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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

『獣はかくして愛に啼く』沙野風結子

「Xディ」と意味深に言いつつ、情報だだ洩れじゃん。
ってことは、彼は全部知ってるよね?
とまぁ、事件の顛末は予測できたものの、
まさかの煉条だった。
え、その二人、そうなる!?ってところで一番びっくりしたかも。
爆笑アワードはコツメカワウソの「こう見えても武闘派ですし」の台詞。
言い切った姿を想像するだに微笑ましい。
いつかオオカワウソに化けたら面白いなぁ。
ゼロと鹿倉。
予想外と言えばの二人も
ここまで甘くなるとは?という方向で予想外。
とはいえ、幸せな時間を共有できるのは何よりだよね。


今回も素晴らしい表紙とイラストにうっとり。
言霊のつもりで何度でも言う。
小山田あみさんのイラスト集、是非出版してください!

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『ハリー・ポッターと謎プリンス(上)』J.K.ローリング

三人グループのうちの二人が対立してしまったら、
どちらともうまくやりたいと思っている残る一人は大変よねー、と、彼らを俯瞰しつつ思う。
取っ散らかった恋心と意固地な思い。
素直になれないお年頃の彼らはややこしいのか単純なのか。
ハーマイオニーとロンがどんどんギスギスしていく一方で、
ハリーはダンブルドアの導きでヴォルデモートの過去に迫っていく。
二人の友人の協力が思うように得られず、孤軍奮闘な状態でも、
ハリーから以前ほどの危なっかしさが感じられないのは、彼の成長の証なのか。
ものすごく気になる会話をきかされたところで下巻へ。

ダンブルドアとヴォルデモート。
同い年くらいだと勝手に思っていたんだけど、意外と歳の差があったことにびっくり。
そもそもダンブルドアっていくつだったの?
……と、Wikiを開いてはいけなかった。
ネタバレの宝庫。




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「獣はかくして囚われる」沙野風結子(ディアプラス文庫)

ものすごい回り道をしたものの、いや、だってそうなるよね?という予定調和のような着地点に辿り着いた安心感。
殺す殺す言ってる割りには、仲間内でキャッチボールをしているような緩さが垣間見え、
緊迫感が行方不明。
かと思いきや。
想定外の伏兵(?)が仕掛てきた殺人未遂事件。
あんた、なにしてくるのよ?
ゼロと鹿倉。
確かに、互いに惹かれ合い、囚われることで露呈した弱さがある。
だけど。
その弱さを自覚したことによってえ生じた変化は強さに変わった。
この先、二人が共にいても大丈夫なのだと。
思えたところで、次巻へ。



特典ペーパー。
「禁煙飴」
どんな飴なんだろう?と思いながら読んで……噴いたわ。
さすが沙野さん。納得の「禁煙飴」。




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「獣はかくしてまぐわう」沙野風結子(ディアプラス文庫)

【再読】
最終巻(4作目)を読もうと思って、3作目を読んでいないことに気づく。
発売時に買ったのに、どゆこと!?
表紙を眺めてニマニマしつつ(小山田あみさん、大好きです!)、既読の本棚にしまっちゃったんだろうなぁ。(未読と既読。しっかり分けて収納しています)
というわけで、2度レビューをあげている1作目をパラ読みしつつの2作目を再読。
鹿倉はやっぱり甘いと思うけど、
警察官という立場上犯罪を見て見ぬふりをすることもできないのもわかる。
多分ゼロはそんな鹿倉をちゃんと理解したうえで傍に置いているんだと思う。
さて。いよいよ三作目へ。

やっぱり復習大事!
一度読んだだけだと概要は覚えていても細部がスコーンと抜けているんだよね……と、
改めて思い知りました。


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「バースデー」安西リカ(キャラ文庫)

なんかいつもと雰囲気違う?と思いながら読んでいたけど、
あとがきに「(安西さんにしては)やや特殊な設定」と言及してあり、
あ、意図的だったんだなーと納得。
私的には大変楽しく読ませていただきました!と、「やや(←過不足なく表現していると思う・笑)特殊な設定」ウェルカム。
表題の『バースデー』という周知の言葉に含ませた重みと言うか、ほろ苦さと言うかが印象的。
滝本と透の出会いを偶然に頼らず、必然に寄せた設定もうまい。
出会って、滞っていた時が前へと進み始めた二人。
これからもずっと。
共に在りつづける未来を思っての読了。








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「ひとり白虎 会津から長州へ」植松三十里(集英社文庫)

