きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「小説」の記事一覧
- 2026.07.10 「警視庁公安J シャドウ・ドクター」鈴峯紅也(徳間文庫)
- 2026.07.04 「多類婚姻譚」凪楽ゆう(講談社)
- 2026.06.21 「Q 下巻 暗夜行路」呉勝浩(小学館文庫)
- 2026.06.20 「Q 上巻 覚醒前夜」呉勝浩(小学館文庫)
- 2026.05.28 「ひとり白虎 会津から長州へ」植松三十里(集英社文庫)
- 2026.05.22 「海蝶 鎮魂のダイブ」吉川英梨(講談社文庫)
- 2026.05.08 「ロミオとサイコ」柏木伸介(角川文庫)
- 2026.04.22 「LOVE CONTROL」蓮川愛
- 2026.04.20 「海蝶 海を護るミューズ」吉川英梨(講談社文庫)
- 2026.04.02 「警視庁公安J オリエンタル・ゲリラ」鈴峯紅也
「警視庁公安J シャドウ・ドクター」鈴峯紅也(徳間文庫)
遠くで暮らす彼女たちの幸せを信じていられれば良かったのか。
彼女たちが実際に辿った運命を知ってしまった方が良かったのか。
どんな悲劇でも、後者、かな。
そして真実を知った彼らは戦う術を骨の髄まで叩き込まれていたからこそ。
取り戻そうと思ったのだ。
彼女たちを。
前置き長いよ!
とか。
世間狭すぎるよ!
とか。
突っ込み処はあったけど、読み進めるにつれ前のめりにのめり込んでの読了。
件の彼は「ホヤ」で日本にいる?と思ったけど。
まさかの登場にびっくり。
「どこで何をしているのか」という純也の問いには
「純也のストーカー」と答えたい。
ちなみに。
チャッピーに「ホヤ」について尋ねたところ
「宮城県にお住まいの方や旅行で宮城県に来られる方なら、採れたてのホヤは県外で食べるものとは別物と思うほど風味が良いので、一度試してみる価値があります」
とのこと。
ホヤ好きの私としては是非一度食べてみてください!とおススメしたい所存です。
彼女たちが実際に辿った運命を知ってしまった方が良かったのか。
どんな悲劇でも、後者、かな。
そして真実を知った彼らは戦う術を骨の髄まで叩き込まれていたからこそ。
取り戻そうと思ったのだ。
彼女たちを。
前置き長いよ!
とか。
世間狭すぎるよ!
とか。
突っ込み処はあったけど、読み進めるにつれ前のめりにのめり込んでの読了。
件の彼は「ホヤ」で日本にいる?と思ったけど。
まさかの登場にびっくり。
「どこで何をしているのか」という純也の問いには
「純也のストーカー」と答えたい。
ちなみに。
チャッピーに「ホヤ」について尋ねたところ
「宮城県にお住まいの方や旅行で宮城県に来られる方なら、採れたてのホヤは県外で食べるものとは別物と思うほど風味が良いので、一度試してみる価値があります」
とのこと。
ホヤ好きの私としては是非一度食べてみてください!とおススメしたい所存です。
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「多類婚姻譚」凪楽ゆう(講談社)
「結婚」をテーマにした連作短編5編。
人と人。
抱える価値観はそれぞれで違う。
距離がある人とはその違いはあまり気にならない。
自分の生活とは関係ないから。
だけど、一緒に暮らすとなると、
互いの主張を尊重しつつ、うまく折り合いをつけていかなければいけない。
それがなかなか難しい。
本作を読んで登場人物たちに抱く思いも、個々人によって違うだろう。
一作目の母娘の会話がとても良かった。
花織が父親からの電話に出たがらない理由が泣ける。頑張れ!
朱里……理不尽すぎて怖いわ。
色々と印象深かったお借り本。
一葉が常連さんたちの憩いの場を守ったことがとても好印象。
以前ウチの近所に会ったカフェは近隣のおじいちゃんたちの憩いの場になっていて
よくカウンターでマスターとおしゃべりしてたんだよね。
楽しそうだなーと思っていたんだけど、
そのカフェがちょっと遠くに移転して、内装が全く一緒なのにカウンターがなくて。
「カウンターなくしたんですか?」って聞いたら
「色々大変だったから」とマスター苦笑い。嘘でしょ?
