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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「本なら売るほど 2」児島青(ハルタコミックス)

古書店に辿り着いた本は「歴戦のサバイバー」。
この呼称はカッコいい。
断捨離を繰り返した果てに
ウチの本棚に居ついてくれている本たちは「宝物」と心の中で称しています。
その宝物を私以外の人に読んでもらって、感想を聞かせてもらえるのが嬉しい。
ネットに検索することに慣れてしまって、辞書を引くことは滅多になくなった今日この頃。
それでも会社の机の引き出しには小さな辞書が一冊、入っていて、稀に開くことが実はあるので
手放せない。
紹介されている通り「本と人生を巡る短編連作」。
胸にじわっと沁みる話が多い良作。
カバー下も素敵。

『ガダラの豚』。
表紙のインパクト半端ないよね。
ものすごく印象に残ってるけど未読。
いつか手に取ってみよう。
この作品、ずっと気になっていたので貸してくれたお友だちに感謝。
ありがとう。
そして。
「フンを転がせなくなったフンコロガシ」
めっちゃ気になる。

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「本なら売るほど 1」児島青(ハルタコミックス)

新書も古書も買うけれども、
「十月堂」みたいな古書店には、めっきり行かなくなったなぁ。
そもそも、ウチの地元には今どのくらい残ってるんだろう?
本と自分という二方向ではなく、本と店主と自分という三方向での関係性がいいね。
一話一話にそれぞれの人生の断片が描かれていて、内容的にとても深い。
橋本さんが病院で出会ったご婦人、超かっこいい。
あんなふうに年を重ねたい。
作中で自分の持っている本が取り上げられると嬉しくなるのは多分本読みあるある。
特に森茉莉の「枯葉の寝床」でテンションがあがった。好き作品。

書店に行くとトイレに行きたくなることを「青木まりこ現象」と言うことを初めて知ったわ。
ってか、名前付いてたんだ。
読まなくなった本や着なくなった服はリサイクルプラザに持って行くようにしています。
(さすがにBL関係は除く)
特に児童書。
本好きな子供たちが楽しんでくれますように、と言う願いをこめて。

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「ベルサイユのばら 5」池田理代子(集英社文庫)

バスティーユ陥落。
それを見届けてオスカルも旅立ち、悲しみに浸る間もなく革命は進行していく。
喪われてく幾千の命。
国王一家を救おうと奔走するフェルゼンとアントワネットからの視点で描かれる革命は、愛の嵐
生きること、愛すること。
誰しもに与えられた権利だとしても。
王妃という立場は彼女にのみ与えられたもの。
その責務に対する自覚が少しでもあったならば、
そして、国民の生活がそこそこ安定していたのならば。
歴史は変わっていたのかもしれない。
読み始めこそ少女漫画を読んでいる感覚だったけど、
最後は歴史を紐解いている感じで作品世界に没入しました。

一気読みの流れで登録2600冊目。
選書を厳選している場合ではなかった。笑
このまま『オルフェイスの窓』に突入したい気持ちになりつつもそれはまたの機会に。
このタイミングで父子家庭に育った子から
「8歳の時以来母親と会っていないから、顔も覚えていない」と言う話をされて、
思わずルイ・シャルルに重ねてしまった。
駆け足て廻ったフランス。
いつかまた行きたいなぁ。

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「ベルサイユのばら 4」池田理代子(集英社文庫)

映画を観て泣いた記憶が真新しいからこそ、かろうじて泣かずに済んだ4巻。
ああ、でも胸が震える。
1789年7月。
貴族と市民の対立はもはや不可避で、
フランスは革命の気配を色濃く帯びていく。
一日先の未来すら予測できない状況の中で、
お互いに対する想いを伝えあうことのできたオスカルとアンドレ。
「生まれてきてよかった」
この言葉が心から嬉しく、彼らの置かれた状況がとても哀しい。
この時代、この状況下でなければ結ばれることはなかったんだろうなぁ。
祖国フランスを見捨てることのなかったオスカルの決意。
そして迎える7月14日。


オスカルがナポレオンとすれ違うシーンが強烈に印象的。
既に『エロイカ』を執筆することが頭にあったんだろうなぁ、
と、今なら思える。

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「ベルサイユのばら 3」池田理代子(集英社文庫)

ままならぬ恋に身を焦がし、
叶わぬと知りつつも諦めることのできない想いに苦悩する彼らの想いが切ない。
市民の生活を知り、彼らの困窮を目の当たりにしたオスカルは、
貴族という立場にありながらも、次第に彼らに寄り添っていく。
近衛隊から衛兵隊の隊長となったオスカルと、彼に反発する部下たち。
オスカルの「立場」だけしか見ていなかった彼らが
オスカル自身を認めるシーン、好きだなぁ。
ここにきてアンドレとオスカルの関係にも変化が。
先読みのできない貴族の後追いもあって、社会情勢は不穏な方へ。
「おなじ人間なのにな」
この言葉、重いね。

