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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「RDC―レッド ドア クラブ―」水壬楓子(リンクスロマンス)




宿無し一文無しの直十が謎めいた男・廿楽と出会い、
自分の人生を立て直す物語。
マイフェアレディ……というより、育てゲー的な印象。
細かい事はつっこまないこと。
そうすると、テンポの良さとキャラの立ち回りのうまさで、
ものすごく楽しく読めます。
ああ、でも言いたい。
ハードボイルドの定義ってそうじゃないのよー!
それはただのエロオヤジなの!
でもね。悔しいけどこのエロオヤジが半端なくカッコいいのです!
←渋いおじさま大好き。
あだ名が「若頭」の強面なのに、その中身はかまいたがりの溺愛系な廿楽が
とっても素敵。
次巻はどんな素敵なおじさまが登場するのかしら?


「誰かに頼りたいとは思わなかった」
と言うのなら、もっと生活管理しっかりしようか。
それができないのは「甘え」でしかないんだよー。
と、なんか最初っから直十にはイラっとしたのでした。
でも、廿楽と出会えたのは彼にとって人生最大の幸せだと思う。
「生活すること」をちゃんと教えてもらえたのだから。





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「約束」河南さらさ (ガッシュ文庫)



自分は覚えている。
交わした会話もその時の表情も触れ合った体温ですら覚えている。
大切に育んだ想いは変わらない。
だけど、彼からはその記憶は抜け落ちていて、
あの時のように触れることはできない。
手を伸ばせば触れ合えるところに彼はいるのに……。
うわーん。切なさマックス。
胸が軋んで、彼らの優しさと思いやりに泣きそうになって。
曝け出した感情が刺さって、ラストに安堵。
人を寄せ付けなかった有也に対する颯の近づき方がとても好き。
他人には決して見せることのなかった颯の心の傷。
それを隠してああやって笑っていられる颯は強いと思った。

鵜飼のスピンがとても読みたいお借り本。出ないかなぁ。
石田とお友だちになって一緒に飲みにいきたい。
「瞳ともう一度、もう一度恋ができる」(@キャッツアイ)
という俊夫の言葉に号泣した過去を思い出してみました。


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「王たちの蹶起~叛獄の王子3~」 (モノクローム・ロマンス文庫)



完結巻。
タイトルに全てが集約されている。
破綻のないストーリー展開は読み応え抜群。
陰謀に嵌められ、苦境に立たされた二人の王子。
互いに向けられる憎しみと因縁。
互いを知るほどに培われる信頼と情愛。
相反する想いに折り合いをつけるためには、一度剣を手にぶつかり合う必要があった。
甘くて穏やかな時間も束の間、手に汗握る窮地へ。
最後の最後までドキドキしっぱなしっで、
苦しかったりもったいなかったりで一気に読めなかった。
努力と気力で運命を勝ち取ったローレントの生き方は
余りにも痛々しいものだったけど
デイメンの情愛に包まれて穏やかに凪ぐといい。



もっと読みたいなぁ、
これからの二人の物語をまだまだ追っていきたいなぁ、
と、こんなにも切望した作品は久々。
巡り巡る「兄殺し」。
着地点がうますぎて、なんと言ったら。
後半部分、もっとじっくり書いてくれても良かったのよ~~!と、ジタバタ。
好きなシーンが何か所かあって、何回か戻って読み耽っちゃったよね。
一気読みが常なので、
途中でこういう読み方をするのも私的にはとてもとても珍しい。
再読必須の面白さでした!








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「ひとりごとの恋」榎田尤利(SHY NOVELS)



割り込み方があまりにも強引で身勝手で。
この男最低~!という第一印象を見事に覆した悦巳。
菱田もそうやって気持ちが悦巳に向かっていったんだなぁ、と、
リアルに納得してしまった。
取り繕うことなく本心を曝け出すことができる相手が傍にいるって、
とても大きな支えになる。
「お前の想いを知っている」ということを半ば脅迫まがいでも
悦巳が最初にそれを菱田に明かしたことで、二人の間の壁ってぶっ壊されてたんだよね。
その後の悦巳の菱田に対する接し方が真摯だったことでジワジワと株が上昇。
結果的には菱田の抱えた家族との問題まで解決しちゃった悦巳すごいわ。

身体がチワワでも中身が土佐犬の野々市女史。
お友だちになりたい(笑)
人生における転機に決断を見誤らないように……
というか、決断すべき時にきちんと決断できる人間でありたいね。

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「ビューティフル・プア」榎田尤利 (ビーボーイノベルズ)



屋敷と土地を守るために侯爵・アロウが選んだ手段は、自分を売りに出すこと。
買い手として名乗りを上げた大富豪4人の中に別の目的で紛れ込んだのは、
ちょっと裕福な庶民の玲一郎。
偽りから始まった関係だけれども、その偽りがなければ出会うことすらなかった二人。
互いを知れば知るほど惹かれあうのは当然。
何故なら、同じ価値観を持っているから。
お金がなくても一年を楽しく過ごすことのできる二人だから。
嘘の露見。裏切りの発覚。あわやの契約の遂行。
紆余曲折はあったものの、
一抹の寂しさと、それを上まって余りある多幸感に泣きそうになって読了。
良かった!

