きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「水滸伝16 馳驟の章」北方謙三(集英社文庫)
童貫の在り様をみていると、なぜか「風林火山」を連想する。
脈々と力を蓄えつづける静かなる山。
内に抱えたマグマを放出する瞬間を思うと、ゾクリとする。
ここにきて初めての童貫との遭遇。
その力は、とてつもなく強大。
暗躍により、幾人もが命を落とし、
二年の時を賭けた公孫勝の計略がいよいよ決行される。
仄暗さの漂う展開の中で、女傑二人の酔いっぷりが哀しくも微笑ましい。
悲しみは日常の中で癒される。
生きている人間は、死者の思い出を抱えながらも、
一日一日踏ん張っていくしかないのだ。
燕青と洪清との対峙はとてもとても痺れた。
そして、胸襟を開いた郝親子の姿は清涼剤でした。
解説がまさかの吉川晃司。
北方の浪漫を熱く語ってくれる姿は文字通り「ロックンローラー」でした(笑)
北方との対談で彼が「人生の大きな岐路に立ったとき、北方さんの『三国志』に出会って、そこからずいぶん学ばせてもらったし、読んでかなり助かった」と語っていらっしゃいましたが。
私にとっては北方の『水滸伝』がそうなのよね。
生きる勇気をもらった本です。
いや、もうちょっと力抜ける感じかな?
なるようになる!とりあえず生きてる!(←肯定的にね)と思えた本。
内容(「BOOK」データベースより)
梁山泊は戦によって、潰滅寸前にまで追い込まれていた。回復の時を稼ぐため、侯健と戴宗が偽の講和案を持って高〓(きゅう)に近づく。また、晁蓋を殺した史文恭が再び動き出した。名を変え、商人になりすまし、次なる標的のそばで暗殺の機を待ち続けている。それに対し、公孫勝は袁明の首を狙っていた。堅牢な守りをかいくぐり、いま、致死軍が青蓮寺を急襲する。北方水滸、暗闘の十六巻。
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「パブリックスクール~群れを出た小鳥~」樋口美紗緒(キャラ文庫)
エドの卒業と共に終わりを告げた学び舎での時間。
気心の知れた友人たちと、年相応に過ごすことができた最後のクリスマス。
このシーン、とても好き。
幼いなりにレイがエドの想いを懸命に考えて、
そして答えに至る流れがとても透明で綺麗で。
何度もなぞってしまいました。
別離から8年後の再会へと、時間は流れる。
ここからがとてもドキドキした。
レイとエドがどんなふうに距離を縮めていくのかと思ったら、
ギルの最後の一押しでの、案の定なエドの臨界点突破。
とはいえ、やり取りの何もかもが、とてもこの二人らしい想いの伝え方だった。
心の底から良かった!と思えるエンドです。
レイの鈍さは最初にエドがレイの視界を塞いだことに端を欲するわけで、
気付いてもらえないのは自業自得じゃーん。
と、思っていたわけですが。
エドの背負っていた家の業は、
計り知れないくらい重かったことを知らされて、ごめん、と思ってみました。
泣いたら負けだ!と、言い聞かせながら読んでいた私は、
何と戦っていたんだか。
ハピエンでしょ!と、決めてかかっていたので、なんか泣くのが悔しくて。
これでバッドエンドだったら意外過ぎて気絶したと思います。(笑)
貸してくれたお友達に感謝☆次巻が楽しみ~♪
内容(「BOOK」データベースより)
ハーフタームの休暇中、無人の校内で昼夜を問わずエドに抱かれる礼。これは言い付けを破った罰だ―。わかっていても、エドを独占できる喜びと快楽に溺れる日々…。ところが、休暇が明けると、たおやかな美貌の編入生・ジョナスが復学!!エドの恋人らしいとの噂に、礼は不安と嫉妬に駆られ!?閉鎖された檻の中―一瞬の煌めきが彩る少年時代に、生涯ただひとつの恋に堕ちる、奇跡の純愛!!
