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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「パブリックスクール~群れを出た小鳥~」樋口美紗緒(キャラ文庫)



エドの卒業と共に終わりを告げた学び舎での時間。
気心の知れた友人たちと、年相応に過ごすことができた最後のクリスマス。
このシーン、とても好き。
幼いなりにレイがエドの想いを懸命に考えて、
そして答えに至る流れがとても透明で綺麗で。
何度もなぞってしまいました。
別離から8年後の再会へと、時間は流れる。
ここからがとてもドキドキした。
レイとエドがどんなふうに距離を縮めていくのかと思ったら、
ギルの最後の一押しでの、案の定なエドの臨界点突破。
とはいえ、やり取りの何もかもが、とてもこの二人らしい想いの伝え方だった。
心の底から良かった!と思えるエンドです。


レイの鈍さは最初にエドがレイの視界を塞いだことに端を欲するわけで、
気付いてもらえないのは自業自得じゃーん。
と、思っていたわけですが。
エドの背負っていた家の業は、
計り知れないくらい重かったことを知らされて、ごめん、と思ってみました。
泣いたら負けだ!と、言い聞かせながら読んでいた私は、
何と戦っていたんだか。
ハピエンでしょ!と、決めてかかっていたので、なんか泣くのが悔しくて。
これでバッドエンドだったら意外過ぎて気絶したと思います。(笑)
貸してくれたお友達に感謝☆次巻が楽しみ~♪


内容(「BOOK」データベースより)

ハーフタームの休暇中、無人の校内で昼夜を問わずエドに抱かれる礼。これは言い付けを破った罰だ―。わかっていても、エドを独占できる喜びと快楽に溺れる日々…。ところが、休暇が明けると、たおやかな美貌の編入生・ジョナスが復学!!エドの恋人らしいとの噂に、礼は不安と嫉妬に駆られ!?閉鎖された檻の中―一瞬の煌めきが彩る少年時代に、生涯ただひとつの恋に堕ちる、奇跡の純愛!!

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「パブリックスクール~檻の中の王~」樋口美紗緒(キャラ文庫)



たった独りの誰かとの出逢いが、こんなにも誰かの世界を変える。
エドと出会ったことで、レイの世界は愛に満ち、そして閉ざされた。
そして、オーランドと出会ったことで、閉鎖された世界は外界に向かって解放される。
外に向かって溢れていく想いが鮮やかに伝わってきて、
それまでの鬱々とした想いが一気に吹き飛んだ。
母の愛情を一身に受けて育ったレイと、
親の愛情を知らぬまま、孤独のなかで育ったエド。
だからエドはレイを拘束しようとし、レイは広い世界へと踏み出すことを選んだ。
客観的な者には互いの想いは伝わってくる。
それこそ、痛いほどに。
当人同士はどうなのかな?
なんだか空まわっている気がしてならないのですが……
続刊展開が楽しみです!

小声でぶっちゃけますが、食事中のセックスはキツイと思うの。
でもそれもエドの歪んだ愛情なのかな?
自分では多分、買わなかった本。
貸して下さったお友達に感謝l。
ありがとうございます!
次巻も楽しみ。


内容(「BOOK」データベースより)

名門貴族の子弟が集う、全寮制パブリックスクール―その頂点に君臨する、全校憧れの監督生で寮代表のエドワード。母を亡くし、父方の実家に引き取られた礼が密かに恋する自慢の義兄だ。気ままで尊大だけれど、幼い頃は可愛がってくれたエドは、礼の入学と同時に冷たく豹変!!「一切誰とも関わるな」と友人を作ることも許さずに!?厳格な伝統と階級に縛られた、身分違いの切ない片恋!!

