きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「これは報われない恋だ 1」朝陽天満
タイトルから恋愛色強めの作品かと思って読み始める。
ところが、RPG色も濃厚で彼らと一緒にクエストにチャレンジしている感覚で
楽しく突き進んでしまった。
現実世界では高校生の彼らが仮想世界ではプレイヤーとしてゲームに参加し、
授業の合間にゲームに関する情報交換をしたり、
ゲームの世界ではその世界の住人たちや他のプレイヤーたちと交流を持ったりする。
私はゲームをしないので、
アイテムが増えたり、レベルが上がったりとRPGの疑似体験的なことができるのが楽しい。
物語的にはまだ序盤。
謎な部分が多々あり、続きが気になるお借り本。
『ソードアート・オンライン』『アクセル・ワールド』『ログ・ホライズン』。
どれもこれも楽しく読んでいたけど、どれもこれも途中下車。
以前、本棚が飽和した時に巻数が嵩張るシリーズを手放しちゃったんだよね。
巻数は嵩張らないけど一冊で場所を取るという理由で『京極堂シリーズ』も放出。
本棚増設したりもしたけど、そろそろ間引かないといけないので、
今年の努力目標として、本腰を入れた本棚断捨離を決行したいと思います!
ところが、RPG色も濃厚で彼らと一緒にクエストにチャレンジしている感覚で
楽しく突き進んでしまった。
現実世界では高校生の彼らが仮想世界ではプレイヤーとしてゲームに参加し、
授業の合間にゲームに関する情報交換をしたり、
ゲームの世界ではその世界の住人たちや他のプレイヤーたちと交流を持ったりする。
私はゲームをしないので、
アイテムが増えたり、レベルが上がったりとRPGの疑似体験的なことができるのが楽しい。
物語的にはまだ序盤。
謎な部分が多々あり、続きが気になるお借り本。
『ソードアート・オンライン』『アクセル・ワールド』『ログ・ホライズン』。
どれもこれも楽しく読んでいたけど、どれもこれも途中下車。
以前、本棚が飽和した時に巻数が嵩張るシリーズを手放しちゃったんだよね。
巻数は嵩張らないけど一冊で場所を取るという理由で『京極堂シリーズ』も放出。
本棚増設したりもしたけど、そろそろ間引かないといけないので、
今年の努力目標として、本腰を入れた本棚断捨離を決行したいと思います!
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「聖なる黒夜」柴田よしき
再読も複数回になると大分冷静に読めるなーと思いつつ、
それでも。
感情に波風立てずには読むことは、決してできない。
練が関わることに関しては、麻生には韮崎の存在を否定することはできないし、
今の練の在り様を否定することもできない。
その時狂った歯車がいくつあったとしても、
練の狂った軌道は、あの瞬間に韮崎に修正されたのだから。
大人になった私は以前のように麻生を非難する気持ちはないけれども。
だからこそ、やりきれなさに押しつぶされそうになる。
黒い夜に置き去りにされた彼らの物語は、この先どんな着地点を見出すのだろうか?
文庫の方にもレビューは投稿済み。
今回は単行本の方で再読。
23年間引きずったこのやるせなさ。
新刊を読んだら何かが変わるのだろうか?
それでも。
感情に波風立てずには読むことは、決してできない。
練が関わることに関しては、麻生には韮崎の存在を否定することはできないし、
今の練の在り様を否定することもできない。
その時狂った歯車がいくつあったとしても、
練の狂った軌道は、あの瞬間に韮崎に修正されたのだから。
大人になった私は以前のように麻生を非難する気持ちはないけれども。
だからこそ、やりきれなさに押しつぶされそうになる。
黒い夜に置き去りにされた彼らの物語は、この先どんな着地点を見出すのだろうか?
文庫の方にもレビューは投稿済み。
今回は単行本の方で再読。
23年間引きずったこのやるせなさ。
新刊を読んだら何かが変わるのだろうか?
「ジョヴァンニの部屋」ボールドウィン(白水Uブックス)
デイヴィッドはジョヴァンニに対して不誠実であり、
そしてヘラに対して不実であった。
せめて、どちらかに対して誠実であれば、
この悲劇は防げたのだろうか?
デイヴィッドが真の自己と向き合うことを怖れたが故の逃避と開き直りによって
ジョヴァンニもヘラも傷を負った。
それを受けての彼の悲しみは自己憐憫でしかなく、
二人のために嘆いているわけではないのだ。
自分に対して誠実に向き合ってくれる人と出会えたのならば、
ジョヴァンニは幸せになれたのだろうか?