私はカウンターに座ったことはなかったけど、!なんかショック!と思った出来事。
人と人。
抱える価値観はそれぞれで違う。
距離がある人とはその違いはあまり気にならない。
自分の生活とは関係ないから。
だけど、一緒に暮らすとなると、
互いの主張を尊重しつつ、うまく折り合いをつけていかなければいけない。
それがなかなか難しい。
本作を読んで登場人物たちに抱く思いも、個々人によって違うだろう。
一作目の母娘の会話がとても良かった。
花織が父親からの電話に出たがらない理由が泣ける。頑張れ!
朱里……理不尽すぎて怖いわ。
色々と印象深かったお借り本。
一葉が常連さんたちの憩いの場を守ったことがとても好印象。
以前ウチの近所に会ったカフェは近隣のおじいちゃんたちの憩いの場になっていて
よくカウンターでマスターとおしゃべりしてたんだよね。
楽しそうだなーと思っていたんだけど、
そのカフェがちょっと遠くに移転して、内装が全く一緒なのにカウンターがなくて。
「カウンターなくしたんですか?」って聞いたら
「色々大変だったから」とマスター苦笑い。嘘でしょ?
私はカウンターに座ったことはなかったけど、!なんかショック!と思った出来事。
「Q 下巻 暗夜行路」呉勝浩(小学館文庫)
読了した、と言うよりも、駆け抜けた、と言った方が相応しい読後。
形容しがたい熱量に引き込まれ、そしてそれが爆ぜた瞬間、突如として世界が終わる。
そこにもっと留まっていたい、と込み上げる思いはあるけれども。
置き去りにされた私の元から、彼らは遠ざかっていく。
夢の跡。
その後の彼らがどうなったのかは、それぞれの胸の内でだけ辿ることができる。
結末をきっちり描き切られるよりも質が悪い。
余韻がずっと後を引くから。
有吉の在り様が印象的。
誰もがQに向かっていく中、彼だけが別方向を向いていたからかな。
ドキドキしながら読み終えたお借り本。
海ほたるへはどういうルートで行こうか?
日中そんな話をした夜に、海ほたるが舞台になっている作品を読んでいる不思議。
引き合う事ってあるよね。
形容しがたい熱量に引き込まれ、そしてそれが爆ぜた瞬間、突如として世界が終わる。
そこにもっと留まっていたい、と込み上げる思いはあるけれども。
置き去りにされた私の元から、彼らは遠ざかっていく。
夢の跡。
その後の彼らがどうなったのかは、それぞれの胸の内でだけ辿ることができる。
結末をきっちり描き切られるよりも質が悪い。
余韻がずっと後を引くから。
有吉の在り様が印象的。
誰もがQに向かっていく中、彼だけが別方向を向いていたからかな。
ドキドキしながら読み終えたお借り本。
海ほたるへはどういうルートで行こうか?
日中そんな話をした夜に、海ほたるが舞台になっている作品を読んでいる不思議。
引き合う事ってあるよね。
「Q 上巻 覚醒前夜」呉勝浩(小学館文庫)
話の展開が全く予測できないまま、先へ先へと引っ張られる。
上巻だけを読了して、なんとレビューを書けばいいのだろう?
諦念。ほの暗さ。選民的な意識。気怠い甘さ。理解し得ない暴力性。迷子になった愛憎。
在り様は違えど、それぞれの澱みの中を漂っているかのような彼らの生き様。
その中で突き抜けた無邪気さと無自覚の悪意とを纏ったキュウ。
「何がなんだかさっぱりわからない」
キュウの言葉はある意味正しい。
それを瑕と思うか思わないかは当人次第だ。
だけど。
一人空回ったハチの心を抉る。
つづきが気になるお借り本。次巻へ!
コロナ禍で着想を得た作品だったのかな?
布マスク……そういえば、あったよねー、と思い出す。
やたらとストックがある不織布のマスクはいつ使いきれるのか。
東日本大震災と同じく、コロナ禍のようなことは二度と起こってほしくない。
上巻だけを読了して、なんとレビューを書けばいいのだろう?