レイとアロウが仲良くインスタントラーメンを食べるシーンが出てくると思ったのに!
出てこなかったことに何故かガッカリ。
何を期待したんだ?私……(笑)
サイモンの気遣いには私も声がでそうになったわ。
できる執事はここまでしてくれちゃうんですね~。
リンダとサミーアとも友人関係をずっと続けて行ってほしい。

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「Life is Beautiful」伊勢原ささら(花丸文庫)



悪いこと続きでしかなかった人生も、誰かと出会うことがきっかけで好転する。
これは再生の物語。
飛び降りるつもりで瑞生が向かった崖で出会ったのは図書館司書の文彦。
絶望し疲弊しきった人生から瑞生が新たな一歩を踏み出す物語かと思ったけど。
途中で感じた文彦のアンバランスさ。
文彦にとっても瑞生の存在は救いだった。
安穏を約束された鳥籠から瑞生が自らの意志で出ていくことを決意した時はガッツポーズ。
そうだよね。
飼われているだけじゃ生きている意味がない。
瑞生にとって図書館があったかい居心地の良い場所になっていく描写がとても良かった。

文章がとても綺麗な作家さん。
他の作品も気になってみました。
本文とは関係ないけど、
帯の「濡れ手にねこ」の漫画が妙にツボった。
地味だけど絶妙な嫌がらせ(笑)






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「Stepbrother」榎田尤利 (ビーボーイノベルズ)



関西から転勤してきたちょっと付き合いづらい上司・秋は、
彼の部下となった健輔の、父の再婚相手の息子だった。
優秀で辛辣で厳しくて無表情という会社で見せる顔と
家で見せるだらしなくて甘ったれな顔が極端に違った秋。
その境目がなくなった健輔に対する秋の戸惑いと、
会社での彼とのギャップが面白くて可愛い。
言動がどれだけ厳しくても、理不尽や間違いを強いることのない秋は
なんだかんだ課の人たちに理解され、受け入れられている。
でも彼はそのことに気付いてないんだろうね。
本格的に軌道に乗ったら良いチームになるだろうなぁ。


楽しく読了!したんだけど。
初読の時はこれ、手放しちゃってるんだよね。
「なんで?」が思い出せない。
本棚が飽和したのかな?
結局買い直したけど、改めて読めて良かった。



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「放蕩長屋の猫 」榎田尤利(SHY NOVELS)



アイツ、最低だよ。
あの人、やめときなよ。
周囲がどんなにそう言っても、自分の心が求めるなら、恋をするのはその人しかいない。
付き合うのは外野じゃなくて自分。
たとえ遊真がどんなにダメ人間だったとしても。
まひろの心は彼を選んだ。
選択権はまひろにあって、流されたわけでも強要されたわけでもなく、
自分の意志で遊真がいいと。
それにしても、遊真、バカだね。
バカだけど、嘘が透けて見える辺りや駆け引きができないところがまだ可愛げがある。
小狡く立ち回れる男だったら、多分まひろは許さなかったんじゃないかな?
四人でお好み焼きを食べる関係になれてよかったね。

ああ、でも私は春彦とまひろが一礼しあって背を向けたシーンで泣きそうになってしまった。
別に二人にくっついて欲しかったわけでもないんだけどなぁ。
紺野さんの絵が大好きなので、紺野さんの漫画が久々に読みたくなりました。
そのうち再読しよう。
その前に続編♪



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「ロマンス作家は騙される」榎田尤利 (SHY NOVELS)



続刊は面白かった!
安定とはまだまだ程遠いながらも、作家としての生活を確立した羽根。
そんな羽根に対してあまりにも身勝手な理由から向けられた悪意。
その事件に向き合った羽根・千疋・神楽坂・ひかりちゃん・美空の態度と、
首謀者に対して言い放った彼らの言葉がとても好き。
そして羽根と神楽坂・千疋との関係は落ち着くべきところに落ち着いた感じかな。
まぁ、羽根がどちらもを選べない限り、この二人が羽根のまわりをウロウロするわけで、
そうすると二人の接点も増えていく。
その結果の愉快な会話と不審な行動がとても楽しい。
このままの関係でいってほしい三人なのです。

前巻『ハードボイルドに触れるな』の感想で千疋に対してウダウダ言ってたけど、
原因が分かった時点で気にならなくなってみました。
(正確には視界に入れないようにした・笑)
神楽坂と千疋のショットがもっと見たい。←







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「ハードボイルドに触れるな」榎田尤利 (SHY NOVELS)



私にしてはとってもとっても珍しい現象なのですが。
感覚的に千疋がダメで……ダメでした。
作中の彼にダメなところはないんだけどなぁ。
むしろ、羽根にとってはプラスの影響しか与えてない。
続刊読んでないからなんともなんだけど、
多分羽根は千疋も神楽坂も選べない気がするのよね。
3人でハピエンは個人的には全然ありなんだけど、
千疋が……と、ぐるぐるしてしまった。
ごめん、千疋。
あ!以前、ウチの近所の整体師が猥褻で捕まったのと関係ある?
色々あったからそれでイメージ悪いとか!?
美空ちゃんと一緒で「怪しいじゃん!」と私も思ったからなぁ。
とばっちりだ!

なんかもう、感想になってないけど、これ以外書きようがなかった(笑)
千疋の例えがメフィスト先生ってところでメッチャテンションあがったんだけどなー。
メフィストにバンコランなんて!
イメージ悪いはずがないのに!!
ってか、千疋しか語ってないな、私。
ちゃんと続刊も読みます!



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