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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「本なら売るほど 1」児島青(ハルタコミックス)

新書も古書も買うけれども、
「十月堂」みたいな古書店には、めっきり行かなくなったなぁ。
そもそも、ウチの地元には今どのくらい残ってるんだろう?
本と自分という二方向ではなく、本と店主と自分という三方向での関係性がいいね。
一話一話にそれぞれの人生の断片が描かれていて、内容的にとても深い。
橋本さんが病院で出会ったご婦人、超かっこいい。
あんなふうに年を重ねたい。
作中で自分の持っている本が取り上げられると嬉しくなるのは多分本読みあるある。
特に森茉莉の「枯葉の寝床」でテンションがあがった。好き作品。

書店に行くとトイレに行きたくなることを「青木まりこ現象」と言うことを初めて知ったわ。
ってか、名前付いてたんだ。
読まなくなった本や着なくなった服はリサイクルプラザに持って行くようにしています。
(さすがにBL関係は除く)
特に児童書。
本好きな子供たちが楽しんでくれますように、と言う願いをこめて。

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「小麦の法廷」木内一裕(講談社文庫)

「え、そんなことある!?」と思うことが当たり前のように起きてしまう木内作品。
でも、グイグイ進む展開に引きずられて、
諸々納得づくで楽しませてもらえるのは著者の力量。
おもしろかった。
真っ当な道から大なり小なり外れた大人たちの醸し出す雰囲気が渋いね~。
そんな百戦錬磨の男たちの中に放り込まれても負けていない、25歳新米弁護士の小麦の頑張り。
眼もつぶらず、耳もふさがず、
日和ったり忖度したりしなかった彼女だからこその、津川からの電話。
何故か、勝ったね、と思った瞬間。
良いアシスタントも見込めそうだし、続編あるのかな?







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「校閲ガール ア・ラ・モード」宮木あや子(角川文庫)

校閲ガール・河野悦子の周囲の人たちの人生模様。
それぞれがそれぞれの事情を抱え、
時に理不尽を呑み込み、時にささやかな喜びをかみしめ、
痛みに抉られることもあるけど、笑いあい、
日々働きながらみんな一生懸命生きている。
前作では描かれなかった側面が垣間見え、
より彼らが身近に感じられるようになった。
関係性はそれぞれだけど、
人はやっぱり支え合いながら生きてるんだなーと、しみじみ思う。
本郷先生の奥様は素晴らしい人だった。
エロミスにそんな由来があったとは!
貝塚、ちょっと見直したよ。
女子’s&女子っぽい人の未来に幸あれ。
部長~~!(涙)


米岡氏はページを捲っても捲っても話が始まらなかったりする作品として
『二都物語』をあげていたけど、
私はカフカの『城』をあげたいと思います!
「城、ねぇ、城は何処!?」と思いつつの600ページ越え。
タイトルが『城』じゃなかったら、そんな思いはしなかったんだろうか?
でもやっぱり『城』なんだよね。


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「コルセーア ~月を抱く海 5~」水壬楓子(リンクスロマンス)

『月を抱く海』完結。
途中、紆余曲折あったけど、
世界観ががっちり構築されていたおかげもあって楽しく読了。
様々な問題を対処すべく、陸の上を走り回って奮闘していたプレヴェーサの面々。
「あっちこっち動き回ってその割に実入りはねぇし」とこぼしたレティに、
やっぱり彼らは海賊だよね、と再認識。
ラスト、アヤースが躊躇わずに下した決断はとてもかっこよかった。
終わってみればカナーレの素性は無双状態だったけど、
海の男たちにとってはそんなこと関係ないんだろうね。
在るべき海に戻った彼らのこれからを楽しく思い描きながら読了。

思えば。
観光で船に乗ったことはあっても、
船の旅ってほとんどしたことがないなぁ。
熱海から神津島に行った時くらい?
一度船旅を体験してみたい。
時間に余裕がある時……ってなると、リタイア後?
気が長い話だけど、楽しみにしておこう♪(笑)


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「コルセーア ~月を抱く海 4~」水壬楓子(リンクスロマンス)

謎だったことが解き明かされていく物語の後半戦。
危機を脱したヤーニが、自らの潔白を証明すべく、
潜伏しながらも何だか生き生きとしているのが嬉しい。
権力を持った変態を野放しにすると碌なことにならないのねー。
とりあえず天罰が下ったのでよしとしよう。
そしてもう一人。
正体の分からない粘着質の誰か。
当初のイメージより俗に塗れた感がある暗殺集団・シャルク。
もはや一枚岩ではないか。
彼がカナーレに執着する理由がわからないんだけど、
次巻でそこは明らかになるのかな?
とりあえずカナーレは勝手にウロウロするのはやめた方がいいと思う。

