きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「小説」の記事一覧
- 2025.09.21 「新宿花園裏交番 ナイトシフト」香納諒一(祥伝社文庫)
- 2025.09.15 「新宿花園裏交番 坂下巡査」香納諒一(祥伝社文庫)
- 2025.09.07 「この夏の星を見る・下」辻村深月(角川文庫)
- 2025.09.04 「この夏の星を見る・上」辻村深月(角川文庫)
- 2025.09.01 「熱愛」香納諒一(PHP文芸文庫)
- 2025.08.30 「桜の血族」吉川英梨(双葉文庫)
- 2025.08.26 「みつばの郵便屋さん」小野寺史宣(ポプラ文庫)
- 2025.08.25 「名もなき少女に墓碑銘を」香納諒一
- 2025.08.22 「逆光の女」北方謙三
- 2025.08.17 「ラブ・シェイク」英田サキ(プラチナ文庫)
「新宿花園裏交番 ナイトシフト」香納諒一(祥伝社文庫)
交番勤務のおまわりさんがカラスの威嚇行為に対する相談を受けた夕暮れ時。
夜になり、深夜が訪れ、そして夜明けを迎えて朝になる。
そんな僅かな時間にこれでもか!という勢いで勃発する事件の数々。
場面はあちこちへと移り変わり、人々は怒涛の勢いで右往左往する。
それもさもありなん。
モコモコと勃発する事象の全てが繋がっていた。
彼らと一緒に新宿を走り回り、息切れしそうな勢いで読了。
いや、こんな一夜を過ごす体力ないわー。
コロナ渦中とはいえ、犯罪はゼロにはならない。
病気になる人だって後を絶たない。
自分のやるべきことを全うした彼らに拍手とねぎらいを。
ウチはリモートでどうにかなる職種ではなかったので、
コロナ禍でも毎日出社。
閑散とした駅の構内を眺めながら、コロナこんちくしょー!と思ったことを覚えています。
あの時大量に買ったマスク。まだたくさん残ってるよ。
夜になり、深夜が訪れ、そして夜明けを迎えて朝になる。
そんな僅かな時間にこれでもか!という勢いで勃発する事件の数々。
場面はあちこちへと移り変わり、人々は怒涛の勢いで右往左往する。
それもさもありなん。
モコモコと勃発する事象の全てが繋がっていた。
彼らと一緒に新宿を走り回り、息切れしそうな勢いで読了。
いや、こんな一夜を過ごす体力ないわー。
コロナ渦中とはいえ、犯罪はゼロにはならない。
病気になる人だって後を絶たない。
自分のやるべきことを全うした彼らに拍手とねぎらいを。
ウチはリモートでどうにかなる職種ではなかったので、
コロナ禍でも毎日出社。
閑散とした駅の構内を眺めながら、コロナこんちくしょー!と思ったことを覚えています。
あの時大量に買ったマスク。まだたくさん残ってるよ。
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「この夏の星を見る・下」辻村深月(角川文庫)
「もしも」を仮定したところで、起きてしまったことはなかったことにはならない。
だからこそ。
コロナ渦の中であれだけのことをやり遂げた彼らの想いと行動力は本当に素晴らしい。
憂い、諦めるのではなく、現状の中で自分たちにできることに奮闘する彼らの姿には胸が震える。
子供たちにとっても、それを支えた大人たちにとっても、かけがえのない時間。
コンテストや観測会を通じて繋がった仲間たちの多くは、生涯付き合いの続く友となるだろう。
青春だなぁ。
まだ起きていない未来は想像できる。
だから、いつか、彼らがリアルに会える日を夢見つつ本を閉じる。
会いたい時に会いたい人に会えに行ける世界が、いつまでも続きますように。
仕事に行かないといけない、旅に出なければいけない、と言う理由で、途中で読むのを泣く泣く途中中断。