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「ベルサイユのばら 2」池田理代子(集英社文庫)

自分を取り巻く人たちの耳触りの良い言葉だけを聞いていたら、
それはとても心地よいかもしれないけど、真実は見えなくなる。
真っ向から向き合わねばならなかった真実に蓋をし続けたアントワネット。
そういった声をはねのける強さがあれば、少しは未来が変わったのだろうか?
現代ではフェイクニュースや誹謗中傷はSNSであっという間に拡散されてしまうけれども、
通信手段の発達していなかった当時は確証のないデマや噂話が人から人へと広まっていき、
いつしかそこに主観が入り、真実が捻じ曲げられてしまう怖さがある。
アンドレの髪型にやっと違和感がなくなったラスト。


アメリカの独立戦争にまで話は広がり、作品世界のスケールの大きさに驚く。
でも、作中でルイ16世の政治的もしくは政策的な側面にはほぼ触れらないんだよね。
あくまでもアントワネットとオスカル視点の物語。
劇場版のキャッチコピーにある通り「愛と運命の物語」なのです。

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「ベルサイユのばら 1」池田理代子(集英社文庫)

映画を観た勢いで文庫本再読。
1972年から連載が開始した作品。
今読んでも全く色褪せない面白さ。
そして2025年に劇場アニメ化。すごいね。
革命へと向かううねりの只中にある激動の時代のフランスと、その時代のフランスを生きた
マリー・アントワネットとオスカル・フランソワ、二人の女性の物語。
贅を尽くした宮中で暮らし、国民の生活を知ろうともしなかったアントワネット。
国の未来を案じ、自らの目で国民の生活を確かめに赴いたオスカル。
この違いは後に顕著に表れることになる。
作中のきらびやかなドレスを真似して描いていた少女時代。
覚えがある方はいるはず。


単行本で読んで、愛蔵版で読んで、文庫で読んで。
結局手元にあるのは文庫だけど、改めて読み始めて、え?めっちゃ字が細かいんですけどー!
と、私的には年数がたったが故の弊害。(笑)
『ベルサイユのばら』『マリーベル』『ラ・セーヌの星』が
私の中でのフランス革命の基礎知識の礎。

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「セクシー田中さん 8巻」芦原妃名子

最新刊にして最後の巻。そして未完。
レビューは作品についてのみ。
読んで改めてこの作品好きだなーと、しみじみ思う。
雑誌掲載の一話分だけ収録ってあったけど、それが約100ページ。
それぞれが色々考えながら自分の人生を一歩だったり半歩だったり進めて、
新キャラも登場して、さぁ、これから!ってところでの幕引き。
未完なのはわかっていたから、すんなり受け入れられた。
そして、このボリュームで読ませてもらえて嬉しかった。
朱里ちゃんと小西がいないのがちょっと寂しいけど、楽しく読ませてもらいました。
出会えてよかった作品。


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「ましろのおと」羅川真里茂

途中で手放してしまったので私の中で彼等の時間は止まってしまっていたけれども。
今回友だちにお借りして全巻一気読み。
津軽三味線を通して切磋琢磨しながら苦悩し、絆を深め、大きく成長していく若者たちの
人生を描いた物語。
青森は幼少期に住んでいたので、津軽の言葉の表記でイントネーションが懐かしく過ぎる。
そして迫力のある津軽三味線の音が響いてくるような紙面での表現力の素晴らしさに感嘆する。
彼等と一緒に笑ったり苦しくなったり嬉しくなったりしながらも、結局はじわりと染みる人の優しさに幸せな気持ちになれる作品。
大満足の読後。

コミックスを買っていた時に入手した特典のCDを聴きつつレビュー打っています。
これはこれで良いけれども、震える空気感とどーんと胸に響く音が堪能できるのはやっぱり生のステージ。
機会があったらまた聴きに行きたいなぁ。

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「GIANT KILLING(62)」 (モーニング KC)



一年以上ぶりの新刊。
書店で表紙を見た瞬間、え?ええぇ?とテンションが上がり、
家で読みながら試合展開に没入しすぎて叫んでたよね、私。
村越、王子、赤崎。
推し三人が(大本命は王子・笑)あっちでもこっちでも全力プレイで、
そりゃあ、私も力入ります。リアル試合さながらに声も出ます。
そして、相変わらずな松ちゃんの扱いに笑う。
優勝を知っているチームのプラスαの強みは確かにある。
だけど、どん底から這い上がってきたチームのハングリーさも侮ってはいけない。
試合はまだこれから。
簡単に勝てる相手ではないけれども。
最後まで勝利を信じて!

このドキドキワクワク感がたまらなく良い。
そして王子が最高にカッコいい。
でも今回は村越に軍配かな。
いや、やっぱ王子。(笑)
一瞬絶望しかけたけど、赤崎超ナイス。
読み終わった勢いでレビューアップしたけど、
表紙の書影がまだ出ていないがっかり感。
早く~~~!


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