忍者ブログ

きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「カレイドスコープの空と」N.R.ウォーカー(モノクローム・ロマンス文庫)

リレーのバトンを繋いでいくように、交互に語られる物語。
その交代がスムーズで違和感がないし、
視点が変わるとそれぞれが互いをどう思っているのかが
よりリアルに伝わってきて面白い。
二人とも飼い犬を蔑ろにしないところも良いし、
ささやかな花を贈り合う可愛らしさも良い。
そして、最後までお行儀よく進行していく甘さがなんとも微笑ましい。
個人的に同胞をけちょんけちょんに言い放った(らしい)ローソンの論文がとっても気になる。
幻の蝶を追いつつ進行する恋模様。
癒し要素満載の作品。


タスマニアデビル。見に行きたい。
多摩動物園……東京ならタイミング次第で行けそうかな。
ずっと会いに行きいと思っているのはイケメンゴリラのシャバーニ。
息子のキヨマサも気になる~!

拍手

PR

「警視庁公安J ダブルジェイ」鈴峯紅也(徳間文庫)

よりにもよって皆が皆、そのファイルをそんな扱い方する?
いや、しないよね?
ねぇ、しないよね??という突っ込みはあるものの、
そこだけ目を瞑って楽しく読了。
楽しく、と言うか、読後感は何だかやるせなかった。
彼らは何に命をかけてしまったんだろう?
自分を犠牲にしてまで任務に殉じた彼ら。
それを命じた人たちには、そんな価値なんてどこにもなかったのに。
お金に物を言わせて捜査を進めてしていく純也のやり方はエンタメにして爽快。
というか、分室の存在そのものがザ・エンタメ。
純也はやっぱり現場で暗躍してこそだと思うの。→

今回はウチの地元に出張してきてくれたので、
馴染んだ場所や食べ物、お土産物等々が出てきたのは嬉しいオプション。

拍手

「ゴーステッド」ジョシュ・ラニヨン

七年ぶりに戻ってきた町で起こった殺人事件。
捜査を担当するかつての恋人との再会。
事件の真相を探り、犯人を追及するミステリー要素と、
過去のすれ違いを改めて見つめ直し、燻っていた想いを吐き出し、新しい関係を構築していく
ロマンス要素との完璧なマリアージュ。
やさしく見守ってくれた彼との時間を積み重ねることは、もう、出来ないけれども。
かつて愛した、そして、今でも愛している彼とは、この先、たくさんの時間を共に歩んでいくことができる。
何とも言い難いやるせない想いを抱えつつ、
この先の彼らの在り様に思いを馳せての読了。

さすがジョシュ・ラニヨン。
とてもおもしろかった。
そして続編希望。

拍手

「ハーレムの闘う本屋」

黒人が書いた黒人についての本だけを売る店。
それがミショーが手がけた本屋。
その店は、本屋であり、学びの場でもあった。
南北戦争後の奴隷解放。
だが、簡単にはなくならない差別や偏見。
それらと対峙しなければならなかった彼らが自身を守るための術、すなわち知識を得るための端緒をつかむ場所でもあったのだ。
年代順に様々な人の言葉で語られる、本屋の歩みと店主であるミショーの生涯。
ミショーに会うために本屋を訪れた人々の中には、マルコムXのように世間に対して大きな影響力を発揮した者もいた。
結局は権力の波に吞み込まれ、店はなくなってしまうけれども。
彼の本屋は多くの人の記憶に残り、語り継がれている。



拍手

「俺、チート持ちじゃないんですけど! 北の砦編」久臥

ドキドキワクワクハラハラと、爽快感と、笑いと、そして涙と。
翻弄されつつ最初から最後まで読み応え抜群。
北の砦に残された騎士たちの遺体を収容するために、
持てる力以上を駆使して奮闘するアルヴィ。
プレゼンして、作戦決行の許可を得、実行する。
その過程を追っていくのがとても楽しい。
温泉!
自力で温泉掘っちゃえるなんて素敵~!
と、浮かれていたけど、命がけの戦いの顛末が胸に刺さってホロリとしてしまった。
着々と優秀な人材を手元に集め、
強烈な後ろ盾となる人脈を築いていっているアルヴィ。
それは、自身が率先して動くからこそ、得ている信頼。
この先がホント楽しみ。

あとがきを読んで、あ、こうやってこの作品は生まれたのね、
といことがわかって感無量。
あの一文からここまで肉付けしていくって、ホントすごいわ。
でもだからこそ、あれだけ胸に刺さったのねー、とも思ってみました。



