きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「オトコギ。」鹿乃しう(ピアスコミックス)
しうこさん最後のコミックス。
「ごった煮」としうこさんはおっしゃっていますが、
色々なシリーズのキャラたちに再会できて、「最後」と腹をくくって本作を手にした読み手としては大変ありがたかったです。
それぞれのエピソードが脳裏を過ぎって、最初から全部読み返したくなるわ~。
この作品が届いた時に目に飛び込んだ「引退」の文字の衝撃の大きさにしばらく読めなかったけど、
こうして読んでみて改めて、鹿乃さんの作品大好きだわ~、と、噛みしめていました。
いままでありがとうございます。
どの作品も、とっても楽しませてもらいました。
描き下ろしのペーパーは応募済。
届くのを楽しみに待ちたいと思います。
全作品を通しての私のイチオシは忍なんだけど、
一番印象に残っているのは何と言っても牧。
彼を上回る愉快な変態にはそうそう出会えない気がする。(笑)
「ごった煮」としうこさんはおっしゃっていますが、
色々なシリーズのキャラたちに再会できて、「最後」と腹をくくって本作を手にした読み手としては大変ありがたかったです。
それぞれのエピソードが脳裏を過ぎって、最初から全部読み返したくなるわ~。
この作品が届いた時に目に飛び込んだ「引退」の文字の衝撃の大きさにしばらく読めなかったけど、
こうして読んでみて改めて、鹿乃さんの作品大好きだわ~、と、噛みしめていました。
いままでありがとうございます。
どの作品も、とっても楽しませてもらいました。
描き下ろしのペーパーは応募済。
届くのを楽しみに待ちたいと思います。
全作品を通しての私のイチオシは忍なんだけど、
一番印象に残っているのは何と言っても牧。
彼を上回る愉快な変態にはそうそう出会えない気がする。(笑)
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「カフネ」阿部暁子(角川)
感じる苦しみも喜びも悲しみも。
それは、自分の中で生まれる感情であって、他者と完全に分かち合うことはできない。
自分の眼を通した誰かが本当は何を思っているのかは、わからないことの方が多いんだと思う。
だから。
思いもよらないその人を知った時、人は困惑する。
だけど、人は理解しあうこともできる。
時には察して手を差し伸べることができるし、発する僅かなサインに気づくことができる。
「生きる」ことがちょっと大変な人たちが、
それでも懸命に生きている姿には打たれるものがある。
そして子供を産み育てる、ということについて深く考えさせられた。
頁を捲るごとに、作中の人たちに対する印象や、
作品世界に対する想いがくるくると変わっていった。
変わるごとに、作品世界にのめり込んでいったお借り本。
自分では買わなかったと思うし、手を出さなかったと思うので、
こうして読めてよかった。とっても良い作品だった。
ありがとう!
それは、自分の中で生まれる感情であって、他者と完全に分かち合うことはできない。
自分の眼を通した誰かが本当は何を思っているのかは、わからないことの方が多いんだと思う。
だから。
思いもよらないその人を知った時、人は困惑する。
だけど、人は理解しあうこともできる。
時には察して手を差し伸べることができるし、発する僅かなサインに気づくことができる。
「生きる」ことがちょっと大変な人たちが、
それでも懸命に生きている姿には打たれるものがある。
そして子供を産み育てる、ということについて深く考えさせられた。
頁を捲るごとに、作中の人たちに対する印象や、
作品世界に対する想いがくるくると変わっていった。
変わるごとに、作品世界にのめり込んでいったお借り本。
自分では買わなかったと思うし、手を出さなかったと思うので、
こうして読めてよかった。とっても良い作品だった。
ありがとう!
