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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「ふたりでつくるハッピーエンド」安西リカ(ディアプラス文庫)

あ、感想ムズイ……。
おもしろそう!というこちらの勝手な期待値の方が上回ってしまい、
なんか違う、と思いながら読み進め、没入しきれずにそのまま本編読了。
書下ろしに突入して友里のまっすぐな決意を目の当たりにして、
ようやく作中に飛び込めました。
芯の強い受の子は大好きです。
が。
残りページ、もうあんまりないじゃん!という残念なタイミングでした。

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「新宿花園裏交番 旅立ち」香納諒一(祥伝社文庫)

新宿でのヤクザの抗争の激化。
きな臭い出来事が多発すれば、警察の仕事も激化する。
交番勤務を全うする中で、坂下はプライベートにも関わるようになる人々との出会いを経て、
そして、その抗争に対応する中で別れを体験する。
ああ、またしても読後はやるせない。
コロナやSNS。
現代社会の事情もしっかりと組み込んで展開する物語。
世論やマスコミに忖度する警察ってどうよ?と思いつつ。
それも時代なのかなぁ、と。
気になりすぎていた西沖の過去はここで明らかに。
やっぱ西沖、好きだわー。
ラストは出来すぎかなーと思うタイミング。
だけどそれもアリ。
楽しく読了。

副題の「旅立ち」は新宿からの旅立ち。
坂下の次の赴任地での続編を希望。
是非☆彡

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「新宿花園裏交番 街の灯り」香納諒一(祥伝社文庫)

確かにそれは彼らの職務を逸脱したことだったかもしれない。
でも、彼らが動かなければ、彼女は見つからなかったかもしれない。
それなのに、その処遇。
とはいえ、属する組織にはルールがある。
だからそれは、規定上仕方のない事なのかもしれない。
そこまでは納得してもいい。
だけど、最後のそれはアウトでしょ?
と、声を大にして言いたい。
リアルにこんなことされてたらヤだなぁ。
そんな闇を目の当たりにしても働く意欲を持ち続けられる彼らには脱帽する。
そしてここにきて再び坂下と関りを持つことになった西沖。
彼の過去、ますます気になるわ。

商社から転職して交番勤務を経て刑事課に異動になった知人、いたなー。
と、坂下と重ねてちょっと懐かしく思い出してみました。
今は疎遠になってしまったけど、元気かしら?
携帯に連絡先残ってるけど、こっちからかけることはもうないよなーと思う人のデータを
削除するタイミングがよくわかりません。(笑)


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「水族館ガール」木宮条太郎(実業之日本社文庫)

自分が読むためというよりも、姪っ子ちゃんにどうかな?と思って購入した本ですが。
自分がとっても楽しく読了。
ガチンコの水族館のお仕事小説であり、恋愛予備軍の二人のかみ合ってない対話が終始面白い。
そして、水族館生まれのイルカのいたずらっ子めいた可愛さ満載。
寝耳に水の出向だったにもかかわらず、
畑違いの仕事に全力で取り組む由香の姿勢は応援したくなる。
それじゃ下は育たないでしょ?という態度だった梶が
由香に感化されて少しずつ変わっていく様は微笑ましい。
何より。
水族館の裏側的な部分が知れて、とても勉強になる。
水族館に行きたくなっての読了。

これはシリーズ集めなければ!
積読を一冊減らして複数冊増やすあるある現象。(笑)
小学生にはこの性描写どうかな?と思うところがあったけど、
ちゃんとジュニア版があるので、大丈夫。
自分の好みだけで選んでいたら絶対に手にしなかった本。
人にお勧めするにはまず自分が読んでから。
姪っ子ちゃんに……とピックアップしてみた本がまだあるので、
なんだかワクワク感が増してきました。



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「新宿花園裏交番 ナイトシフト」香納諒一(祥伝社文庫)

交番勤務のおまわりさんがカラスの威嚇行為に対する相談を受けた夕暮れ時。
夜になり、深夜が訪れ、そして夜明けを迎えて朝になる。
そんな僅かな時間にこれでもか!という勢いで勃発する事件の数々。
場面はあちこちへと移り変わり、人々は怒涛の勢いで右往左往する。
それもさもありなん。
モコモコと勃発する事象の全てが繋がっていた。
彼らと一緒に新宿を走り回り、息切れしそうな勢いで読了。
いや、こんな一夜を過ごす体力ないわー。
コロナ渦中とはいえ、犯罪はゼロにはならない。
病気になる人だって後を絶たない。
自分のやるべきことを全うした彼らに拍手とねぎらいを。


ウチはリモートでどうにかなる職種ではなかったので、
コロナ禍でも毎日出社。
閑散とした駅の構内を眺めながら、コロナこんちくしょー!と思ったことを覚えています。
あの時大量に買ったマスク。まだたくさん残ってるよ。

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「舞台裏のシンデレラ」安西リカ(ディアプラス文庫)