だけど彼はデイヴィッドを選んだ。
それを不幸と言ってしまったら彼は報われない、と、やるせないため息の読後。
ギロチンってフランス革命のイメージが鮮烈なんだけど、
1981年まで実際に使用されていたことを今回調べて知りました。
私の感覚だと、え、そんな最近まで?って感じでびっくり。
【ガーディアン必読128/1000冊】
そしてヘラに対して不実であった。
せめて、どちらかに対して誠実であれば、
この悲劇は防げたのだろうか?
デイヴィッドが真の自己と向き合うことを怖れたが故の逃避と開き直りによって
ジョヴァンニもヘラも傷を負った。
それを受けての彼の悲しみは自己憐憫でしかなく、
二人のために嘆いているわけではないのだ。
自分に対して誠実に向き合ってくれる人と出会えたのならば、
ジョヴァンニは幸せになれたのだろうか?
だけど彼はデイヴィッドを選んだ。
それを不幸と言ってしまったら彼は報われない、と、やるせないため息の読後。
ギロチンってフランス革命のイメージが鮮烈なんだけど、
1981年まで実際に使用されていたことを今回調べて知りました。
私の感覚だと、え、そんな最近まで?って感じでびっくり。
【ガーディアン必読128/1000冊】
「オトコギ。」鹿乃しう(ピアスコミックス)
しうこさん最後のコミックス。
「ごった煮」としうこさんはおっしゃっていますが、
色々なシリーズのキャラたちに再会できて、「最後」と腹をくくって本作を手にした読み手としては大変ありがたかったです。
それぞれのエピソードが脳裏を過ぎって、最初から全部読み返したくなるわ~。
この作品が届いた時に目に飛び込んだ「引退」の文字の衝撃の大きさにしばらく読めなかったけど、
こうして読んでみて改めて、鹿乃さんの作品大好きだわ~、と、噛みしめていました。
いままでありがとうございます。
どの作品も、とっても楽しませてもらいました。
描き下ろしのペーパーは応募済。
届くのを楽しみに待ちたいと思います。
全作品を通しての私のイチオシは忍なんだけど、
一番印象に残っているのは何と言っても牧。
彼を上回る愉快な変態にはそうそう出会えない気がする。(笑)
「ごった煮」としうこさんはおっしゃっていますが、
色々なシリーズのキャラたちに再会できて、「最後」と腹をくくって本作を手にした読み手としては大変ありがたかったです。
それぞれのエピソードが脳裏を過ぎって、最初から全部読み返したくなるわ~。
この作品が届いた時に目に飛び込んだ「引退」の文字の衝撃の大きさにしばらく読めなかったけど、
こうして読んでみて改めて、鹿乃さんの作品大好きだわ~、と、噛みしめていました。
いままでありがとうございます。
どの作品も、とっても楽しませてもらいました。
描き下ろしのペーパーは応募済。
届くのを楽しみに待ちたいと思います。
全作品を通しての私のイチオシは忍なんだけど、
一番印象に残っているのは何と言っても牧。
彼を上回る愉快な変態にはそうそう出会えない気がする。(笑)
「カフネ」阿部暁子(角川)
感じる苦しみも喜びも悲しみも。
それは、自分の中で生まれる感情であって、他者と完全に分かち合うことはできない。
自分の眼を通した誰かが本当は何を思っているのかは、わからないことの方が多いんだと思う。
だから。
思いもよらないその人を知った時、人は困惑する。
だけど、人は理解しあうこともできる。
時には察して手を差し伸べることができるし、発する僅かなサインに気づくことができる。
「生きる」ことがちょっと大変な人たちが、
それでも懸命に生きている姿には打たれるものがある。
そして子供を産み育てる、ということについて深く考えさせられた。
頁を捲るごとに、作中の人たちに対する印象や、
作品世界に対する想いがくるくると変わっていった。
変わるごとに、作品世界にのめり込んでいったお借り本。
自分では買わなかったと思うし、手を出さなかったと思うので、
こうして読めてよかった。とっても良い作品だった。
ありがとう!
