きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
カテゴリー「BL小説」の記事一覧
- 2025.10.18 「コルセーア ~風の暗殺者~」水壬楓子(リンクスロマンス)
- 2025.10.15 「コルセーア 下」水壬楓子(リンクスロマンス)
- 2025.10.13 「コルセーア 上」水壬楓子(リンクスロマンス)
- 2025.10.03 「ふたりでつくるハッピーエンド」安西リカ(ディアプラス文庫)
- 2025.09.17 「舞台裏のシンデレラ」安西リカ(ディアプラス文庫)
- 2025.09.15 「人魚姫のハイヒール」安西リカ(ディアプラス文庫)
- 2025.08.30 「毒を喰らわば皿まで 木曜日生まれの子供達」アルファポリス
- 2025.08.24 「ビューティフル・ガーデン」安西リカ(ディアプラス文庫)
- 2025.08.20 「何度でもリフレイン」安西リカ(キャラ文庫)
- 2025.08.14 「ロマンチックバージョン」安西リカ(キャラ文庫)
「コルセーア 下」水壬楓子(リンクスロマンス)
カナールの過去の因縁に巻き込まれるように攫われたアウラ。
彼女を救出するために奔走する中での、カナールとアヤースとの関係性の再構築。
これまでは状況に流されるように身体を重ねてきた二人だけど、
ここにきてそれぞれが抱える想いと向き合わざるを得なくなる。
どうしたいのか。
どうありたいのか。
相手のことをどう想っているのか。
業火に巻かれて朽ち果てようとしたカナールに対するアヤースの言葉に
思わず泣きそうになってしまった。
この先も色々あるだろうけど、二人で乗り越えていって欲しい。
若い二人の情熱的な熱い想いとは対照的な年上CPの静かなる想いも良かった。
「コルセーア」ってどういう意味だろう?とずっと思っていたので、
あとがきでちゃんと説明してくれていてすっきりしました。
なるほどー。
彼女を救出するために奔走する中での、カナールとアヤースとの関係性の再構築。
これまでは状況に流されるように身体を重ねてきた二人だけど、
ここにきてそれぞれが抱える想いと向き合わざるを得なくなる。
どうしたいのか。
どうありたいのか。
相手のことをどう想っているのか。
業火に巻かれて朽ち果てようとしたカナールに対するアヤースの言葉に
思わず泣きそうになってしまった。
この先も色々あるだろうけど、二人で乗り越えていって欲しい。
若い二人の情熱的な熱い想いとは対照的な年上CPの静かなる想いも良かった。
「コルセーア」ってどういう意味だろう?とずっと思っていたので、
あとがきでちゃんと説明してくれていてすっきりしました。
なるほどー。
「コルセーア 上」水壬楓子(リンクスロマンス)
緻密に作り上げられた世界観。
魅力的なキャラ。
テンポよく進んでいくストーリー。
文句なしで面白い。
上下二段組みのボリュームも嬉しくて、一気読み。
海賊の中に参謀として身を置きながら、
生きる気力をなくしてしまっていたカナーレ。
ふとした出来事から死に場所を求めるような彼に命の炎を吹き込んだアヤース。
凄惨な過去と抱えていた想いを吐き出すことができたのは、カナーレにとっては良かったんだと思う。
そして、それを受け止めるだけの度量がアヤースにあって良かった。
彼らに窮地が訪れたところで次巻へ。
全巻積んであるので安心して読めるのが嬉しい。
積んでいる本に手を出すタイミングって自分でもよくわからない。
これと言った理由はなくて、唐突に「これ読みたい!」と思って手を出すことがほとんどかな。
読みたいと思った時が読み時。
積読は宝の山。(笑)
魅力的なキャラ。
テンポよく進んでいくストーリー。
文句なしで面白い。
上下二段組みのボリュームも嬉しくて、一気読み。