日々を全力で過ごす佳衣史のパワフルで積極的なその言動の裏側には、
10代で亡くなった姉に対する複雑な想いが絡まっていた。
一方、大手術を乗り越えて、健康を取り戻した時生。
それぞれの事情で常に「死」を意識せざるを得ない状況下で生きてきた佳衣史と時生。
関係性を鑑みれば、偶然の出会いでありつつも運命的な何かを感じちゃうよね。
三人分の人形の件はなんだかホロリとするものがあった。
時生の性格がとっても良くて、佳衣史に対する甘やかし方が素敵。
「離れられない」を自覚する二人の在り様は依存ではなく共存。
この先の益々素敵な大人になっていくんだろうなぁ。



「人魚姫のハイヒール」のスピンオフ。
前作未読でも無問題と安西さんはおっしゃっておりますが、
キャラ同士の関係性や経緯がわかるので、前作を読んでからの方がより楽しめるかと。

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「人魚姫のハイヒール」安西リカ(ディアプラス文庫)

正直、ボタンを掛け違えたまま突き進んでいくこの二人、どうなるんだろう?と思っていたわけですが。
関係性が深まるにつれ、自己完結している彼らの諦めをもどかしく感じ、
だけど、自分の中に芽生えた「好き」の気持ちと一生懸命向き合う彼らが愛おしくなっていくというホップ・ステップ・ジャンプ。
自分の「好き」の気持ちを押し付けるのではなく、相手のことを思いやっての行動や告白はとても気持ちが良い。
そして、「友だちまで好感度を戻して信頼回復」という加賀谷のプランが微笑ましい。
そして「余力を残して仕事する」姿勢には大賛成です!


「何故化粧をしなければいけないのか。化粧をする意味を教えて欲しい」
と、クエスチョンを投げかけられたつい最近。
ありきたりな答えしか返せなかった。
これだ!っていう明確な答えってないよね。

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「新宿花園裏交番 坂下巡査」香納諒一(祥伝社文庫)

自転車で街を巡回する交番勤務のおまわりさん・坂下巡査の一年を冬から秋にかけて廻る物語。
地域密着の勤務の中で、
歌舞伎町界隈の個性的な面子とのやり取りが面白いし、
捜査一課の鬼警部補・ビッグママもなかなかのインパクト。
何より、まさかの再会を果たした坂下とかつての恩師・西沖のこれからの関係性がとても気になる。
道半ばでの、野球部監督からヤクザへの転身。
彼の身に何があったんだろう。
それにしたって、あんな決着点はやりきれない。
最後の最後でえ!?と声をあげてしまった。
やくざ稼業に身を置くって、それも覚悟の内なのかな。

シリーズ一冊目。
どんなに続きが気になっても大丈夫。
全巻手元に揃えての着手なので安心なのです。



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「この夏の星を見る・下」辻村深月(角川文庫)

「もしも」を仮定したところで、起きてしまったことはなかったことにはならない。
だからこそ。
コロナ渦の中であれだけのことをやり遂げた彼らの想いと行動力は本当に素晴らしい。
憂い、諦めるのではなく、現状の中で自分たちにできることに奮闘する彼らの姿には胸が震える。
子供たちにとっても、それを支えた大人たちにとっても、かけがえのない時間。
コンテストや観測会を通じて繋がった仲間たちの多くは、生涯付き合いの続く友となるだろう。
青春だなぁ。
まだ起きていない未来は想像できる。
だから、いつか、彼らがリアルに会える日を夢見つつ本を閉じる。
会いたい時に会いたい人に会えに行ける世界が、いつまでも続きますように。

仕事に行かないといけない、旅に出なければいけない、と言う理由で、途中で読むのを泣く泣く途中中断。
心の底から一気読みしたかった。
薄明(日の出前のうっすらと明るい空)を見るために、流星観測が終わった後の屋上で
朝が来るのを待ち続けた高校時代。
ちゃんと薄明を見れた時もあるし、
そのまま寝袋で寝落ちしたったこともあるし。
なんだか色々懐かしい。

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「この夏の星を見る・上」辻村深月(角川文庫)

猛威を振るうウイルスに対して、世界中が苦慮した異常事態。
日常の中に紛れ込んだ、突然の非日常。
大人も色々我慢をしたけど、学校に通うことの出来なくなった子どもたちの方が影響は甚大だっただろう。
そんな状況下で決められたことを逸脱せず、部活動を通して自分たちに何ができるのか。
どんな手順を踏んだらそれが実現できるのか。
自発的に模索する子どもたちの物語。
そっと手を差し伸べる大人の存在も忘れてはいけない。
茨城・東京・長崎。
コロナ禍でなければ出会うことのなかった彼らが、
オンラインを介して出逢い、奮闘する姿はただ眩しい。
下巻も楽しみ。


高校時代、地学部天文班所属だった身としては、
色々懐かしく思い出しながら楽しく読ませてもらった。
毎月流星観測を行ったり、天文台に赴いて他校の人たちと交流を持ったり、
文化祭では先輩たちが手作りしたプラネタリウムを上映したり。
その時の部活仲間とは今も仲が良いんだけど、
そのうちの一人の旦那さんに仕事先で偶然出会って驚いた最近の出来事。
私は毎年年賀状の家族写真で旦那さんのこと認識していたけど、
結婚式の時一回チラリと顔を合わせただけの私のことはわからないだろうなーと
声を掛けずにいたら、「みやこさんですよね?」と言われてびっくり。
なんでわかったのか、またの機会があったら是非聞いてみたい。

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