それは、自分の中で生まれる感情であって、他者と完全に分かち合うことはできない。
自分の眼を通した誰かが本当は何を思っているのかは、わからないことの方が多いんだと思う。
だから。
思いもよらないその人を知った時、人は困惑する。
だけど、人は理解しあうこともできる。
時には察して手を差し伸べることができるし、発する僅かなサインに気づくことができる。
「生きる」ことがちょっと大変な人たちが、
それでも懸命に生きている姿には打たれるものがある。
そして子供を産み育てる、ということについて深く考えさせられた。
頁を捲るごとに、作中の人たちに対する印象や、
作品世界に対する想いがくるくると変わっていった。
変わるごとに、作品世界にのめり込んでいったお借り本。
自分では買わなかったと思うし、手を出さなかったと思うので、
こうして読めてよかった。とっても良い作品だった。
ありがとう!
『永久磁石の法則』初田しうこ(JUNEコニックス)
1994年発行で私の初田さん(=鹿乃しうこさん)の原点。最初の一作品以外はすべて連作。透明感あふれる、とても綺麗な作品群。大好き。紆余曲折ある人生。どこかに歪んだ傷を抱えている人たちが、抱えた歪みごと誰かと向き合いながら生きていく。でもそれは、誰でもいいわけではなくて、磁石のNとSのように引きあった誰か。いくつかの出会いと別れの果てに、郁生と出逢った雅和。長い時間をかけて成長した彼らの在り様が綺麗な恋愛に昇華されて、郁生の最後のモノローグにほぅっ……と息を吐く読後。後を引く余韻がたまらなく良い。
今でこそBLとして認知されてるけど、JUNE時代は今みたいに堂々と書店で
この類の本を買えなくて、こっそりひっそり生息していた部類の人間です。
でも何故か、お仲間って見つけられちゃうんだよねー。不思議。
そのお仲間と本を貸し借りして、なんだかんだ楽しく生息していました。(笑)
今でこそBLとして認知されてるけど、JUNE時代は今みたいに堂々と書店で
この類の本を買えなくて、こっそりひっそり生息していた部類の人間です。
でも何故か、お仲間って見つけられちゃうんだよねー。不思議。
そのお仲間と本を貸し借りして、なんだかんだ楽しく生息していました。(笑)
「浮世渡らば豆腐で渡れ!」海野幸(キャラ文庫)
楽しく読了のお借り本。とっても好みのお仕事BL。
還暦過ぎても現役バリバリの職人のお爺ちゃんたちとか、大声出せば何とかなると思ってる
一歩間違えたらパワハラ気質の人とか、勢いで物事を押し切れると思ってる若い子とか。
なんか身近にいすぎて超親近感。
今では改善されたけど、昔はウチも残業代がつかないブラックだったからねー。
お爺ちゃんたちと違うのは、うちらは残業代出して!!と散々文句言ってたことかな。
慶一の人との接し方と言うか立ち回り方は見習いたいことがたくさん。
深見の包容力素晴らしい!と思ったけど、背伸びしていた部分もあったんだね。
本音で向き合って更なるアップデートが期待できる二人。お幸せに。
「可愛い」の形容詞は、年齢も性別も関係なく当てはまります!
と迷いなく言わしめる、小冊子とペーパーの慶一の可愛さでした。
還暦過ぎても現役バリバリの職人のお爺ちゃんたちとか、大声出せば何とかなると思ってる
一歩間違えたらパワハラ気質の人とか、勢いで物事を押し切れると思ってる若い子とか。
なんか身近にいすぎて超親近感。
今では改善されたけど、昔はウチも残業代がつかないブラックだったからねー。
お爺ちゃんたちと違うのは、うちらは残業代出して!!と散々文句言ってたことかな。
慶一の人との接し方と言うか立ち回り方は見習いたいことがたくさん。
深見の包容力素晴らしい!と思ったけど、背伸びしていた部分もあったんだね。
本音で向き合って更なるアップデートが期待できる二人。お幸せに。
「可愛い」の形容詞は、年齢も性別も関係なく当てはまります!