心の底から一気読みしたかった。
薄明(日の出前のうっすらと明るい空)を見るために、流星観測が終わった後の屋上で
朝が来るのを待ち続けた高校時代。
ちゃんと薄明を見れた時もあるし、
そのまま寝袋で寝落ちしたったこともあるし。
なんだか色々懐かしい。
だからこそ。
コロナ渦の中であれだけのことをやり遂げた彼らの想いと行動力は本当に素晴らしい。
憂い、諦めるのではなく、現状の中で自分たちにできることに奮闘する彼らの姿には胸が震える。
子供たちにとっても、それを支えた大人たちにとっても、かけがえのない時間。
コンテストや観測会を通じて繋がった仲間たちの多くは、生涯付き合いの続く友となるだろう。
青春だなぁ。
まだ起きていない未来は想像できる。
だから、いつか、彼らがリアルに会える日を夢見つつ本を閉じる。
会いたい時に会いたい人に会えに行ける世界が、いつまでも続きますように。
仕事に行かないといけない、旅に出なければいけない、と言う理由で、途中で読むのを泣く泣く途中中断。
心の底から一気読みしたかった。
薄明(日の出前のうっすらと明るい空)を見るために、流星観測が終わった後の屋上で
朝が来るのを待ち続けた高校時代。
ちゃんと薄明を見れた時もあるし、
そのまま寝袋で寝落ちしたったこともあるし。
なんだか色々懐かしい。
「この夏の星を見る・上」辻村深月(角川文庫)
猛威を振るうウイルスに対して、世界中が苦慮した異常事態。
日常の中に紛れ込んだ、突然の非日常。
大人も色々我慢をしたけど、学校に通うことの出来なくなった子どもたちの方が影響は甚大だっただろう。
そんな状況下で決められたことを逸脱せず、部活動を通して自分たちに何ができるのか。
どんな手順を踏んだらそれが実現できるのか。
自発的に模索する子どもたちの物語。
そっと手を差し伸べる大人の存在も忘れてはいけない。
茨城・東京・長崎。
コロナ禍でなければ出会うことのなかった彼らが、
オンラインを介して出逢い、奮闘する姿はただ眩しい。
下巻も楽しみ。
高校時代、地学部天文班所属だった身としては、
色々懐かしく思い出しながら楽しく読ませてもらった。
毎月流星観測を行ったり、天文台に赴いて他校の人たちと交流を持ったり、
文化祭では先輩たちが手作りしたプラネタリウムを上映したり。
その時の部活仲間とは今も仲が良いんだけど、
そのうちの一人の旦那さんに仕事先で偶然出会って驚いた最近の出来事。
私は毎年年賀状の家族写真で旦那さんのこと認識していたけど、
結婚式の時一回チラリと顔を合わせただけの私のことはわからないだろうなーと
声を掛けずにいたら、「みやこさんですよね?」と言われてびっくり。
なんでわかったのか、またの機会があったら是非聞いてみたい。
日常の中に紛れ込んだ、突然の非日常。
大人も色々我慢をしたけど、学校に通うことの出来なくなった子どもたちの方が影響は甚大だっただろう。
そんな状況下で決められたことを逸脱せず、部活動を通して自分たちに何ができるのか。
どんな手順を踏んだらそれが実現できるのか。
自発的に模索する子どもたちの物語。
そっと手を差し伸べる大人の存在も忘れてはいけない。
茨城・東京・長崎。
コロナ禍でなければ出会うことのなかった彼らが、
オンラインを介して出逢い、奮闘する姿はただ眩しい。
下巻も楽しみ。
高校時代、地学部天文班所属だった身としては、
色々懐かしく思い出しながら楽しく読ませてもらった。
毎月流星観測を行ったり、天文台に赴いて他校の人たちと交流を持ったり、
文化祭では先輩たちが手作りしたプラネタリウムを上映したり。
その時の部活仲間とは今も仲が良いんだけど、
そのうちの一人の旦那さんに仕事先で偶然出会って驚いた最近の出来事。