海賊の中に参謀として身を置きながら、
生きる気力をなくしてしまっていたカナーレ。
ふとした出来事から死に場所を求めるような彼に命の炎を吹き込んだアヤース。
凄惨な過去と抱えていた想いを吐き出すことができたのは、カナーレにとっては良かったんだと思う。
そして、それを受け止めるだけの度量がアヤースにあって良かった。
彼らに窮地が訪れたところで次巻へ。
全巻積んであるので安心して読めるのが嬉しい。
積んでいる本に手を出すタイミングって自分でもよくわからない。
これと言った理由はなくて、唐突に「これ読みたい!」と思って手を出すことがほとんどかな。
読みたいと思った時が読み時。
積読は宝の山。(笑)
「舞台裏のシンデレラ」安西リカ(ディアプラス文庫)
日々を全力で過ごす佳衣史のパワフルで積極的なその言動の裏側には、
10代で亡くなった姉に対する複雑な想いが絡まっていた。
一方、大手術を乗り越えて、健康を取り戻した時生。
それぞれの事情で常に「死」を意識せざるを得ない状況下で生きてきた佳衣史と時生。
関係性を鑑みれば、偶然の出会いでありつつも運命的な何かを感じちゃうよね。
三人分の人形の件はなんだかホロリとするものがあった。
時生の性格がとっても良くて、佳衣史に対する甘やかし方が素敵。
「離れられない」を自覚する二人の在り様は依存ではなく共存。
この先の益々素敵な大人になっていくんだろうなぁ。
「人魚姫のハイヒール」のスピンオフ。
前作未読でも無問題と安西さんはおっしゃっておりますが、
キャラ同士の関係性や経緯がわかるので、前作を読んでからの方がより楽しめるかと。
10代で亡くなった姉に対する複雑な想いが絡まっていた。
一方、大手術を乗り越えて、健康を取り戻した時生。
それぞれの事情で常に「死」を意識せざるを得ない状況下で生きてきた佳衣史と時生。
関係性を鑑みれば、偶然の出会いでありつつも運命的な何かを感じちゃうよね。
三人分の人形の件はなんだかホロリとするものがあった。
時生の性格がとっても良くて、佳衣史に対する甘やかし方が素敵。
「離れられない」を自覚する二人の在り様は依存ではなく共存。
この先の益々素敵な大人になっていくんだろうなぁ。
「人魚姫のハイヒール」のスピンオフ。
前作未読でも無問題と安西さんはおっしゃっておりますが、
キャラ同士の関係性や経緯がわかるので、前作を読んでからの方がより楽しめるかと。
「人魚姫のハイヒール」安西リカ(ディアプラス文庫)
正直、ボタンを掛け違えたまま突き進んでいくこの二人、どうなるんだろう?と思っていたわけですが。
関係性が深まるにつれ、自己完結している彼らの諦めをもどかしく感じ、
だけど、自分の中に芽生えた「好き」の気持ちと一生懸命向き合う彼らが愛おしくなっていくというホップ・ステップ・ジャンプ。
自分の「好き」の気持ちを押し付けるのではなく、相手のことを思いやっての行動や告白はとても気持ちが良い。
そして、「友だちまで好感度を戻して信頼回復」という加賀谷のプランが微笑ましい。
そして「余力を残して仕事する」姿勢には大賛成です!
「何故化粧をしなければいけないのか。化粧をする意味を教えて欲しい」
と、クエスチョンを投げかけられたつい最近。
ありきたりな答えしか返せなかった。
これだ!っていう明確な答えってないよね。
関係性が深まるにつれ、自己完結している彼らの諦めをもどかしく感じ、
だけど、自分の中に芽生えた「好き」の気持ちと一生懸命向き合う彼らが愛おしくなっていくというホップ・ステップ・ジャンプ。
自分の「好き」の気持ちを押し付けるのではなく、相手のことを思いやっての行動や告白はとても気持ちが良い。
そして、「友だちまで好感度を戻して信頼回復」という加賀谷のプランが微笑ましい。
そして「余力を残して仕事する」姿勢には大賛成です!