拍手

「俺、チート持ちじゃないんですけど! 王都編」久臥

【再読】
新刊をより楽しく読むために再読。
なかなかな大人数の登場人物だけど、読みながら色々想起され、
え、誰これ?となったのは一人だけだった。
優秀。←自画自賛。(笑)
読んで本棚にしまって終了だった私の読書だけど、
読メで学んだ再読の楽しみ方。
荒れ地を開拓するところから始まったアルヴィの物語。
これから彼の領地がどんな風に発展していくのか。
国造り超ウェルカムの私としては、
その過程を追っていけるのがとても楽しみ。



拍手

「七つの会議」池井戸潤(集英社文庫)

会社は仲良しクラブじゃないし、業績を上げていかなければ
会社の安定した存続は難しい。
だから、掲げられるノルマがあるし、その数字を達成させるために努力する。
とはいえ、未達だからといって達成の為に不正を行うのはNG。
万が一不正があったとしても、それを隠蔽するとはもってのほか……と言いたいけれども、
不正をし、それを隠蔽してしまうのもまた人である。
そう思えてしまうことがちょっと寂しい。
その一方で、不正を告発する人がいて、真実を探ろうとする人がいる。
理不尽に潰されそうな人を守ろうと頑張ることのできる人がいる。
そのことに安堵の気持ちで読了。

長いこと務めていると、なんだかんだ色々あるなーと、
改めて自分を振り返ってみる。
で、先を見てももうちょっとなんだかんだありそうで、かなりめんどくさい。

拍手

「儘ならない彼」凪良ゆう(キャラ文庫)

大人の余裕と魅力を存分に示してくれた野口さん、カッコいいわ~。
いざって時は誰よりも頼りになるし、受賞スピーチも最高。
…というわけで、今回はいろいろ野口さんに持って行かれました。私。
大学生の平良も清居もまだまだ成長途中。
自分の進むべき道をしっかりと自覚している清居の足取りに迷いはない。
だが、平良は自分探しで迷走し、瞑想する。
若いうちはどんどん悩むといいと思うけど、
平良の悩みっぷりは相変わらずの異次元。
とはいえ、考えに考えて方向性を見出し、ちゃんと踏み出していた一歩。
先が楽しみ。

10年かけて出版された作品を一気読み。
長編読みの私としては大変うれしい贅沢時間。
とっても楽しかった~☆彡


拍手

「ツァーリの蔵書 下」ジェームズ・ロリンズ

いつもの展開だと、最後はその場所が破壊されてしまうんだろうけど、
あの規模のものをどうやって木っ端微塵に?
と思ったら、え、それ使う!?というモノがぶっ飛んできました。
え、あり!?
そりゃあ、一撃よね。
……というわけで、起承転結的にはいつもの流れで話は進み、びっくり展開はなかったものの、
ここにきて新たなロマンスの芽が。
とはいえ。
このまま同じような流れが続くなら、シリーズ自体はそろそろエンドマークに向かってくれてもいいんだけどなぁ、と言うのが心の声だったりもします。
次作はマンネリを脱して欲しいなぁ。



拍手

「美しい彼 番外編集」凪良ゆう

小冊子の収録作品や特典ペーパー等を集めたものに、
書き下ろしを加えた番外編集。
一冊にまとめてくれるの、大歓迎です!
本編には描かれていなかったその時の彼らの心情や、
事象の裏側が知れることによって、作品世界がより深みを増してくる一冊。
平良が清居を崇め奉る盲目っぷりは今更言うまでもないんだけど、
清居の平良に対する想いも一途で深い。
となると、同じ目線で語れないのは清居にとってはちょっとしんどいよね―とも思ってしまう所以。
でもまぁ、なんだかんだうまくやってるので、この二人のスタンスはそれでもいいのかな。
社長視点の描き下ろしはちょっと新鮮でおもしろかった。

平良が「きも殿下」と呼ばれるに至るまでの経緯がとても愉快。
そして、清居の天下で終わった飲み会の詳細を是非覗き見したい。



拍手

  

カレンダー

08 2026/09 10
S M T W T F S
2 3 5
6 7 8 9 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

フリーエリア

最新CM

[08/03 Power Washing Pros of Mt. Sinai | Roof & House Washing]
[09/19 aki]
[01/29 神崎和幸]
[12/17 本が好き!運営担当]

プロフィール

HN:
みやこ
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- きままに読書★ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]