『永久磁石の法則』初田しうこ(JUNEコニックス)
1994年発行で私の初田さん(=鹿乃しうこさん)の原点。最初の一作品以外はすべて連作。透明感あふれる、とても綺麗な作品群。大好き。紆余曲折ある人生。どこかに歪んだ傷を抱えている人たちが、抱えた歪みごと誰かと向き合いながら生きていく。でもそれは、誰でもいいわけではなくて、磁石のNとSのように引きあった誰か。いくつかの出会いと別れの果てに、郁生と出逢った雅和。長い時間をかけて成長した彼らの在り様が綺麗な恋愛に昇華されて、郁生の最後のモノローグにほぅっ……と息を吐く読後。後を引く余韻がたまらなく良い。
今でこそBLとして認知されてるけど、JUNE時代は今みたいに堂々と書店で
この類の本を買えなくて、こっそりひっそり生息していた部類の人間です。
でも何故か、お仲間って見つけられちゃうんだよねー。不思議。
そのお仲間と本を貸し借りして、なんだかんだ楽しく生息していました。(笑)
今でこそBLとして認知されてるけど、JUNE時代は今みたいに堂々と書店で
この類の本を買えなくて、こっそりひっそり生息していた部類の人間です。
でも何故か、お仲間って見つけられちゃうんだよねー。不思議。
そのお仲間と本を貸し借りして、なんだかんだ楽しく生息していました。(笑)
「浮世渡らば豆腐で渡れ!」海野幸(キャラ文庫)
楽しく読了のお借り本。とっても好みのお仕事BL。
還暦過ぎても現役バリバリの職人のお爺ちゃんたちとか、大声出せば何とかなると思ってる
一歩間違えたらパワハラ気質の人とか、勢いで物事を押し切れると思ってる若い子とか。
なんか身近にいすぎて超親近感。
今では改善されたけど、昔はウチも残業代がつかないブラックだったからねー。
お爺ちゃんたちと違うのは、うちらは残業代出して!!と散々文句言ってたことかな。
慶一の人との接し方と言うか立ち回り方は見習いたいことがたくさん。
深見の包容力素晴らしい!と思ったけど、背伸びしていた部分もあったんだね。
本音で向き合って更なるアップデートが期待できる二人。お幸せに。
「可愛い」の形容詞は、年齢も性別も関係なく当てはまります!
と迷いなく言わしめる、小冊子とペーパーの慶一の可愛さでした。
還暦過ぎても現役バリバリの職人のお爺ちゃんたちとか、大声出せば何とかなると思ってる
一歩間違えたらパワハラ気質の人とか、勢いで物事を押し切れると思ってる若い子とか。
なんか身近にいすぎて超親近感。
今では改善されたけど、昔はウチも残業代がつかないブラックだったからねー。
お爺ちゃんたちと違うのは、うちらは残業代出して!!と散々文句言ってたことかな。
慶一の人との接し方と言うか立ち回り方は見習いたいことがたくさん。
深見の包容力素晴らしい!と思ったけど、背伸びしていた部分もあったんだね。
本音で向き合って更なるアップデートが期待できる二人。お幸せに。
「可愛い」の形容詞は、年齢も性別も関係なく当てはまります!
と迷いなく言わしめる、小冊子とペーパーの慶一の可愛さでした。
「水族館ガール 2」木宮条太郎
仕事の内容以前に人間関係で躓くのはしんどいよね。
それでも。
異動先での自分の立ち位置は自分で確立していかないといけない。
しんどかったと思うけど逃げずに頑張ったことは、
梶自身の成長のためにもプラスに作用したと思う。
アクアパークでの由香の成長も嬉しい。
野生のイルカと水族館生まれのイルカ。
その違いの説明や、水族館の抱える問題、水槽のガラスの仕組み等々、
学ぶもとこもたくさんあった。
イルカのシンクロ・ライブの臨場感が半端なくて、
彼らがジャンプしている姿が脳裏に浮かぶ。
ニッコリー可愛いよ。
オタリアの給餌風景にはびっくり。
一巻に引き続き、読んでいると水族館に行きたくなる作品。
海遊館、また行きたいなぁ。
アクアマリンふくしまでバックヤードツアーに参加できたのは、