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「郵便飛行機より愛を込めて」尾上与一(Holly NOVELS)



戦争の最中にあっても「戦いではない時間」は確かに存在する。
その中で育まれる思いがあり、穏やかに笑いあえる日々がある。
そして、終戦を迎えても、彼らの「心の中の戦争」は終わらない。
戦争の記憶は癒えない傷となり、生涯彼らの胸に留まり続けるだろう。
だけど「生きていてよかった」。
この言葉に勝る言葉はない。
散りばめられた幾つもの物語からそれらのことが伺えて、
あっちこっちで胸が締め付けられながらも、彼らの笑顔にほっとする。
そんな短編の数々です。
大好きな六郎と恒の物語なので、思い入れもひとしお。
幸せな読後感に包まれて本を閉じました。


終戦記念日の読了に相応しい物語。
読みながら、兵士の日常を描いたティム・オブライエンの「本当の戦争の話をしよう」
を思い出しました。
織姫と彦星。
情緒が全くなさそうな恒の話に何故か思いっきりうなずきかけている自分がいて……
ああ、でも、恒、間違ってないよ!と、目から鱗でした(笑)




内容(「BOOK」データベースより)

「碧のかたみ」の主人公・琴平恒と厚谷六郎を中心に、家族や仲間、笑いと涙、命を懸けてきらめいた青春の日々を、やさしい眼差しで見つめ描いた番外編集。今では手に入らない特典SSから商業未発表作品までを収録!書き下ろしは、弟・希と恒の再会を描いた「桜雨」や、恒と六郎のあたたかく幸せなやりとりなど、1945Seriesファン待望の一冊!牧オリジナル描き下ろし漫画も同時収録!!

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「天使の影~アドリアン・イングリッシュ1~」ジョシュ・ラニヨン



自らがゲイであることをしなやかに受け止めているアドリアンと、
そんな自分を激しく嫌悪しつつも、アドリアンに惹かれていくジェイク。
ジェイクの申し出で付き合うことにはなったものの、
逃げ腰なジェイクの態度に傷つき、疲れ果てた
アドリアンが逃げ込んだ牧場で巻き込まれた事件。
恋愛要素とミステリー要素。
どちらもガッツリ読ませてくれながら、
最後まで目が離せない展開が続いて、読み応え抜群。
アドリアンとキスをすることすら抵抗のあったジェイクのセックスが
やさしかったのが、個人的にハッピー要素。
本来の自分たちの場所に戻った時、この二人の関係はどう進展するのかしら?

カッパハゲからザビエルを連想するのは万国共通なのかしら?
と、ぼんやり思ってみました。
途中で読むのをストップして出かけないといけないのが、
続きが気になりすぎて辛かった。
出先では楽しく遊んできましたケド(笑)


内容(「BOOK」データベースより)

行き詰まった小説執筆と微妙な関係となったジェイク・リオーダンから逃れるように、祖母が遺した牧場へとやってきたアドリアンは道ばたで死体を発見する。だがその死体は保安官が来た時には跡形もなくなっていた。敷地内のスパニアード・ホロウ峡谷では学者たちによる発掘作業が行われていたが、謎の呪文や飼い犬の変死にスタッフは不安を覚えている。そして牧場の郵便受けにはガラガラヘビが。これは谷の安らぎを守る「ガーディアン」の呪いなのか?アドリアンを追ってやってきたジェイクとの関係も事件を通してゆっくりと動き出す、シリーズ第二弾。

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「天使の影~アドリアン・イングリッシュ1~」ジョシュ・ラニヨン



唐突に知らされた、友人の死。
その日から、少しずつ何かが崩れていく日常。
事件はそこだけにとどまらず、新たな旋戦慄を呼び起こし、
眠れる過去を暴き立てる。
知らぬ間に向けられる、独善的な好意と独りよがりの執着。
ああやって向けられる一方的な狂気は、防ぎようがないから恐ろしい。
自らを疑われながらも、犯人を突き止める為、果敢に闘ったアドリアン。
孤軍奮闘な状態にどうなることかと思ったけど、
だんだんと態度を軟化させていくリオーダンの存在が頼もしかった。
ブルースの家で鉢合わせた二人。
心臓が止まりそうになったのは、お互い様だろう。
この先、二人の関係がどう進展していくのか。
とても気になりつつ、次巻へ。

ストーカーは軽く見ちゃいけないと思います。
命の危険と隣り合わせ。
アドリアンのかつての恋人、メルは、後からややこしく絡んでくる気がしてならない。
どうなんでしょ?