「水滸伝15 折戟の章」北方謙三(集英社文庫)
激戦。そして散華。
数に勝る宋軍との文字通りの崖っぷちの死闘。
負傷者や女子までもが一丸となり、
ギリギリのところでしのぎ切った戦い。
だが、犠牲はとてつもなく大きかった。
死にゆく彼らの最後に目にした光景が、胸に焼き付いてやるせない。
一方で、子供達が確実に成長している姿には、とてもほっとする。
命は受け継がれる。
次の世代に。
大人たちの生き様を、彼らは確実に覚えている。
単廷珪と対峙する林冲の、どこか悲しい優しさが好き。
「自分には同志がいる」
「仲間がいるのがうれしい」
屈託なく言える男達のそんな想いが、たまらなく好き。
北方の『破軍の星』を読みながら「朝廷のバカバカバカぁ!!」と思っていたわけですが。
今回の宿元景の姿を見ながら同じ思いを抱いてみました。
さぞかし無念だったかと……勅命?アホだわ、本当に。
杜興は本当にみんなに愛されてるなーと思うわけだけど、
がっくりした彼の気持ちを思うと切なくなる。
私、梁山湖がとても好きなんだなーと、改めて実感。
梁山湖を照らす月明りをとてもとても夢で見たい。
内容(「BOOK」データベースより)
どの寨が崩れても、梁山泊は潰滅する。極限状況の中、各寨は必死の防戦をしていた。特に激しい攻撃に晒された流花寨は、花栄らが死を覚悟して闘い続ける。しかし、官の水軍の進攻が始まり、それも限界が近づいていた。一方、宣賛は起死回生の策を考え出す。密かに李応や索超、扈三娘を北京大名府に急行させた。梁山泊の命運を握る作戦が今、静かに始まる。北方水滸、危局の十五巻。
「パブリックスクール~檻の中の王~」樋口美紗緒(キャラ文庫)
たった独りの誰かとの出逢いが、こんなにも誰かの世界を変える。
エドと出会ったことで、レイの世界は愛に満ち、そして閉ざされた。
そして、オーランドと出会ったことで、閉鎖された世界は外界に向かって解放される。
外に向かって溢れていく想いが鮮やかに伝わってきて、
それまでの鬱々とした想いが一気に吹き飛んだ。
母の愛情を一身に受けて育ったレイと、
親の愛情を知らぬまま、孤独のなかで育ったエド。
だからエドはレイを拘束しようとし、レイは広い世界へと踏み出すことを選んだ。
客観的な者には互いの想いは伝わってくる。
それこそ、痛いほどに。
当人同士はどうなのかな?
なんだか空まわっている気がしてならないのですが……
続刊展開が楽しみです!
小声でぶっちゃけますが、食事中のセックスはキツイと思うの。
でもそれもエドの歪んだ愛情なのかな?
自分では多分、買わなかった本。
貸して下さったお友達に感謝l。
ありがとうございます!
次巻も楽しみ。
内容(「BOOK」データベースより)
名門貴族の子弟が集う、全寮制パブリックスクール―その頂点に君臨する、全校憧れの監督生で寮代表のエドワード。母を亡くし、父方の実家に引き取られた礼が密かに恋する自慢の義兄だ。気ままで尊大だけれど、幼い頃は可愛がってくれたエドは、礼の入学と同時に冷たく豹変!!「一切誰とも関わるな」と友人を作ることも許さずに!?厳格な伝統と階級に縛られた、身分違いの切ない片恋!!
「肩胛骨は翼のなごり」デイヴィッド・アーモンド(創元推理文庫)
どうか、彼女の鼓動が止まってしまいませんように。
どうか、彼の翼が美しく広がりますように。
子供の体温を、そのぬくもりを知っているからこそ。
そして、妹を愛おしく思う兄の気持ちが伝わってくるからこそ。
どうしようもなく胸が締め付けられる。
必死で生きようとする存在がある一方で、
ただそこに「在る」だけの彼の姿にやるせなくなる。
彼に翼を与えることができたのは、子供たちの純真でひたむきな想いがあったから。
だから彼は、彼女の枕辺に立った。
祝福を与えるかの如く。
込み上げる涙の意味を考えることに意味はない。
透明な想いに心が震える。そんな物語。
この邦題が秀逸すぎて、何度も何度も反芻しました。
反芻すればするほど泣きたくなるのは、
彼らが私がどこかに置き捨ててきてしまったものを、
綺麗なままで抱えているから?