頁をめくりながら、私自身の足で歩き、この目で見てきた光景を思い描いて彼らの辿った運命を思う。
今、彼らの墓前に立ったのなら、墓石に刻まれた名と、作中の彼らの名前を照らし合わせるだろう。
だが、この物語は飯盛山に眠る彼らではなく、生き延びた飯沼貞吉の物語。
幾つもの運命的な出会いが彼を救い、導き、背中を押した。
彼の負った傷は相当に深く、前を向いて歩み始めるまでにかなりの時間を要したけれども。
彼がそんな形で日本の発展に貢献していたとは驚きだった。
貞吉に手を貸した人々の運命もまた波乱万丈で、時にやるせなくなる。
それでも。読めてよかった良書。

現在飯沼貞吉が眠るのは仙台。
お墓のあるお寺もわかっているので、手をあわせに行ってこようと思う。






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「色悪作家と校正者の書棚」菅野彰(キャラ文庫)

特典ペーパーや冊子を一冊にまとめた短編集。
全部新刊で買っているので持っているものも多いけど、
こうしてまとめてくれるのは本当に嬉しい。
大吾と正祐。
出会わなかったとしても満足して暮らしていただろうけれども。
出会った幸いを噛みしめる二人の姿に、一緒に幸せを感じられる読後がやっぱり嬉しい。
白洲と宙人。
出会ったからこそ、彼らが得られた幸せは尊い。
そして英知と四郎。
英知が家族の暖かさを得られて本当に良かった。
そして今回のペーパー。
なんだかんだ言いつつ、大吾・正祐・白洲・宙人は
時々一緒にご飯を食べながら過ごしていくんだろうなぁ、と思える幸せな読後。



小林多喜二。
『蟹工船』は未読だけど(多分)、何故か『党生活者』は読了。
しかも10代の時に。
え、なんで読もうと思ったの?と、今の私は思う。
なんでなんだー!?←とても知りたい。

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「無能な皇子と呼ばれてますが、中身は敵国の宰相です 6」夜光花

一連の謎が解け、明らかになった真実に大納得。
なるほどー!そして、うまいなー、と感心する。
理不尽な事象に振り回され、最初は孤軍奮闘だったリドリーだけど、
気付けば周囲に理解者と仲間が何人もいて、
良かったね、と、喜ばしい思いに満たされる。
真実を受け止めたリドリーが言の葉に乗せた誓い。
これで心置きなく皇帝と対峙できる。
その顛末に不安はない。
そうなると、不透明で気になるのはシュルツとマッドとの関係。
……と思ったけど。
あとがきで慄く。
えっと、総受け?3Pじゃなく総受け??
私予想は3Pなんだけどなー。

フレイ(竜)がかわいくてかわいくて。
でも、フレイにつける鞍の形状が想像できない……
その鞍に乗って空を飛ぶんだよね?
馬につけるみたいな鞍だったら落ちる危険あるよね?
私だったらせめて気球の籠みたいなのに乗って安全マージンを確保したい。
だって、国土を見下ろせるくらい高く飛ぶんだよ?
と、妙なところでひっかかってしまった。(笑)

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「海蝶 鎮魂のダイブ」吉川英梨(講談社文庫)

東日本大震災。
助けることができたことに安堵するのではなく、
助けられなかったことに罪の意識を抱き、悔やみ続ける。
こんなふうに震災と向き合ってきた佐崎の在り様に、なんだか苦しくなる。
救助した者とされた者。運命的な再会を果たした佐崎と愛は惹かれ合うものの、
震災の記憶と改めて向き合わざるを得なくなり、そのことが二人を苦しめる。特に佐崎。
記憶を共有するからこそ支えあえるし、逆に傷を抉ることもある。
交際はダメになるかと思ったけど。
過去に助けた愛に、今度は救われた佐崎。
前に進み始めた二人の未来が、ずっと明るいものであればいい。

吉川さんの作品は『菊の慟哭』が文庫になるのを心待ちにしているところなんだけど。
海蝶シリーズの三作目『沈黙のヨダ』も文庫待ちのお仲間に……わー、早く読みたい。

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「ラッフルズの秘宝 下」ジェームズ・ロリンズ(竹書房文庫)

専門的な方向に寄りつつの展開。
難しい説明はニュアンス理解で流すのはお約束。
え?そんなんで火山活動止められちゃうの!?となってくるともはやファンタジー。
それでも十分想像できるというか、ついて行けてしまうのが作者の力量。
シグマフォースの面々の絡みが少なかったのが、個人的には物足りない。
今回一番身体を張っていた感があるのはモンク。
緊迫した場面で笑いを引っ提げて登場したコワルスキ。
頑張っていたけど、いつもよりは影が薄い感じのグレイ。
セイチャンからのプロポーズはかっこよかった。
そこで一段落……かと思いきや。
あっさりと吹っ飛んだ建物に建物にびっくりよ。
え、この先どうなるの~~!??

あとがきによると、次巻はオールキャラ勢ぞろいになりそうな感じ。
今度はがっちり絡んでくれると嬉しい。
そして、そろそろ終結に向かってくれるとありがたいんだけどなぁ。

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