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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「GIANT KILLING 43」ツジトモ(モーニングコミックス)



「華がある」とはどんなことなのかが、存分に伝わってくる。
だが、持田の華は毒を含んだ華。
その毒があるが故に、彼自身が孤高の存在となる。
監督に啖呵切ってのフル出場。
彼がぶっ壊れるよりも、チームがぶっ壊れそうでなんだか不穏。
杞憂かな?
対するETU。
華と言えば、王子も負けずにキラキラしてた!
こっちは煌びやかな華。
夏木に対する住む星が違うくらいの上からの物言いが楽しい。
言われっぱなしは私が死ぬほど悔しいので、
村越には相手がぐうの音も出ないような仕事をしてもらいたい。
次巻、後半戦。
メンタルはもう負けてない。

城西の苦悩に大笑い。
うん。疲れてるんだよ。
ジーノが夏木を言いたい放題言うのは全然かまわないけど、
夏木に「キザ野郎」とか言われると、何だか腹立たしい私です。←単なるジーノ好き(笑)


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「城」カフカ(新潮文庫)



本題に関してはびっくりするぐらい何も起こらず、
恋愛に関してはびっくりするぐらい急展開で事が進行し、
結果、この人はいったい何をしにここに?と、ぽかーんとして読了。
恋に落ちるのは早いし、たとえそれが勘違いだったとしても結婚を決意するのは早いし、
別れるのも早いし。
かといって、肝心なことは一切進展せずに物語は終幕。
お城!お城が遠いよ!
なのに、不思議と読みつづけてしまう物語。
閉鎖的で排他的な村にKが拘った理由が、わからないようでわかる。
村そのものじゃなく、自分の存在意義に拘ったんだろうなぁ。
それが幸か不幸かは私が決める事じゃないけど、
私だったらとっととUターンしてるわ。

『虐殺器官』の作中で「カフカの『城』」というセリフがなかったら、
読むのはもうちょっと後になっていたかも?
クラムの存在は『闇の奥』のクルツと重なった。
名前、似てるし(笑)
とりあえず私、この村には住めないと思ってみました。

内容(「BOOK」データベースより)

測量師のKは深い雪の中に横たわる村に到着するが、仕事を依頼された城の伯爵家からは何の連絡もない。村での生活が始まると、村長に翻弄されたり、正体不明の助手をつけられたり、はては宿屋の酒場で働く女性と同棲する羽目に陥る。しかし、神秘的な“城”は外来者Kに対して永遠にその門を開こうとしない…。職業が人間の唯一の存在形式となった現代人の疎外された姿を抉り出す。

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「ルール」水壬楓子(リンクスロマンス)



自ら誘って、身体から始まって、そして好きになって傷ついて。
学習しないなぁ、高森、と思ってみるわけですが。
今回は篠宮もちゃんと高森のことを好きになっていたところが、前回とは違います。
とはいえ、その執着、その恋情、わかり辛いわっ!
と、言いたくなるご無体な仕打ち。
この人たち、何が足りないって、決定的に言葉が足りない。
とはいえ、「私が最初にあなたを抱きたかった」は殺し文句です。
相思相愛になった後に降りかかってきたのは家庭の問題。
ゲイだってばれちゃった!どうしよう!って展開かと思いきや、
予想外の爆弾が降ってきて、胸が痛かった。
最後は篠宮の「誰にも渡しません」の台詞での幸せエンド。


ストレートに書いちゃいますが☆(下系苦手な方はスルーで)
精液で汚れたままのパンツ、むき出しのまま公共のトイレに普通に捨てていいの!?
ってとこで、目を剥きました。
いや、名前書いてるわけじゃないから誰のかわかんないけど。
誰が拾うわけでもないけど。
なんだかいたたまれない><
シリーズ楽しく読了☆
で、余計なお買い物もしちゃいました(笑)←旧版の『スキャンダル』を買いそろえた人がここに……


内容(「BOOK」データベースより)

警視庁に勤めるキャリア警察官の高森は、失恋の痛手から立ち直れずにいた。ある日、酔ってハッテン場に入り込んでしまい、危ういところを恋敵の秘書である篠宮に助けられる。篠宮の自宅に連れていかれた高森は、自分が失恋から立ち直るまで身体も含めた面倒を見て欲しいと篠宮に詰め寄ってしまう。篠宮と過ごすやさしい時間が増え、徐々に彼に惹かれていく高森だったが、彼は仕事のためだけに自分の相手をしてくれていただけだと知り…。

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「リスク」水壬楓子(リンクスロマンス)