とてお素敵な物語。
「この子を、愛して、愛して、愛してあげる」
そう言うキミも、愛されるべき存在。
リウマチの症状をなんとかやわらげてあげようと、懸命であったキミ。
優しい想いに包まれて、
読了直後の私は、これを打っているだけで涙ぐんでしまいます。
内容(「BOOK」データベースより)
引っ越してきたばかりの家。古びたガレージの暗い陰で、ぼくは彼をみつけた。ほこりまみれでやせおとろえ、髪や肩にはアオバエの死骸が散らばっている。アスピリンやテイクアウトの中華料理、虫の死骸を食べ、ブラウンエールを飲む。誰も知らない不可思議な存在。彼はいったい何?命の不思議と生の喜びに満ちた、素晴らしい物語。カーネギー賞、ウィットブレッド賞受賞の傑作。
「水滸伝14 爪牙の章」北方謙三(集英社文庫)
移ろいゆく時間の分だけ、様々な出来事が起こる。
戦の最中にあっても、家庭を持つものが増え、恋に患う者がいる。
史進と鄒淵の、いかにもな男子らしい屈託のない振る舞いが大好きだ。
指揮官と部下であり、かけがえのない友でもある。
だからこそ「行くよ、俺」の言葉が胸に刺さった。
王進の元で暮らした者たちの活躍が目覚ましい。
悲しみの光を宿した張平が、歳の近い楊令と共にどう成長していくのか。
これからが楽しみだ。
梁山泊の殲滅を掲げ、総力をあげて進軍してきた官軍。
数での圧倒的な不利を梁山泊側はどう凌ぐのか。
膠着した状況下での花栄の一矢はあまりにもお見事。
だが、ここから苦しい展開が続く……
小説は書き出しの一文が大事!という話を読友さんがされていましたが。
私、この巻では後書きの書き出しにぎゅっとやられました。
そうだよね、と、とってもとっても頷きました。
うん。私、この時代、この場所に生まれてきてよかった。
そうじゃなかったら、今つながっている皆と出会えなかったから。
今、こうして楽しく読んでいる本と出会えなかったから。
そして、『ゲバラ日記』を読みたくなるわけですが……
どこにしまってあるかはわかっていても、発掘するのが大変なのです(笑)
内容(「BOOK」データベースより)
梁山泊は、威勝の田虎の叛乱が青蓮寺の策略だと看破した。近くの石梯山に魯達や鄒淵らを派遣し、切り崩しを図る。しかし、田虎に雇われた張清が、精強な傭兵部隊を率いて立ちはだかった。一方、官は梁山泊の完全殲滅を決意する。禁軍・地方軍・水軍あわせて20万の軍兵を投入してきた。兵力で圧倒的に劣る梁山泊に対し、空前の規模の攻撃がついに始まる。北方水滸、焦眉の十四巻。
不在の痕~ヘル オア ハイウォーター2~S・E・ジェイクス (モノクローム・ロマンス文庫)
気軽く背負うには、余りにも重すぎる二人の過去。
傍にいない方が安全だ。
そんな判断から一度はプロフェットの元を離れたトム。
同じ懸念を抱いていたプロフェットは、
もう二度と、トムの手の届かない所へ足を踏み入れかけていた。
ギリギリで、間に合ったのだ。
離れ離れだった二人のあまりにも劇的な再会に安堵すると同時に、
その抱擁の激しさに、互いにどれだけ渇えていたのかを思い知らされる。
ハリケーンが直撃した町で殺人事件に巻き込まれた二人。
ろくでもない事件の中で、次第に気持ちを寄り添わせていく二人の距離感がとてもいい。
ラストの占い師の言葉にうっかり涙ぐみそうになってしまった。
この表紙、本当に綺麗で大好き!
「畜生、こんなにおまえのそばにいたいなんて、いい加減どうかしてる」
「そのセリフ、そのまま返してやるよ」
傭兵稼業をこなす、戦える男たちのこんな台詞がとても好き。
ワニを捕獲するにはどうすればいいのか。
頭では理解してみました。←実地は絶対無理!
続編、絶対あるよね。
内容(「BOOK」データベースより)
民間傭兵派遣会社EEの仲間たちの前から完全に姿を消したプロフェットは、地の果ての砂漠で核物理学者の娘の保護をしていた。もうEEに戻ることはない―そんな彼を引き戻したのは、新たなパートナーを選びながらもしつこく送り続けてくるトムからのメールだった。ハリケーンの中、ルイジアナのトムの叔母の家で再会した二人は、その直後、地元の殺人事件に巻き込まれる。被害者はマイルズ―トムとかつての恋人・エティエンヌの少年時代を地獄にした男だった。そしてプロフェットの携帯にエティエンヌからの呼び出しが―。湿地帯の中に封印された秘密が、次々と暴かれてゆく―人気シリーズ第二弾。
「水滸伝13 白虎の章」北方謙三(集英社文庫)
「たまりませんよ。あんなふうに死なれたんじゃ。
あとから死ぬ人間が、どう格好をつけていいかわからなくなる」
格好つける必要なんてない。
生きるために必死になってほしい。
いや、彼らに死ぬつもりはなかった。
自らにできる最善のことを。
そうやって懸命に戦った結果の死に様が、鮮烈すぎるのだ。
生き残った者たちは、自らを省みる。
そして、死者を語る。
友を想う豪傑の涙に、こちらも涙を誘われる。
崩壊寸前の双頭山を守り抜いた男。
いずれ脅威となりうる造船所を壊滅させた男。
彼らの姿は志を同じくする男達の胸に刻まれ、忘れられることはないのだ。
出先で読むのにはまったく不向きな巻。
涙をごまかすのが大変!
そして、自分の感情と素直に向き合いたいのに、
嗚咽をこらえないといけないのも大変!
李逵にも泣かされて、泣かされて……語るスペースが全く足りなくて大変!