とても良い経験だった。
それでも。
異動先での自分の立ち位置は自分で確立していかないといけない。
しんどかったと思うけど逃げずに頑張ったことは、
梶自身の成長のためにもプラスに作用したと思う。
アクアパークでの由香の成長も嬉しい。
野生のイルカと水族館生まれのイルカ。
その違いの説明や、水族館の抱える問題、水槽のガラスの仕組み等々、
学ぶもとこもたくさんあった。
イルカのシンクロ・ライブの臨場感が半端なくて、
彼らがジャンプしている姿が脳裏に浮かぶ。
ニッコリー可愛いよ。
オタリアの給餌風景にはびっくり。
一巻に引き続き、読んでいると水族館に行きたくなる作品。
海遊館、また行きたいなぁ。
アクアマリンふくしまでバックヤードツアーに参加できたのは、
とても良い経験だった。
「かくしきれない、かわいいひと」切江真琴
恋愛小説としてもお仕事小説としてもとっても楽しく読了のお借り本。
他人の好きなものを否定する権利は誰にもない。
なのに面と向かって好きなものに対する負の言葉をぶつけられたらトラウマになるよね。
だけど。
好きなものを好き!と言うための光毅の努力には脱帽。
二面性のある光毅の両面をちゃんと受け止めてくれた稲見のスタンスはあたたかくて良い。
稲見に対してミツキである自分と光毅である自分の使い分けができなくなっていく過程が
とても自然で、作家さんの表現力のうまさに感心してしまった。
素の自分を晒せるって一番居心地の良い場所だと思う。
あとがきでとっても気になるCPの話してるんですけどー。
ほんわかした主人公CPとは全く違うハラハラドキドキ展開っぽくって素敵。
スピン出て欲しいなぁ。
他人の好きなものを否定する権利は誰にもない。
なのに面と向かって好きなものに対する負の言葉をぶつけられたらトラウマになるよね。
だけど。
好きなものを好き!と言うための光毅の努力には脱帽。
二面性のある光毅の両面をちゃんと受け止めてくれた稲見のスタンスはあたたかくて良い。
稲見に対してミツキである自分と光毅である自分の使い分けができなくなっていく過程が
とても自然で、作家さんの表現力のうまさに感心してしまった。
素の自分を晒せるって一番居心地の良い場所だと思う。
あとがきでとっても気になるCPの話してるんですけどー。
ほんわかした主人公CPとは全く違うハラハラドキドキ展開っぽくって素敵。
スピン出て欲しいなぁ。
「ロリータ」ナボコフ(新潮文庫)
少女への思慕と妄執、愛欲と幻想。
狂おしくやるかたない想いを綺麗な言葉にまぶして綴られたとある男の手記。
……という目線で読めたのは途中まで。
途中から、あ、無理。おっさん、それ無理だわー、となりました。
脳内ではどんなことを考えても、どんな凌辱の限りを尽くしたとしても、
それは当人の自由。
それを言葉にして綴ることも自由表現なんだけど。
俯瞰ではなく、作品世界に没入して本を読むタイプの私は
おっさんの手記には全く共感できず、親和性のかけらもない世界を漂うのは
はっきりいって苦行でした。
ナボコフ、ごめんよ。
そして私、頑張った!
ホント頑張ったわー。
でも、趣味の読書って頑張って読むものじゃないよね。(笑)
【ガーディアン必読127/1000冊】
狂おしくやるかたない想いを綺麗な言葉にまぶして綴られたとある男の手記。
……という目線で読めたのは途中まで。
途中から、あ、無理。おっさん、それ無理だわー、となりました。
脳内ではどんなことを考えても、どんな凌辱の限りを尽くしたとしても、
それは当人の自由。
それを言葉にして綴ることも自由表現なんだけど。
俯瞰ではなく、作品世界に没入して本を読むタイプの私は
おっさんの手記には全く共感できず、親和性のかけらもない世界を漂うのは
はっきりいって苦行でした。
ナボコフ、ごめんよ。
そして私、頑張った!