久賀の真意がわからずに、誘われるまま高森を抱いてしまった城島。
城島の不安をわかっていながら、余裕の態度を崩さない久賀。
高森もすべてをわかった上で始めた関係。
大人の駆け引き……とはいえ、ちょっと不実じゃない!?
と、もやっとしたものを引きずったまま読み進め……
このクソジジィ、カッコイイじゃないの、と、
城島と同じく、久賀の手管にまんまと乗せられてしまった感満載で読了。
高森の引き際は半端なくカッコよかったけど。
胸中を思うとちょっとやるせない。
大人ムード満載だった表題から一転、同時収録には大笑いしながら読了。
気持ちはわかる。とてもわかるけど……
寝てる人の髭、勝手に剃っちゃったら駄目だと思います。
そんないたずらっ子には納得のお仕置きでした。

前作「スキャンダル」の作中での事件を別の視点から追っていく感じが楽しかった。
それでいて、しっかり彼らの物語になっている。
同時収録の話があまにも楽しすぎて。
読後の感想は「馬鹿だわ、この人たち」
この一言に尽きました。
30代と50代のカプ。何やってるんだか……(笑)




内容(「BOOK」データベースより)

捜査二課に身を置く城島高由は、政財界にかなりの影響力を持つ政治家の久賀清匡と8年前から身体の関係を持っていた。先も見えず、愛されている実感も持てない愛人という立場―進展のない二人の関係に心痛を覚え始めた城島は、誘われるまま、上司でキャリアの管理官・高森一穂を抱いてしまう。その後も度々誘いを受け、好意を向けられるが、片時も久賀のことが頭から離れずにいた。そんな中、城島は久賀が他の男を抱いたことを知ってしまい―。

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「進撃の巨人 22」諫山創(マガジンコミックス)



「自由」ってなんだろう?と、漠然と思いながら、泣きたくなった読後。
希求した海にたどり着いたところで彼らの戦いは終わりではなく、
肩を並べていた仲間たちの多くは、そこにはいない。
ここにきて多くの謎が明らかにされていくけれども、
果てのない虚無感とこの先の世界の不透明さに苛まれる。
あなたたちが希望。
あなたたちが導き出した世界が真実。
そう、思っていていいのかな?
「名は、進撃の巨人」
ここで、そう来る!?、と、物語の構想の緻密さに、震えが走った。
嘘予告の「進撃のスクールカースト」
これ、シリーズで読みたい(笑)

最も真実を知りたかったであろう人が、そこにはいない。
それがとてもとても淋しい。

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「スキャンダル 下」水壬楓子(リンクスロマンス)



久賀の導いた落としどころは、厳しいけど理にはかなっているよなぁ、と納得。
凌辱を受けること、見られること。
相手の立場に立ってみなければ、その気持ちはわからない。
祥彰と佑士の二人だけだったら蟠りを解くのにもう少し時間がかかったかもしれない。
トラウマを克服するため、そして、気持ちを改めて確かめ合う為のセックス。
瑞妃が目にした幸せな光景のイラストでのエンドは申し分なし。
後半は政界の重鎮久賀と刑事城島の物語。
18歳の歳の差はあれど、安定の大人カプ。
久賀の策士っぷりと余裕と貫禄が大変素晴らしい。
年上が年下を甘やかす話は好物です。

某バンドのギターの方のおかげで「城島」と見かければ読み方は「ジョウシマ」。
今作の「城島」は「キジマ」さんでした。


内容(「BOOK」データベースより)

養父である代議士・秋津祥彰の政敵に誘拐され、輪姦・凌辱されつづけていた佑士は、祥彰の手によってようやく助け出された。しかし、ぎこちない祥彰の態度を誤解した佑士はこれ以上迷惑をかけたくないと家を出てしまい…。互いに相手を想いながらも擦れ違う、切ない恋を描いたスキャンダル・ラブ、遂に完結!捜査二課の城島高由が、政界の重鎮・久賀清匡に翻弄されるリスク・ラブ『プロローグ』に、佑士と祥彰の書き下ろし掌編も収録。

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「スキャンダル 上」水壬楓子(リンクスロマンス)



我が身を振り返って落ち込んで反省するくらいなら、
最初から手を出すな。
そこは、内心の葛藤を呑み込んで、ぎゅっと抱きしめるとこだよね!?とは、
当事者じゃないから言えることかな。
ああ、でも祥彰!
なんであそこで佑士のことあんな抱き方しちゃったのよ~、と、
叫びたくなってみました。
お互いに好きあってるのに自己完結しちゃってるから気持ちが伝わらない。
でも、言えない気持ちもわかる、と、私がジタバタしました。
瑞妃の存在が本当に光。
とてもバランスの良い三人だと思うのです。
過去形の呟きに泣きそうになりながら、次巻へ。

『スキャンダル上・下』→『リスク』→『ルール』。
シリーズ物は初めから。途中からは読まない!が鉄板のはずの私の手元に何故か『ルール』だけがあったので(いつ、何故買ったかも覚えていないダメパターン・笑)
シリーズ全部揃えて読み始めましたが☆
これ、下巻が手元になかったら、続きが気になって眠れなくなるところでした。
私、グッジョブ(笑)





内容(「BOOK」データベースより)