諦念。ほの暗さ。選民的な意識。気怠い甘さ。理解し得ない暴力性。迷子になった愛憎。
在り様は違えど、それぞれの澱みの中を漂っているかのような彼らの生き様。
その中で突き抜けた無邪気さと無自覚の悪意とを纏ったキュウ。
「何がなんだかさっぱりわからない」
キュウの言葉はある意味正しい。
それを瑕と思うか思わないかは当人次第だ。
だけど。
一人空回ったハチの心を抉る。
つづきが気になるお借り本。次巻へ!
コロナ禍で着想を得た作品だったのかな?
布マスク……そういえば、あったよねー、と思い出す。
やたらとストックがある不織布のマスクはいつ使いきれるのか。
東日本大震災と同じく、コロナ禍のようなことは二度と起こってほしくない。
「ひとり白虎 会津から長州へ」植松三十里(集英社文庫)
頁をめくりながら、私自身の足で歩き、この目で見てきた光景を思い描いて彼らの辿った運命を思う。
今、彼らの墓前に立ったのなら、墓石に刻まれた名と、作中の彼らの名前を照らし合わせるだろう。
だが、この物語は飯盛山に眠る彼らではなく、生き延びた飯沼貞吉の物語。
幾つもの運命的な出会いが彼を救い、導き、背中を押した。
彼の負った傷は相当に深く、前を向いて歩み始めるまでにかなりの時間を要したけれども。
彼がそんな形で日本の発展に貢献していたとは驚きだった。
貞吉に手を貸した人々の運命もまた波乱万丈で、時にやるせなくなる。
それでも。読めてよかった良書。
現在飯沼貞吉が眠るのは仙台。
お墓のあるお寺もわかっているので、手をあわせに行ってこようと思う。
今、彼らの墓前に立ったのなら、墓石に刻まれた名と、作中の彼らの名前を照らし合わせるだろう。
だが、この物語は飯盛山に眠る彼らではなく、生き延びた飯沼貞吉の物語。
幾つもの運命的な出会いが彼を救い、導き、背中を押した。
彼の負った傷は相当に深く、前を向いて歩み始めるまでにかなりの時間を要したけれども。
彼がそんな形で日本の発展に貢献していたとは驚きだった。
貞吉に手を貸した人々の運命もまた波乱万丈で、時にやるせなくなる。
それでも。読めてよかった良書。
現在飯沼貞吉が眠るのは仙台。
お墓のあるお寺もわかっているので、手をあわせに行ってこようと思う。
「海蝶 鎮魂のダイブ」吉川英梨(講談社文庫)
東日本大震災。
助けることができたことに安堵するのではなく、
助けられなかったことに罪の意識を抱き、悔やみ続ける。
こんなふうに震災と向き合ってきた佐崎の在り様に、なんだか苦しくなる。
救助した者とされた者。運命的な再会を果たした佐崎と愛は惹かれ合うものの、
震災の記憶と改めて向き合わざるを得なくなり、そのことが二人を苦しめる。特に佐崎。
記憶を共有するからこそ支えあえるし、逆に傷を抉ることもある。
交際はダメになるかと思ったけど。
過去に助けた愛に、今度は救われた佐崎。
前に進み始めた二人の未来が、ずっと明るいものであればいい。
吉川さんの作品は『菊の慟哭』が文庫になるのを心待ちにしているところなんだけど。
海蝶シリーズの三作目『沈黙のヨダ』も文庫待ちのお仲間に……わー、早く読みたい。
助けることができたことに安堵するのではなく、
助けられなかったことに罪の意識を抱き、悔やみ続ける。
こんなふうに震災と向き合ってきた佐崎の在り様に、なんだか苦しくなる。
救助した者とされた者。運命的な再会を果たした佐崎と愛は惹かれ合うものの、
震災の記憶と改めて向き合わざるを得なくなり、そのことが二人を苦しめる。特に佐崎。
記憶を共有するからこそ支えあえるし、逆に傷を抉ることもある。
交際はダメになるかと思ったけど。
過去に助けた愛に、今度は救われた佐崎。
前に進み始めた二人の未来が、ずっと明るいものであればいい。
