みや甘えに過ぎなくて、
言葉に発してもらわなければ伝わらないことは多々ある。
だけど。
プライドが邪魔したり、怖かったり、
何より好きな相手には弱い自分を見せたくなかったりと、
言い出せないことも多々ある。
惹かれ合った青春時代、すれ違った遠距離恋愛。
そして、色々を乗り越えての再出発。
二人の間に入った美山が劇薬みたいな役割を果たしていたけど、
彼の発する言葉が的を射すぎていてスカッとした。
まだまだ発展途上の二人。
大きな夢に向かって羽ばたいて欲しい。
美山が好みドストライクだったお借り本。
このあとのスピンが彼の話なので小躍りしたい勢いで楽しみ♪
「初雪 海は灰色 第一部」柴田よしき(角川書店)
その言葉を彼に伝えてあげたならば、と、思ってしまうけれども。
当人同士はそれぞれの胸の内をわかっているんだろうなぁ。
だから離れない。離れられない。
愛なのか、憎しみなのか。
贖罪なのか、愛なのか。
そんな区別にはもはや意味なんてなくて、この先の人生、互い抜きには考えられない。
たとえ、結末がどう在ろうとも。
山間の温泉街で生じた事件に巻き込まれた麻生と練。
まさかこの二人が共にこんな時間を過ごせるとは思っていなかったよ。
だけど、どうしたって拭えない不安感。
杞憂であればいいと思いつつ、次は一年後。
あ、遠い……
年明け早々麻生と練の物語にどっぷり浸かって過ごしましたが……
読むがのちょっと怖いかなーと思ったのは全然無駄な心配で、
彼らは彼らのままここにいました。
続刊が出ることを信じて延々と待ち続けてよかった。
そして、続刊が読めて本当によかった。
当人同士はそれぞれの胸の内をわかっているんだろうなぁ。
だから離れない。離れられない。
愛なのか、憎しみなのか。
贖罪なのか、愛なのか。
そんな区別にはもはや意味なんてなくて、この先の人生、互い抜きには考えられない。
たとえ、結末がどう在ろうとも。
山間の温泉街で生じた事件に巻き込まれた麻生と練。
まさかこの二人が共にこんな時間を過ごせるとは思っていなかったよ。
だけど、どうしたって拭えない不安感。
杞憂であればいいと思いつつ、次は一年後。
あ、遠い……
年明け早々麻生と練の物語にどっぷり浸かって過ごしましたが……
読むがのちょっと怖いかなーと思ったのは全然無駄な心配で、
彼らは彼らのままここにいました。
続刊が出ることを信じて延々と待ち続けてよかった。
そして、続刊が読めて本当によかった。