内容(「BOOK」データベースより)

LAでミステリ専門の書店を営みながら小説を書くアドリアン・イングリッシュの元をふたりの刑事が訪れる。従業員であり友人のロバートが惨殺されたのだ。前日レストランで口論して別れたアドリアンに、殺人課の刑事・リオーダンは疑いの眼差しを向ける。調査に乗り出したアドリアンだったが、犯人の深い憎悪と狂気はやがてアドリアンに向かう。彼の危機に飛び込んで来たのは―!?それぞれの運命と向き合う男たちを描き上げたM/Mロマンスの金字塔、ついに刊行。

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「おうちのありか」一穂ミチ(ディアプラス文庫)



潮と付き合うことで、少しずつ周りへの接し方が変わってきた計。
竜紀の口から語られるその変化がなんだか嬉しい。
家族の柵に囚われ、計のことを慮って雁字搦めになった潮。
困った時に自分が頼るのは潮。
だから、今回は自分が潮を取り戻す。
仕事を捨てるのではなく、潮を諦めるのではなく。
計なりに考えて潮の家に乗り込んだ姿はとてもかっこよかった。
なるほど、その手があったか、と、膝を打ちました。
そして、ふたりが手にした「おうち」。
かつてのあたたかな家庭の名残りがあるその空間で、
二人のやさしい未来を。

「親だから当たり前ではなくて、計の両親は、そういう人たちだ」
このフレーズがとても好き。
そして江波じいがいいね。とてもいい。


内容(「BOOK」データベースより)

お付き合いを始めて間もなく二年、局アナとアニメーション作家として公私ともに充実した日々を送る計と潮。だがある日、計に衆院選立候補の噂が立つ。ほとぼりが冷めるまで不自由を強いられ計がストレスを溜めていたところ、同時に潮の仕事にも急なキャンセルが続く。二人の知らない場所で、何かが起きていた。今まで計が困ったときは、必ず潮が助けてくれた。でも潮が苦しい時は…?大人気シリーズ第三弾!!

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「閃光と共に跳べ」かわい有美子(ルチル文庫)



向けられる盲目的な信頼。
背中どころではなく、命すら預けることのできる相棒。
イチャついていても、喧嘩していても、戦っていても。
並び立つのが絵になる二人だし、
ずっと一緒にいてほしいなーと思う二人です。
相変わらず橋埜はクールで強くて
意地っ張りで色っぽかったです。
大好きな犬伏を詰って幸福に浸る橋埜が好き。
大らかで思慮深い犬伏の懐の広さが好き。
そして私はかわいさんの書く話が好き。
だから言いたい……という、編集さんに対する一言は下で。
犬伏のノロケを真面目に聞いていた飯田が、気づけば逆にノロケていたのには大笑いでした。


編集さんの注意……いらない。
個人的には作家さんの「書きたい」を優先してほしいなーと。
かわいさん曰くの「ヌルイ」話が読みたいわけじゃなく、
私は「かわいさんの」ガッツリ書かれた話が読みたいのですよ。
ま、オトナの事情もイロイロあるのでしょうが……ね。


内容(「BOOK」データベースより)

ハイジャック事件を機に互いを唯一無二と認め合ったSAT隊員の橋埜と犬伏。怪我を負った橋埜が制圧班から指揮班に異動した現在も、表面上は言い合いながら心身ともに堅く結ばれていた。あるとき、いつもの口喧嘩のあと素直になれないまま別れたふたりは、後日待ち合わせた商業施設内で爆弾テロに巻き込まれる。体育会系×毒舌クール美人、SATシリーズ!