と迷いなく言わしめる、小冊子とペーパーの慶一の可愛さでした。
「水族館ガール 2」木宮条太郎
仕事の内容以前に人間関係で躓くのはしんどいよね。
それでも。
異動先での自分の立ち位置は自分で確立していかないといけない。
しんどかったと思うけど逃げずに頑張ったことは、
梶自身の成長のためにもプラスに作用したと思う。
アクアパークでの由香の成長も嬉しい。
野生のイルカと水族館生まれのイルカ。
その違いの説明や、水族館の抱える問題、水槽のガラスの仕組み等々、
学ぶもとこもたくさんあった。
イルカのシンクロ・ライブの臨場感が半端なくて、
彼らがジャンプしている姿が脳裏に浮かぶ。
ニッコリー可愛いよ。
オタリアの給餌風景にはびっくり。
一巻に引き続き、読んでいると水族館に行きたくなる作品。
海遊館、また行きたいなぁ。
アクアマリンふくしまでバックヤードツアーに参加できたのは、
とても良い経験だった。
それでも。
異動先での自分の立ち位置は自分で確立していかないといけない。
しんどかったと思うけど逃げずに頑張ったことは、
梶自身の成長のためにもプラスに作用したと思う。
アクアパークでの由香の成長も嬉しい。
野生のイルカと水族館生まれのイルカ。
その違いの説明や、水族館の抱える問題、水槽のガラスの仕組み等々、
学ぶもとこもたくさんあった。
イルカのシンクロ・ライブの臨場感が半端なくて、
彼らがジャンプしている姿が脳裏に浮かぶ。
ニッコリー可愛いよ。
オタリアの給餌風景にはびっくり。
一巻に引き続き、読んでいると水族館に行きたくなる作品。
海遊館、また行きたいなぁ。
アクアマリンふくしまでバックヤードツアーに参加できたのは、
とても良い経験だった。
「かくしきれない、かわいいひと」切江真琴
恋愛小説としてもお仕事小説としてもとっても楽しく読了のお借り本。
他人の好きなものを否定する権利は誰にもない。
なのに面と向かって好きなものに対する負の言葉をぶつけられたらトラウマになるよね。
だけど。
好きなものを好き!と言うための光毅の努力には脱帽。
二面性のある光毅の両面をちゃんと受け止めてくれた稲見のスタンスはあたたかくて良い。
稲見に対してミツキである自分と光毅である自分の使い分けができなくなっていく過程が
とても自然で、作家さんの表現力のうまさに感心してしまった。
素の自分を晒せるって一番居心地の良い場所だと思う。
あとがきでとっても気になるCPの話してるんですけどー。
ほんわかした主人公CPとは全く違うハラハラドキドキ展開っぽくって素敵。
スピン出て欲しいなぁ。
他人の好きなものを否定する権利は誰にもない。
なのに面と向かって好きなものに対する負の言葉をぶつけられたらトラウマになるよね。
だけど。
好きなものを好き!と言うための光毅の努力には脱帽。
二面性のある光毅の両面をちゃんと受け止めてくれた稲見のスタンスはあたたかくて良い。
稲見に対してミツキである自分と光毅である自分の使い分けができなくなっていく過程が
とても自然で、作家さんの表現力のうまさに感心してしまった。
素の自分を晒せるって一番居心地の良い場所だと思う。
あとがきでとっても気になるCPの話してるんですけどー。
ほんわかした主人公CPとは全く違うハラハラドキドキ展開っぽくって素敵。
スピン出て欲しいなぁ。
「ロリータ」ナボコフ(新潮文庫)
少女への思慕と妄執、愛欲と幻想。
狂おしくやるかたない想いを綺麗な言葉にまぶして綴られたとある男の手記。
……という目線で読めたのは途中まで。
途中から、あ、無理。おっさん、それ無理だわー、となりました。
脳内ではどんなことを考えても、どんな凌辱の限りを尽くしたとしても、
それは当人の自由。
それを言葉にして綴ることも自由表現なんだけど。
俯瞰ではなく、作品世界に没入して本を読むタイプの私は
おっさんの手記には全く共感できず、親和性のかけらもない世界を漂うのは
はっきりいって苦行でした。
ナボコフ、ごめんよ。
そして私、頑張った!
ホント頑張ったわー。
でも、趣味の読書って頑張って読むものじゃないよね。(笑)
【ガーディアン必読127/1000冊】
狂おしくやるかたない想いを綺麗な言葉にまぶして綴られたとある男の手記。
……という目線で読めたのは途中まで。
途中から、あ、無理。おっさん、それ無理だわー、となりました。
脳内ではどんなことを考えても、どんな凌辱の限りを尽くしたとしても、
それは当人の自由。
それを言葉にして綴ることも自由表現なんだけど。
俯瞰ではなく、作品世界に没入して本を読むタイプの私は
おっさんの手記には全く共感できず、親和性のかけらもない世界を漂うのは
はっきりいって苦行でした。
ナボコフ、ごめんよ。
そして私、頑張った!
ホント頑張ったわー。
でも、趣味の読書って頑張って読むものじゃないよね。(笑)
【ガーディアン必読127/1000冊】