「何故化粧をしなければいけないのか。化粧をする意味を教えて欲しい」
と、クエスチョンを投げかけられたつい最近。
ありきたりな答えしか返せなかった。
これだ!っていう明確な答えってないよね。
「毒を喰らわば皿まで 木曜日生まれの子供達」アルファポリス
次世代を担う子供たちがすくすくと育っているのが嬉しい。
しかも、育む絆は多国間交流。
微笑ましいね。
その一方で、刻一刻と迫るアンドリムの命の期限。
でも、それを自らの意思で是としている彼には悲壮感はない。
ヨルガと過ごす時間は変わらず甘くて濃密。
「最後の遺産」と言われる今回の遠征。
アンドリムの行くところ、トラブルあり。
違うか。
トラブルがあるところに彼が引き寄せられる。
まだまだ彼の物語を読み続けたいと思うけど、ここまで読んできた私たちは終着点を知っている。
だから、この幸せが少しでも続くことを願うのみ。
特典迄含めて楽しく読了。
その日、本が届くのがわかってるから定時で帰る気満々だったのに!
残業とは!
帰りたーい!!!!
まぁ、仕方ないよね。仕事するよ。
でも、本を受け取ったら今度は読むのが惜しくなってしまった。
読んだらお楽しみが終わってしまう…
そんな好きシリーズ。
しかも、育む絆は多国間交流。
微笑ましいね。
その一方で、刻一刻と迫るアンドリムの命の期限。
でも、それを自らの意思で是としている彼には悲壮感はない。
ヨルガと過ごす時間は変わらず甘くて濃密。
「最後の遺産」と言われる今回の遠征。
アンドリムの行くところ、トラブルあり。
違うか。
トラブルがあるところに彼が引き寄せられる。
まだまだ彼の物語を読み続けたいと思うけど、ここまで読んできた私たちは終着点を知っている。
だから、この幸せが少しでも続くことを願うのみ。
特典迄含めて楽しく読了。
その日、本が届くのがわかってるから定時で帰る気満々だったのに!
残業とは!
帰りたーい!!!!
まぁ、仕方ないよね。仕事するよ。
でも、本を受け取ったら今度は読むのが惜しくなってしまった。
読んだらお楽しみが終わってしまう…
そんな好きシリーズ。
「ビューティフル・ガーデン」安西リカ(ディアプラス文庫)
倫が抱えた、どうしても譲れないこだわり。
それは、独りよがりの身勝手なものではなく、
過去の経験から学んだ自分自身を守るための手段。
一方、伊東が頑なに自分の本心を隠そうとしてきたのにもまた、
切実な理由がある。
相容れない真逆の想いを抱えたふたりが、
この先もずっと一緒にいるために示した歩み寄り。
心の機微が染み入るように伝わってきて、とても良かった。
その変化の延長で、絶縁状態だった家族に対して、倫がそれぞれへの贈り物を思い描くシーンで思わず涙。
お互いにとって素敵な出会いだったんだなぁ。
仕事面でも読み応えがあって、楽しく読了。
(ゲイバーに)「彼氏の自慢しに来る変なやつって、俺?」
「おまえだよ!」
この件、めっちゃ好き。
読み始めの印象はあまりよくなかったんだけど、
読み進めていくうちにどんどん好きになっていた作品だった。
うまいなー。
それは、独りよがりの身勝手なものではなく、
過去の経験から学んだ自分自身を守るための手段。
一方、伊東が頑なに自分の本心を隠そうとしてきたのにもまた、
切実な理由がある。
相容れない真逆の想いを抱えたふたりが、
この先もずっと一緒にいるために示した歩み寄り。
心の機微が染み入るように伝わってきて、とても良かった。
その変化の延長で、絶縁状態だった家族に対して、倫がそれぞれへの贈り物を思い描くシーンで思わず涙。
お互いにとって素敵な出会いだったんだなぁ。
仕事面でも読み応えがあって、楽しく読了。