いや、(私が)暑苦しいから、このくらいでちょうどいいのかな?
それにしても官軍……ジワジワと強くなっていっていますね~。
聞煥章を心配する李富がなんだか不憫だ。
この人、こんなことしましたよー!と告げ口したい。
内容(「BOOK」データベースより)
官は十万以上の兵で、梁山泊への進攻を開始した。流花寨には趙安の軍が押し寄せ、呼延灼、関勝、穆弘がそれを迎え撃つ。呉用は流花寨の防衛に執心するが、官の狙いは別の所にあった。董万の大軍が息を潜め、急襲の秋を待っている。一方、孔明と童猛は官の造船所の襲撃を計画した。強固な防備の中、百名の寡兵で潜入を試みる。そして、ついに董万が疾風の如く動き出した。北方水滸、決死の十三巻。
「水滸伝12 炳乎の章」北方謙三 (集英社文庫)
どこで生きるのか。何のために生きるのか。
彼らの生き様を追いながら、自らの在り様を突きつけられる。
「生きることが旅」
深い言葉だ。
自らの立つ場所を見つけ、受けいられ、そこに命を預けることができる仲間がいる。
心落ち着ける場所での戦を離れた男達の会話がひどく子供じみていて、
なんだかとても微笑ましい。
大人げない会話を繰り出す彼らが、戦場では百戦錬磨の猛将になる。
この巻では、全軍を率いて宋江が出動する。
共に戦った男の想いを抱いて。
自らの立つべき場所をようやく心に決めた関勝。
心は梁山泊に充分に寄り添っていた。
日々の白けた思いとは、これで無縁になるだろう。
捕縛された盧俊義の救出に持てる力以上のものを振り絞った燕青。
盧俊義を死なすまい、と、思っての彼の行為は、
実は死域に入っていた自らを生かすことだったのね、と、
後から気づかされ、鳥肌。
本書とは全く関係ありませんが……
本日の10分程度のお昼寝タイムで公孫勝が夢に出てきました。
ただじーーっとこっちを見てるの。
怖いって!!
そんな夢。
何故公孫勝……
普段夢をみることってほとんどないんですけどねー。
寝てる時まで水滸伝!(笑)
内容(「BOOK」データベースより)
青蓮寺は執拗に闇塩の道の探索を続け、ついに盧俊義の捕縛に成功した。過酷な拷問を受ける盧俊義を救うため、燕青は飛竜軍とともに救出へ向かう。一方、北京大名府に残る闇塩の道の証拠を回収すべく、宋江自らが梁山泊全軍を率いて出動する。それに対して青蓮寺は、雄州の関勝将軍に出陣の命を出した。宣賛と策を練り、梁山泊の盲点を見極めた関勝が静かに進軍する。北方水滸、極限の第十二巻。
「水滸伝11 天地の章」北方謙三 (集英社文庫)
動くな、と言われることは、
駆け続けることに生きることの意味を見出した男にとって、
羽を捥がれるに等しいことだったのかもしれない。
「自分の手で成し得なくて、何の志か」
だから駆ける。駆け続ける。
あの時、彼が無言のままでも頷いていたら、
何かが変わっていただろうか?
おそらく、否、だ。
すべて、運命。
どんなに言い争っても、帰る場所は無二の友の元へ。
その想いが痛い。
杜興の自分を全く分かっていない捻くれっぷりと、
彼を語る史進たちのあたたかい目線が実にいい。
気付けば大がかりな戦をするようになった梁山泊。
彼らはこの先、どこに行きつくのだろう?
田中さんの銀英を読んでいた時も思ったけど、
相対する敵味方の数・布陣の仕方・死者の数。
物語を紡ぎだす作者は、脳内でどんなシュミレーションしているのかしら?
「再読して李逵の可愛さに気付いた!」と友達に言ったら、
「李逵ファンが増えた!」と返ってきたので、「いや、そこまでは……」と否定しておきました。
ほら、私の可愛いはムツゴロウさん的なものだし。
すると、更に返ってきたのが「貴女はもっと李逵が好きになぁる。好きになぁる。好きになぁる」
という、妙な念の籠った呪文。
いや、だからないから(笑)
この巻を読了した後にもかかわらず、大笑いでした。←あれ?余韻台無し!?
内容(「BOOK」データベースより)
梁山泊の頭領の対立が深刻化していた。兵力をもっと蓄えたい宋江。今すぐ攻勢に転じるべきだと主張する晁蓋。しかし、青蓮寺は密かに暗殺の魔手を伸ばしていた。刺客の史文恭は、梁山泊軍にひとり潜入し、静かにその機を待ち続ける。滾る血を抑えきれない晁蓋は、自ら本隊を率いて、双頭山に進攻してきた官軍を一蹴し、さらに平原の城郭を落とした。北方水滸、危急の十一巻。