私は毎年年賀状の家族写真で旦那さんのこと認識していたけど、
結婚式の時一回チラリと顔を合わせただけの私のことはわからないだろうなーと
声を掛けずにいたら、「みやこさんですよね?」と言われてびっくり。
なんでわかったのか、またの機会があったら是非聞いてみたい。
「熱愛」香納諒一(PHP文芸文庫)
冒頭を読み始めた時、まさかこんな気持ちを抱えながらの読了になるなんて想定外。
彼の成長にしんみりし、作品の壮大さに圧倒される。
人にはそれぞれ過去があって、その過去の延長上に今がある。
その過去を「忘れろ」と言ったのは彼の思いやり。
だけど、忘れることはできない。
いつしか彼も、それを知るだろう。
落ちこぼれヤクザの兄弟から鬼束が受けた依頼。
縺れに縺れた糸を解こうと調査を進める過程において、
三人が育んだ絆がある。
そこに自分がこんなに入れ込むなんて思わなかったわ。
そして、彼女の元に彼を帰してあげたかった。
これは私の感傷。
寝る間も惜しみたかったけど、会社にいかないといけないので無理矢理一区切り。
で、本日続きを一気読みして読了。
めっちゃ面白かった。
未読の本がまだまだある作家さん。
お楽しみがいっぱい。
彼の成長にしんみりし、作品の壮大さに圧倒される。
人にはそれぞれ過去があって、その過去の延長上に今がある。
その過去を「忘れろ」と言ったのは彼の思いやり。
だけど、忘れることはできない。
いつしか彼も、それを知るだろう。
落ちこぼれヤクザの兄弟から鬼束が受けた依頼。
縺れに縺れた糸を解こうと調査を進める過程において、
三人が育んだ絆がある。
そこに自分がこんなに入れ込むなんて思わなかったわ。
そして、彼女の元に彼を帰してあげたかった。
これは私の感傷。
寝る間も惜しみたかったけど、会社にいかないといけないので無理矢理一区切り。
で、本日続きを一気読みして読了。
めっちゃ面白かった。
未読の本がまだまだある作家さん。
お楽しみがいっぱい。
「桜の血族」吉川英梨(双葉文庫)
緩急がエグい。
ラスト、まさかの急加速でそのまま加速し続けて、最後心臓ドキドキで読了。
ジェットコースターに乗ったままエンディングって感じ?
いや、スピードに乗ったまま振り落とされた感じかも。
いや、凄かった。
血筋ってなんだろうね。
本人はともかく、他人がそこまで気にするもの?
いや、その血筋を持ち得ない他人だから気にするものなのか?
血の繋がった親子。血の繋がらない親子。
夫婦は所詮他人。
そして杯を交わしてつながる親子。
抗争の火種を燃やし続けた輩は一枚も二枚も上手だった。
向島、この後どう動くのかなー。
あああ、もうめっちゃ気になる。
文庫になるのを待って購入したんだけど、まさかの来月続編刊行とは!
タイミングあわせたよねー。
めっちゃ読みたいけど、単行本は場所とるんだよねー。
積読消化しながら文庫化を待つ……か!??
うっ……気になる~~
ラスト、まさかの急加速でそのまま加速し続けて、最後心臓ドキドキで読了。
ジェットコースターに乗ったままエンディングって感じ?
いや、スピードに乗ったまま振り落とされた感じかも。
いや、凄かった。
血筋ってなんだろうね。
本人はともかく、他人がそこまで気にするもの?
いや、その血筋を持ち得ない他人だから気にするものなのか?
血の繋がった親子。血の繋がらない親子。
夫婦は所詮他人。
そして杯を交わしてつながる親子。
抗争の火種を燃やし続けた輩は一枚も二枚も上手だった。
向島、この後どう動くのかなー。
あああ、もうめっちゃ気になる。
文庫になるのを待って購入したんだけど、まさかの来月続編刊行とは!
タイミングあわせたよねー。
めっちゃ読みたいけど、単行本は場所とるんだよねー。
積読消化しながら文庫化を待つ……か!??