養護施設で孤独に暮らしていた中野佑士は、セックスの相手をするかわりに不自由ない生活を手に入れる―そんな取引で代議士・秋津祥彰の養子となった。無垢な身体を開かれ蹂躙されながらも、どこかやさしい祥彰の腕に孤独だった佑士の心は癒されていく。祥彰との生活にも馴染み始めていたある時、佑士は祥彰の政敵に誘拐されてしまう。見知らぬ男達から輪姦・凌辱され、佑士は祥彰の政治生命を断つために嘘の証言を迫られるが…。

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「楊令伝 3 盤紆の章 」北方謙三(集英社文庫)



かつての彼らは、宋だけを見据え、相対してきた。
大きな敗戦を経験した今、宋のみならず、遼、金という国の情勢までも見据えて、
立ち上がろうとしている。
起するところは「梁山泊」。
掲げられる旗。
そうだよね、と、心が震える瞬間。
この巻まできて、長い長い序章を終えてようやく動き始めたという感慨深さ。
今回は子午山での場面がとても印象深い。
かつて、この地で暮らした者達の名を挙げていけば、
王進あっての梁山泊という思いが湧く。
今回旅立った花飛麟や張平のこれからに期待。
食事や船での脱糞。
日常が描かれることで、彼らがぐっと身近になる。
戦禍の中を、彼らと共に駆け抜けるのだ。

完全再読だった水滸伝とは違い、楊令伝は途中から未読。
結末を知らずに読み進めるワクワク感を味わっています。
未読の方は是非『楊家将』→『血涙』を!と心からおススメしたくなる巻。
世界は繋がっているのです。


内容(「BOOK」データベースより)

楊令は、幻王として金軍を率いながら、梁山泊の重装備部隊とも連携し、遼に侵攻した。呉用が潜入する江南では方臘の叛乱が拡大し、宋地方軍に大きな痛手を与えている。一方で聞煥章は、帝の悲願の地である燕雲十六州に、ある野望を抱いていた。ついに宋禁軍に出動の勅命が下り、童貫は岳飛を伴い江南へ出陣する。宋、遼、金国、方臘と入り乱れての闘いの火蓋が切られた。楊令伝、擾乱の第三巻。

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「AKIRA 3」大友克洋(講談社)



交差する追う者と追われる者の視点。
アキラの名を叫びながら、追いかけて、追いかけられて。
疾走感と緊迫感に駆り立てられながら頁を捲る。
駆ける理由は人それぞれ。
苦々しく、清々しく、そして痛々しく。
焦点を合わせる者によって、感情もめまぐるしく動いていく。
騒動の渦中にありながら、沈黙し続けていたアキラ。
大人たちが恐れていたのは彼の覚醒。
物言わぬアキラが叫んだ時、東京の街が倒壊する。
台詞の一切ない崩壊の連続に鳥肌が立つ。
食い入るように見つめ続けたその先にあるのは、
あまりにも神々しい二人の邂逅。
物語は、どこへ行く。


とにかく崩れゆく都会の描写が美しすぎて。←言葉、間違っていません(笑)
ビル群を真似てひたすら描いていた過去があります、私。
圧倒的な迫力を持って訴えかけてくる崩れゆく美しい世界をずっと眺めていたいという思いと、
とにかく続きを読みたいという思いと。
私の胸中がカオス。
金田のまっすぐな生命力が見てて気持ちがいいんだよね。
そして割烹着のおばさまが無敵すぎてカッコいい。





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「真夜中の喝采 きんぴか3」浅田次郎(光文社文庫)



やだ、寂しい!
と、読後に思いがけずしんみりとしてしまった。
馬鹿みたいに楽しい時間が、ずっと続いてほしいと思っていた。
だけど、あの暮らし自体が夢のような時間。
いつかは現実の中に立ち返って行かなければならない。
それぞれひきずってきた過去と向き合い、或は乗り越え、未来へ。
「バイバイ、バディ」
このタイトルを見てしまった瞬間から、覚悟はできてた。
やだ、でも泣きそう。←想定外。
時代の波に全く乗れていない男が三人寄り集まれば、
こんなにも愉快で人情味あふれた物語になる。
脳内BGMは何故か長淵剛の「乾杯」。
ピスケン、軍曹、ヒデさん、貴方達に幸あれ!

どこにでもいる普通の主婦かと思っていた克也の奥様。
さすがヤクザ若頭の女房。啖呵の切り方が半端なくカッコよかった。
改めて、プレゼントしてくださった読友さんに感謝。
ありがとうございます!


内容(「BOOK」データベースより)

草壁明夫が殺された。広橋をスケープゴートにした大物政治家・山内龍造の悪行を報道した、あの気鋭のジャーナリストが…。訃報を耳にした広橋は凍りつき、草壁に伝え忘れたセリフを口にするために立ち上がる。一方ピスケンと軍曹は、ヤクザと悪徳政治家が自己弁護と保身に走るなか、正義の暴走を敢行する。三悪漢の破天荒な物語、ひとまず完結。

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