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「鮮烈に闇を裂け」かわい有美子(ルチル文庫)



甘いだけが恋愛じゃないよね、と思っているので。
(波風ないのに越したことはないけどね)
恋を知らずにきたアキラの、相手の真意が読めずに陥る苦悩は、
恋愛の醍醐味よ!と、拳を握ってみました。
とはいえ、私も一緒に切なかった。
アキラが本当に良い子で、
でも、頑固な一面もちゃんと持ってることにほっとしました。
そして、言葉が足りないくせに手は早かった飯田は、とりあえず悩むがよいと思ってみました。
ああ、でも本当に!
大事に想いあえる二人がちゃんと寄り添うことができてよかった。
天涯孤独な身の上だった彼に、あたたかな居場所ができてよかった。

そして私は犬伏×橋埜が大好きなので!
橋埜のツンぶりに拍車がかかっていて心が躍りました(笑)
「イチャイチャしたい」と普通に言えてしまう屈強なゴリラ…もとい、犬伏の度量の広さがいい。


内容(「BOOK」データベースより)

SAT第一制圧班の高梁晄に第二班へ移るよう内示が出た。小柄で身が軽く手先も器用な点を買われての異動だが、第二班班長の飯田真也が第一班にいた際、高梁を密かに気にかけていたことも関係していた。無口な飯田に初めは戸惑う高梁だが、あるきっかけからつきあうことに。そんな折、銀行で立てこもり事件が発生、高梁が現場への潜入を命じられ―。

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「饒舌に夜を騙れ」かわい有美子(ルチル文庫)



戦いの中に在って、無条件で背中を預けられる存在に出会える確率は如何ほどか?
互いの隣に立つ居心地の良さを知ってしまったら、離れられないだろう。
その存在を失うかもしれない恐怖。
もう、会えなくなるという諦念。
肌を触れ合わせたきっかけはなんであれ、
なるべくしてなった二人だと思う。
0か100か。橋埜の潔い苛烈さが好き。
自分から誘ったことに負い目を感じて
全力で逃げた橋埜を捕まえた犬伏の謀はお見事でした。
かわいさん流のSATの仕事ぶりは本当にカッコよかった。
男臭い寮生活が楽しそうなのは相変わらず。
大満足な一冊です。

とりあえず、バブル上等!と言っておきます(笑)
エロオヤジ化した犬伏は橋埜にとって想定内だったのか、想定外だったのか。
どっちにしても幸せそうだし、大事にしてくれる感がダダ漏れてるので良し☆



内容(「BOOK」データベースより)

SATの制圧班班長・橋埜祐海はクールな外見によらず中身は熱く、同期の犬伏和樹に対してはとにかく口が悪い。その犬伏は、橋埜とは対照的にパワフルな体育会系で面倒見のよい性格。部下の高梁が犬伏を密かに慕っていることに橋埜は気づいていたが、自分もまた犬伏を憎からず思っているため複雑な心境だった。そんな時、ハイジャック事件が発生して!?―。

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「狂犬」剛しいら(キャラ文庫)


品行方正の道を歩みながら、そんな殻を破りたかった立佳と、
戦闘の中に身を置く生き方しかできないと思いつつ、
安らげる場所を欲っていた鬼塚。
二人の関係の始まり方は最悪でも、
立佳の柔軟さと生真面目さ、そして腹の座り具合がオトコマエで、
悲壮感が感じられなかったのにはちょっとほっとした。
あれがただのレイプになっちゃうとちょっとキツイ。
敵を容赦なく殺すだけの戦闘力と決断力を持った男は
仲間を守れないことに罪悪を感じ、他人を思いやる優しさをも心の中に秘めていた。
だから、人がついていくんだろうなぁ。
ブレずに闘い抜いた二人はカッコよかったです。

元傭兵、テロリスト、ヤクザ、CIA。コルガバにジグ・ザウエル。
BL+ハードボイルド=私の好み満載。
よって、この話、上下巻でガッツリ書き込んでもらえるととっても嬉しかった!
いや、一冊でも面白かったんですけど。


何にでも食らいつく凶暴な男―あだ名は“狂犬”。警視庁テロ対策課勤務の立佳(はるか)は、その男・鬼塚(おにづか)にたった一人で接触する羽目に! 元傭兵の鬼塚は、秘密裏に入国した要注意テロリストの情報を唯一握っているらしい。しかし鬼塚は「服を脱いで這いつくばれ」と初対面の立佳を、銃で脅しながら強引に抱いてきて…!? 硝煙の匂いをまとう男と、暗殺の恐怖に身を晒す――緊迫と官能の三日間!!

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