うっ……気になる~~
「みつばの郵便屋さん」小野寺史宣(ポプラ文庫)
同じルートを繰り返し移動していれば、自ずと繰り返し出会う人がいる。
すれ違うだけで関りを持つことのない人が大半だけど、
思いがけないきっかけで声を掛け合うことになる人もいる。
これ、リアルでもあるある。
春夏秋冬、晴れの日も雨の日も風の日も。
郵便物を配達してくれる郵便屋さん。
そんな郵便屋さんの、地域に住まう人たちとの出会いと触れ合いを描いた物語。
芯のあるやさしさと、思いやり。
そんな暖かい想いが随所に垣間見られる。
配達員の秋宏とタレントの兄・春行の関係性も良い。
今後の彼らが楽しみ。
手紙、ホント書かかなくなったなー。
と思ったけど。
宅急便を送る時には必ず便箋になにがしかの手紙を書いて送ってるなー、
と、ふと思ってみました。
お友だち、妹、姪っ子ちゃんたち。
何度もやりとりしているから、字を見ただけで誰が書いたものかわかる。
メールではわからない個性。
こういうやりとりは大事にしたいなーとしみじみ思いました。
すれ違うだけで関りを持つことのない人が大半だけど、
思いがけないきっかけで声を掛け合うことになる人もいる。
これ、リアルでもあるある。
春夏秋冬、晴れの日も雨の日も風の日も。
郵便物を配達してくれる郵便屋さん。
そんな郵便屋さんの、地域に住まう人たちとの出会いと触れ合いを描いた物語。
芯のあるやさしさと、思いやり。
そんな暖かい想いが随所に垣間見られる。
配達員の秋宏とタレントの兄・春行の関係性も良い。
今後の彼らが楽しみ。
手紙、ホント書かかなくなったなー。
と思ったけど。
宅急便を送る時には必ず便箋になにがしかの手紙を書いて送ってるなー、
と、ふと思ってみました。
お友だち、妹、姪っ子ちゃんたち。
何度もやりとりしているから、字を見ただけで誰が書いたものかわかる。
メールではわからない個性。
こういうやりとりは大事にしたいなーとしみじみ思いました。
「逆光の女」北方謙三
なんかもう、この男の良さがさっぱりわからないわー。
女性の扱いが超最低で納得いかないわー。
まぁ、お互いが納得ずくなら外野が口挟むことじゃないですけどねー。
ああ、でも私は納得いかない。
それでも、殺された女の事情を探ろうとするあたり、
情…ではないにしろ、彼なりになにかしらの引っ掛かかりがあったんだろうなぁ、と思っていたわけですが。
ラスト。
え、ちょっと待ったー!
置いてけぼり感満載で一瞬ポカーン、となるわけだけど、これは推理小説でも探偵小説でもないので、物語としてこれはこれで良いのかもしれない。
一人の男のとある人生の一幕。
初期作品の復刻版。
五ヶ月連続発刊の最終巻。
とっても期待してたんだけどなー。
個人的には風(本作の主人公)に文句いっぱい言いたいフラストレーションを抱えて読了。(苦笑)
女性の扱いが超最低で納得いかないわー。
まぁ、お互いが納得ずくなら外野が口挟むことじゃないですけどねー。
ああ、でも私は納得いかない。
それでも、殺された女の事情を探ろうとするあたり、
情…ではないにしろ、彼なりになにかしらの引っ掛かかりがあったんだろうなぁ、と思っていたわけですが。
ラスト。
え、ちょっと待ったー!
置いてけぼり感満載で一瞬ポカーン、となるわけだけど、これは推理小説でも探偵小説でもないので、物語としてこれはこれで良いのかもしれない。
一人の男のとある人生の一幕。
初期作品の復刻版。
五ヶ月連続発刊の最終巻。
とっても期待してたんだけどなー。
個人的には風(本作の主人公)に文句いっぱい言いたいフラストレーションを抱えて読了。(苦笑)