(ゲイバーに)「彼氏の自慢しに来る変なやつって、俺?」
「おまえだよ!」
この件、めっちゃ好き。
読み始めの印象はあまりよくなかったんだけど、
読み進めていくうちにどんどん好きになっていた作品だった。
うまいなー。
「何度でもリフレイン」安西リカ(キャラ文庫)
「出会うのが少し早すぎたかも」
この言葉、刺さったなー。
10年前はうまくいかなかった恋。
だけど。
10年後に彼らは再び出会った。
好きの気持ちを引きずったまま。
過去回想と今リアルに揺れ動く気持ちの反復描写が丁寧に描かれていて、
たとえ再会できなかったとしても、
彼らはお互いをずっとずっと好きなままだったんだろう、ということが伝わってくる。
若さも、そして当時の情況も、彼らから余裕を奪っていたんだと思う。
別れを経て、大人になって再び出会った二人。
佳史のアプローチ、めっちゃ良かった。
諦めないでくれて良かった。
やるべきときにやれることをやらなかったら、
多分一生後悔する。
「もしもあの時ああしてたら?」と後悔するよりも
チャレンジして失敗する方がまだ納得はいく。
この言葉、刺さったなー。
10年前はうまくいかなかった恋。
だけど。
10年後に彼らは再び出会った。
好きの気持ちを引きずったまま。
過去回想と今リアルに揺れ動く気持ちの反復描写が丁寧に描かれていて、
たとえ再会できなかったとしても、
彼らはお互いをずっとずっと好きなままだったんだろう、ということが伝わってくる。
若さも、そして当時の情況も、彼らから余裕を奪っていたんだと思う。
別れを経て、大人になって再び出会った二人。
佳史のアプローチ、めっちゃ良かった。
諦めないでくれて良かった。
やるべきときにやれることをやらなかったら、
多分一生後悔する。
「もしもあの時ああしてたら?」と後悔するよりも
チャレンジして失敗する方がまだ納得はいく。
「ロマンチックバージョン」安西リカ(キャラ文庫)
来るもの拒まず、去る者追わず。
恋愛に対してそんなスタンスで応じてきた綾瀬の、恋愛成長物語。(私主観)
無自覚な不誠実。
それに気づけて良かったと思うし、そんな自分を顧みてどうしたらいいか模索する姿には
好感が持てた。
淳史はそれで嫌な想いをしただろうに、綾瀬を悪く言わなかったなー。
終始一貫して綾瀬に対する想いがブレなかった淳史。
淳史が好意を向けてくれたからこその綾瀬の気付き。
ペーパーまで読んで彼の変化にはひたすら感心するし、
良い関係を築いていったなーと思う。
二人で丁寧に育てていった恋模様。
読後に笑顔になれる作品だった。
「引っ掛かりがない」の真意は説明されれば納得だけど、
それがないとわかりづらいよー。
良い事言ってるのにね。
作中で出てきた『翻訳できない世界のことば』。
読友さんたちの高評価レビューを思い出し、改めて手に取ってみたくなった。
恋愛に対してそんなスタンスで応じてきた綾瀬の、恋愛成長物語。(私主観)
無自覚な不誠実。
それに気づけて良かったと思うし、そんな自分を顧みてどうしたらいいか模索する姿には
好感が持てた。
淳史はそれで嫌な想いをしただろうに、綾瀬を悪く言わなかったなー。
終始一貫して綾瀬に対する想いがブレなかった淳史。
淳史が好意を向けてくれたからこその綾瀬の気付き。
ペーパーまで読んで彼の変化にはひたすら感心するし、
良い関係を築いていったなーと思う。
二人で丁寧に育てていった恋模様。
読後に笑顔になれる作品だった。
「引っ掛かりがない」の真意は説明されれば納得だけど、
それがないとわかりづらいよー。
良い事言ってるのにね。
作中で出てきた『翻訳できない世界のことば』。
読友さんたちの高評価レビューを思い出し、改めて手に取ってみたくなった。