吉川さんの作品は『菊の慟哭』が文庫になるのを心待ちにしているところなんだけど。
海蝶シリーズの三作目『沈黙のヨダ』も文庫待ちのお仲間に……わー、早く読みたい。
「LOVE CONTROL」蓮川愛
好き作家さんの豪華絢爛なイラストが
A4判という大きさで100枚以上収録された、
多幸感に溢れるイラスト集。
なんて贅沢。
蓮川さんのイラストは華があってかっこよくて艶っぽくって……
いつまでも往復して捲り続けていられる。
前半は『恋愛操作』のキャラたちが織りなす春夏秋冬を感じさせてくれるイラスト+ショート漫画。
後半は蓮川さんが手掛けた小説のカバーイラスト。
持ってる小説は「あ、あの作品の彼らだわ!」とわかることが嬉しくなるし、
未読の作品はその内容が気になってくる。
手元に置いて間違いのない一冊。
そもそも、イラストをメインに活動している蓮川さんが
『恋愛操作』という漫画を描いてくれたことが嬉しいし、
それをちゃんとリアタイで追いかけた自分を褒めたたえたい。←自画自賛。(笑)
そして私の願望は小山田あみさんのイラスト集を手にすることです。
是非出してください!大好きです!←言霊。
A4判という大きさで100枚以上収録された、
多幸感に溢れるイラスト集。
なんて贅沢。
蓮川さんのイラストは華があってかっこよくて艶っぽくって……
いつまでも往復して捲り続けていられる。
前半は『恋愛操作』のキャラたちが織りなす春夏秋冬を感じさせてくれるイラスト+ショート漫画。
後半は蓮川さんが手掛けた小説のカバーイラスト。
持ってる小説は「あ、あの作品の彼らだわ!」とわかることが嬉しくなるし、
未読の作品はその内容が気になってくる。
手元に置いて間違いのない一冊。
そもそも、イラストをメインに活動している蓮川さんが
『恋愛操作』という漫画を描いてくれたことが嬉しいし、
それをちゃんとリアタイで追いかけた自分を褒めたたえたい。←自画自賛。(笑)
そして私の願望は小山田あみさんのイラスト集を手にすることです。
是非出してください!大好きです!←言霊。
「海蝶 海を護るミューズ」吉川英梨(講談社文庫)
海上保安官の仕事がどういうものなのか。
それが知れることがとても興味深くて、頁を捲る手が止まらなかった。
そして、彼らが今回の犯罪に巻き込まれたが故にどれだけの経費がかかったのか。
とても気になる。
何やってんだよ、と、犯人には言いたい。
「女性初」の潜水士、忍海愛。
思い惑いながらもひたむきに仕事と向き合う、
彼女の成長と家族の絆の物語。
私的サブタイトルは「アラサー男子の遅れてきた反抗期」。
お兄ちゃん、ちとめんどくさかったけど良かったね。
愛の成長をサポートしてくれた仲間たちの存在も良い。
続編も気になりつつの読了。
東日本大震災で大きな打撃を受けた気仙沼。
その後、復興の日々を歩んできた
気仙沼は本当に素敵なところなので、
機会があったら是非訪ねていただきたいなぁ、と思います。
それが知れることがとても興味深くて、頁を捲る手が止まらなかった。
そして、彼らが今回の犯罪に巻き込まれたが故にどれだけの経費がかかったのか。
とても気になる。
何やってんだよ、と、犯人には言いたい。
「女性初」の潜水士、忍海愛。
思い惑いながらもひたむきに仕事と向き合う、
彼女の成長と家族の絆の物語。
私的サブタイトルは「アラサー男子の遅れてきた反抗期」。
お兄ちゃん、ちとめんどくさかったけど良かったね。
愛の成長をサポートしてくれた仲間たちの存在も良い。
続編も気になりつつの読了。
東日本大震災で大きな打撃を受けた気仙沼。
その後、復興の日々を歩んできた
気仙沼は本当に素敵なところなので、
機会があったら是非訪ねていただきたいなぁ、と思います。
