忍者ブログ

きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「傭兵の男が女神と呼ばれる世界」野原耳子(アルファポリス)



戦場を渡り歩く傭兵が「女神」として飛ばされた異世界で、
王位を巡る骨肉の争いに巻き込まれる。
彼の周りに集うのは、諸事情を抱えた男たち。
彼らが戦う理由は、自らに与えられた役割と使命、そして私怨のため。
正義を振り翳さないところが潔い。
闘い方を熟知している男が率いるガチンコで容赦ない戦闘描写に
こちらもアドレナリンが出る。
そんな彼が選択した手段でしかないセックス。
だけど。
絡み合う三人が覗かせる心情に、それぞれの心の傷が滲む。
内乱は収まってないし、気になる石の存在はあるし、
何より彼らが作る世界を私も見たい。
だから是非続刊を出してください!

お友だちに教えてもらっていたから「続きもの」という認識で読んだけど、
そうじゃなかったら暴れてたわ(笑)
何度も言うけど何度でも言う。
シリーズ物、続き物には巻数表示が必要です!
……ここで訴えても届かないかな?(笑)

拍手

PR

「最凶の恋人(9)―虎の尾―」水壬楓子 (ビーボーイスラッシュノベルズ)



窮地に陥った遥を救うために自ら足を運んだ柾鷹。
ここまでフットワークの軽い組長ってなかなかいない。
と思ったけど。
それは遥が構成員じゃないから。
柾鷹にとっての唯一無二の恋人だから。
立場とか関係なく守りたい相手なんだということが伺える。
こういうとこ、柾鷹はブレないよね。
まぁ、彼の遥に対する執着の結果が現在の二人か。
全力で守るしかないよね。
教え子が特殊詐欺の犯罪に加担するのを阻止したがためにその元締めから拉致られた遥。
彼の場合は柾鷹が助けにきたけど、
これ、一般人だったらどう切り抜けるんだろう?
そんな状況に陥らないことを願うわ。

拍手

「最凶の恋人(8)―ある訣別―」水壬楓子 (ビーボーイスラッシュノベルズ)



遥が柾鷹と共に生きるということは、
これまで生きてきた世界との柵を捨てるということ。
遥に迫られたのは選択ではなく覚悟。
答えなど、最初から決まっているのだから。
目を逸らさずに直視した遥の凛とした姿勢がひたすらかっこいい。
遥の対処に全てを任せ、ひっそりと見守っていた柾鷹の漢気。
言葉ではなく態度で示したやさしさと水面下でのフォローはかっこよかったよ。
後半は子どもたち視点で。
居場所をなくした能上が千紘たちと打ち解けていくさまが微笑ましい。
でも最後。
某作品から出張してきたお方に持っていかれました。
まさかここで出会えるとは!

いい加減表紙に文句言うのはやめようと思ったけど、やっぱり言う(笑)
この巻の表紙でど真ん中に来るべきは遥。
そして、それは柾鷹に寄りかかっている姿じゃない。
……と、私は思うんだ。

拍手

「星に願いをかけるには」イーライ・イーストン (モノクローム・ロマンス文庫)



孤独の中にいたマイロが星に託した願い事。
そしてそのマイロを見失いかけたジェイソンが星に願った想い。
そんな彼らの恋の行方と並行して語られるのは、
平穏に暮らす町に降りかかった未知のウィルスの脅威。
本人が思っているほど頑なでもクールでもないジェイソン。
彼が押し隠した想いを本能的に察したマイロのジェイソン認識が、
本人の自己認識とかけ離れているところが面白い。
理屈をこねていたジェインがようやく素直になったかと思えば、
その想いをマイロに伝え損なう間の悪さ。
だけど、それは彼だけのせいじゃない。
凶暴な(笑)援護射撃に感謝しないとね。


一話話完結で続いてきての、シリーズ第三弾は
これは次巻に続くと考えて良いのよね?と前のめりになるエンド。
不穏な気配ムンムンで胸がざわざわする。
この町の平穏が壊されることがありませんように。

拍手

「最凶の恋人(7)―組員日記―」水壬楓子 (ビーボーイスラッシュノベルズ)



これまでの作中での出来事が
組の下っ端構成員の日記形式で語られる。
既得の出来事を違った目線で追えるのは、なかなか面白い。
それはそれで本音なんだけど。
特に興味のないキャラの日記はどうでもいいから本編!
という気持ちもなくはない。←正直者。
柾鷹のブツのクローン製作過程はバカすぎて笑う。
けど、アレを一人で無言で作ってたらドン引きするから、
みんなで大騒ぎしながら作る方向でよいと思う。
歯医者は私、張り切っていくんだけどなー。
「麻酔をかけずにそのまま抜いてくれ」は北方のキャラが言いそうだわ。←北方脳。







拍手

「最凶の恋人(6)―例会にて―」水壬楓子 (ビーボーイスラッシュノベルズ)



読み進めるほどに面白くなっていくシリーズ。
窮地にあって尚、遥を表に出さずに守ろうとする柾鷹と、
自らの意志でその場に赴き、柾鷹を煩わせる問題を解決した遥。
ヤクザではない遥が示した男気が半端なくかっこいい。
そして柾鷹が守ろうとしている遥の立ち位置が知れて、柾鷹を見直す。
ヤクザ相手に啖呵きれる梓ちゃんもカッコいい。
この子には遥とずっとこうやってつるんでいてほしいなぁ。
同録は生野と千紘。
腹の底はどうであれ、同級生のために骨を折った二人。
この子たちも読み進めるほどに印象良くなっていくんだよなぁ。
でも、あっちこっちで盛るのはやめよう(笑)