ホント頑張ったわー。
でも、趣味の読書って頑張って読むものじゃないよね。(笑)
【ガーディアン必読127/1000冊】
「闇の左手」A・K・ル・グィン
読んでいてとても寒かった。
そして、何だかやるせなかった。
人間より過酷な敵として環境が描かれているけれども、
人間の一番厄介な敵は人間だよね?と、断言したくなる。
だけど。
人間に寄り添えるのもまた人間。
それもしっかりと伝わってくる。
二人が色のない白銀の世界をひたすらに歩いて歩き切ったその意味がストンと胸に落ちた瞬間、
作品世界の壮大さが流れ込んできて、一気に面白みと凄さを感じた。
(正直、それまでは頑張って読んでる感が拭えなかった)
1969年の作品。
人間の想像力は無限大だと思う。
古書で入手して読んでいたんだけど、ちっとも進まない。
字が小さくて紙が黄ばんでいるせいだ!と、濡れ衣のような理由をつけ、
2024年発行の本を書店にて購入。(値段が倍ぐらいになっててびっくりした)
で、気づきました。
訳者は変わってないんだけど、文章がちょこちょこ変わってる!
同じ作品は同じ原稿をずっと使い回すものだと思っていたけど、そういうとこ、手を入れるんだ!?と新しい発見。
表紙は新しく買った本の方が断然好き。
【ガーディアン必読126/1000冊】
そして、何だかやるせなかった。
人間より過酷な敵として環境が描かれているけれども、
人間の一番厄介な敵は人間だよね?と、断言したくなる。
だけど。
人間に寄り添えるのもまた人間。
それもしっかりと伝わってくる。
二人が色のない白銀の世界をひたすらに歩いて歩き切ったその意味がストンと胸に落ちた瞬間、
作品世界の壮大さが流れ込んできて、一気に面白みと凄さを感じた。
(正直、それまでは頑張って読んでる感が拭えなかった)
1969年の作品。
人間の想像力は無限大だと思う。
古書で入手して読んでいたんだけど、ちっとも進まない。
字が小さくて紙が黄ばんでいるせいだ!と、濡れ衣のような理由をつけ、
2024年発行の本を書店にて購入。(値段が倍ぐらいになっててびっくりした)
で、気づきました。
訳者は変わってないんだけど、文章がちょこちょこ変わってる!
同じ作品は同じ原稿をずっと使い回すものだと思っていたけど、そういうとこ、手を入れるんだ!?と新しい発見。
表紙は新しく買った本の方が断然好き。
【ガーディアン必読126/1000冊】
「本なら売るほど 2」児島青(ハルタコミックス)
古書店に辿り着いた本は「歴戦のサバイバー」。
この呼称はカッコいい。
断捨離を繰り返した果てに
ウチの本棚に居ついてくれている本たちは「宝物」と心の中で称しています。
その宝物を私以外の人に読んでもらって、感想を聞かせてもらえるのが嬉しい。
ネットに検索することに慣れてしまって、辞書を引くことは滅多になくなった今日この頃。
それでも会社の机の引き出しには小さな辞書が一冊、入っていて、稀に開くことが実はあるので
手放せない。
紹介されている通り「本と人生を巡る短編連作」。
胸にじわっと沁みる話が多い良作。
カバー下も素敵。
『ガダラの豚』。
表紙のインパクト半端ないよね。
ものすごく印象に残ってるけど未読。
いつか手に取ってみよう。
この作品、ずっと気になっていたので貸してくれたお友だちに感謝。
ありがとう。
そして。
「フンを転がせなくなったフンコロガシ」
めっちゃ気になる。
この呼称はカッコいい。
断捨離を繰り返した果てに
ウチの本棚に居ついてくれている本たちは「宝物」と心の中で称しています。
その宝物を私以外の人に読んでもらって、感想を聞かせてもらえるのが嬉しい。
ネットに検索することに慣れてしまって、辞書を引くことは滅多になくなった今日この頃。
それでも会社の机の引き出しには小さな辞書が一冊、入っていて、稀に開くことが実はあるので
手放せない。
紹介されている通り「本と人生を巡る短編連作」。
胸にじわっと沁みる話が多い良作。
カバー下も素敵。
『ガダラの豚』。
表紙のインパクト半端ないよね。
ものすごく印象に残ってるけど未読。
いつか手に取ってみよう。
この作品、ずっと気になっていたので貸してくれたお友だちに感謝。
ありがとう。
そして。
「フンを転がせなくなったフンコロガシ」
めっちゃ気になる。