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「翻訳できない世界のことば」エラ・フランシス・サンダース(創元社)

他国の言葉に翻訳する時、一言では表現しきれないような様々な言葉が
イラストと優しい視点からの文章で紹介されている。
日本語から本書で記載されている言葉のひとつに「積読」がある。
自分ならどう説明するのか。考えてみるのも面白い。
翻訳できない言葉をどう言い表すかは著者の感性。
あ、こういうシチュエーションで使うのね、と
想像できるものもあれば、え、どういう時に使うの?と戸惑ってしまう言葉もある。
でもその言葉はそれぞれの国の生活に根付いていて、
その国の人たちは日常生活の中で当たり前のように使っているんだろうね。

たとえば「翻訳できない日本の方言」という本を作るとしたら。
是非「いずい」を取り上げて欲しい宮城県人です。
便利なんだよ~。(笑)


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「コルセーア ~月を抱く海 3~」水壬楓子(リンクスロマンス)

楽しく一気読みしたものの、前巻から引きずった問題案件は何一つ解決せず……
き、気になる!
続き~~!!
今回は意味不明な濡れ場が一瞬で終わったので許容範囲。
気になりポイントを気になる順番に。
謀反の嫌疑をかけられたヤーニがこの窮地をどう乗り切るのか。
(今回はジル、ナイスアシスト)
攫われたアウラの子どもは今、どこにいるのか。
オルセン公が持っていたペンダントは何を意味するのか。
……ん?主役どこいった??
私カナーレにはあんまり興味がないようです。
絶対アヤースの所に戻ると思っているので。

最後の数ページ。
本の左下の部分が折れ曲がっていてしょんぼり。
手を滑らせて落したからかなぁ。
経年の劣化は仕方ないと思うけど、
物理的に傷んでしまうのは何だか忍びない。
買った本をバッグにしまって家路について
ゲリラ豪雨にあってびしょぬれになった時。
本がヨレヨレになってめっちゃがっかりしたことを思い出しました。
今なら検索すると「濡れた本は冷凍すると良い!」と教えてもらえます。
当時の私はそれ以来、本は必ずビニールにいれて持ち歩く様になりました。


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「コルセーア ~月を抱く海 2~」水壬楓子(リンクスロマンス)

誘拐。暗殺未遂。捜索。謀反の疑い。
同時多発的に色々な出来事があちこちで勃発。
それぞれの立場、それぞれの思惑で動く人たち。
場面ごとにそれらをきっちりと書き分けていて、戦闘シーンもカッコいい。
めっちゃ気になるストーリー展開に没入してドキドキワクワク……
の最中の唐突な絡みのシーン。
いらんがな。と、脱力。
無理矢理入れなくもいいんだよー。
それなくても十分おもしろいからー!
と、調子よく進んでいた船から突然振り落とされた気分になって読了。
あ、もったいない。
とはいえ、続きがとっても気になるので、船に這い上がって次巻にいきます。




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「月下のサクラ」柚月裕子(徳間文庫)

シリーズ二作目。
親友の理不尽な死をきっかけに強い決意を持って警察官になった泉。
前作で抱えた理不尽や憤りが、この巻で一気にすっきりする……わけはなかったね。
警察内部に蔓延る組織の闇は深い。
泉の中にも葛藤はある。
戦いは長期戦。
今回泉は移動した部署でチームとして一緒に働く個性強めな仲間と、
信頼できる上司に出会うことになる。
それは何よりの財産。
今後の彼らに期待したい。
それにしたってよ?
ここの警察の金庫管理の杜撰さは、あり得ないレベルなんですけどー!?
そして公安。
そんなに簡単に人を殺しちゃう?
問いただしたい。



暗記力と記憶力の向上。
え、そこって鍛えられるの?
どんなトレーニングすればいいの?
と興味津々。

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「朽ちないサクラ」柚月裕子

再読。
初読の時の読後の憤りは鮮明に覚えていて、
黒幕が誰かもわっかっている。
が。
どんな事件があって何を追っていったらそこに辿り着いたのか。
まったく覚えていなくて、そんな自分にびっくり。
……というわけで、グイグイ引き込まれて一気に読了。
どこかの海賊が究極の二択を迫られてどっちを取る?と聞かれた時、
「どっちもだ」と答えていたけれども。
公安。
それぐらい言ってみやがれ、と思ってしまった。
誰かの犠牲を当たり前のように語る国家の安全。
そんなのはおかしいと、声を上げた泉。
次巻でその後の彼女を見届けねば。

定期的な本棚の断捨離は必須。
その結果、手元に残してある本はおもしろかったから残してあるわけで、
そんな本は何度読んでおおもしろい。
……と、改めて思ってみました。


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