存じ上げている方々がぞろぞろ出てきて、
再読したいリンク作品が増えるって……時間が全く足りてない。
そのうちね。そのうち。
それにしても、表紙の指定って誰がどんな感じでしてるんだろう?
これじゃない!感が半端ないんですけどー。どー。←エコー。

拍手

「最凶の恋人(5)―ある一つの賭け―」水壬楓子 (ビーボーイスラッシュノベルズ)



前巻で柾鷹と共に生きていく覚悟を決めた遥。
今回遥が随所で伺わせたのは「自信」かな。
柾鷹に愛されているという自信。
それをナチュラルに滲ませている感じが、なんかいいなーと思う。
柾鷹に対する信頼は、遥の柾鷹に対する深い想いの表れ。
なのに、遥は絶対にデレない。
最後まで読み切って、ささやかな家電量販店デートで幸せをかみしめる柾鷹が
ちょっとだけ不憫だと思った。
まぁ、好き勝手やっている柾鷹にデレたら余計にめんどくさくなるかな?
拉致された遥を巡ってのやり取りに、
二人の揺るぎない想いが明確に伝わってきたのがすっごく良かった。


友だちと『氷刃の雫』の話をしたのが昨日。
そしたら本作の会話の中で秀島の名前がでてきて、テンションがあがりました。
作品の世界観がリンクしていると、こういうお楽しみがあります♪

拍手

「最凶の恋人(4)―覚悟の日―」水壬楓子 (ビーボーイスラッシュノベルズ)



自分自身では何も変わらないつもりでも。
生活環境が変わり、立場が変わり、
周囲からの自分に対する対応がその立場に見合ったものへと変われば、
自ずと自分自身も変わってくる。
そんな遥の変化が伝わってくる。
そして、その変化の過程の中で遥が自らの意志で心に抱いた覚悟。
それを強いたわけではない柾鷹の度量の広さを改めて思う。
駄犬並みのかまってぶりがうざくても。
遥のことが大好きなのが全力で伝わってくるから憎めない。
やくざに雇用されるデイトレーダー……確かにリスク高すぎてなり手いないのは納得。
でも、相場が読めたら楽しいだろうなぁ、とは思わなくもない。

ディーラーから連想するのは石田衣良の『波のうえの魔術師』。
友だちに貸したら彼女の会社の上司の方も読みたいと。
気軽くお貸ししたら図書カードで返却されてきました。
彼曰く。
「真剣に読んでたら赤線引っ張っちゃった!ごめんなさい」
私はむしろ、どこに赤線を引いたのかが知りたかった(笑)
音痴な組長にデジャブ。
黒羽も音痴だったよね。
花郎さんは谷地さん表紙の『禽獣の系譜』が神作品。
そのうちレビューあげたい。

拍手

「最凶の恋人(3)―蝶々の束縛―」水壬楓子 (ビーボーイスラッシュノベルズ)



前半は子供CP。
千紘が凌辱されてしまったがために
生野が負ってしまった悔恨と負い目。
千紘に対して彼が純粋に「好き」の気持ちだけでは対峙できなくなったことが
なんだかやるせない。
それにしてもの素朴な疑問。
組の跡目を継ぐ千紘の武道のたしなみってどの程度あるんだろう?
大人CPは柾鷹のバカっぷりに拍車がかかり、
遥の柾鷹のあしらい方には年季が入り……と、
なんだかんだ楽しく平和。
柾鷹のエロおやじの側面だけではなく、
極道らしい一面が垣間見られたのは新鮮だった。
ちゃんと仕事(?)してたのね。

性犯罪者に対する処罰はハンムラビの法則で。
……という観点からは理に適っているんだけど。
夢見心地の中での制裁はちょっと甘い気もする。




拍手

「最凶の恋人(2)―地上の楽園―」水壬風子 (ビーボーイスラッシュノベルズ)



俄然面白くなってきたシリーズ第二弾。
自分の意志でアメリカに留学することを決意し、
柾鷹に悟られることなく見事にそれを実行した遥。
自分の人生は、自分の意志で選んで歩んでいる。
そういう自己確認をしたくなる気持ちはわかる。
やり遂げたことが自信になることも。
今回は遥側の柾鷹に対する想いが描かれていて、
二人の在り様がストンと腑に落ちた。
そして、自分勝手に遥を振り回していた柾鷹が、
彼なりの最大限の譲歩で遥の意志を尊重していたのかも。
柾鷹と共に暮らすことを決意した遥。
より神経が太くなってきた気がするのは良いことだと思っておこう。


柾鷹と知紘の全力で大人げない親子喧嘩のシーンが好き。
子どもに「ヨコシマな」と言われる親心……(笑)
手元の全巻を眺めてみて、この表紙、どうにかならなかったのかとため息。
もともと私がこの絵師さんと相性が悪いのもあるんだろうけど、
この表紙のおかげで、私は遥の立ち位置を
「強いられるままに囲われる人」だと曲解したのよね。
自分の意志で戦える人で良かったわ。




拍手

  

カレンダー

04 2026/05 06
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

フリーエリア

プロフィール

HN:
みやこ
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- きままに読書★ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]