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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「校閲ガール ア・ラ・モード」宮木あや子(角川文庫)

校閲ガール・河野悦子の周囲の人たちの人生模様。
それぞれがそれぞれの事情を抱え、
時に理不尽を呑み込み、時にささやかな喜びをかみしめ、
痛みに抉られることもあるけど、笑いあい、
日々働きながらみんな一生懸命生きている。
前作では描かれなかった側面が垣間見え、
より彼らが身近に感じられるようになった。
関係性はそれぞれだけど、
人はやっぱり支え合いながら生きてるんだなーと、しみじみ思う。
本郷先生の奥様は素晴らしい人だった。
エロミスにそんな由来があったとは!
貝塚、ちょっと見直したよ。
女子’s&女子っぽい人の未来に幸あれ。
部長~~!(涙)


米岡氏はページを捲っても捲っても話が始まらなかったりする作品として
『二都物語』をあげていたけど、
私はカフカの『城』をあげたいと思います!
「城、ねぇ、城は何処!?」と思いつつの600ページ越え。
タイトルが『城』じゃなかったら、そんな思いはしなかったんだろうか?
でもやっぱり『城』なんだよね。


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「コルセーア ~月を抱く海 5~」水壬楓子(リンクスロマンス)

『月を抱く海』完結。
途中、紆余曲折あったけど、
世界観ががっちり構築されていたおかげもあって楽しく読了。
様々な問題を対処すべく、陸の上を走り回って奮闘していたプレヴェーサの面々。
「あっちこっち動き回ってその割に実入りはねぇし」とこぼしたレティに、
やっぱり彼らは海賊だよね、と再認識。
ラスト、アヤースが躊躇わずに下した決断はとてもかっこよかった。
終わってみればカナーレの素性は無双状態だったけど、
海の男たちにとってはそんなこと関係ないんだろうね。
在るべき海に戻った彼らのこれからを楽しく思い描きながら読了。

思えば。
観光で船に乗ったことはあっても、
船の旅ってほとんどしたことがないなぁ。
熱海から神津島に行った時くらい?
一度船旅を体験してみたい。
時間に余裕がある時……ってなると、リタイア後?
気が長い話だけど、楽しみにしておこう♪(笑)


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「コルセーア ~月を抱く海 4~」水壬楓子(リンクスロマンス)

謎だったことが解き明かされていく物語の後半戦。
危機を脱したヤーニが、自らの潔白を証明すべく、
潜伏しながらも何だか生き生きとしているのが嬉しい。
権力を持った変態を野放しにすると碌なことにならないのねー。
とりあえず天罰が下ったのでよしとしよう。
そしてもう一人。
正体の分からない粘着質の誰か。
当初のイメージより俗に塗れた感がある暗殺集団・シャルク。
もはや一枚岩ではないか。
彼がカナーレに執着する理由がわからないんだけど、
次巻でそこは明らかになるのかな?
とりあえずカナーレは勝手にウロウロするのはやめた方がいいと思う。

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「翻訳できない世界のことば」エラ・フランシス・サンダース(創元社)

他国の言葉に翻訳する時、一言では表現しきれないような様々な言葉が
イラストと優しい視点からの文章で紹介されている。
日本語から本書で記載されている言葉のひとつに「積読」がある。
自分ならどう説明するのか。考えてみるのも面白い。
翻訳できない言葉をどう言い表すかは著者の感性。
あ、こういうシチュエーションで使うのね、と
想像できるものもあれば、え、どういう時に使うの?と戸惑ってしまう言葉もある。
でもその言葉はそれぞれの国の生活に根付いていて、
その国の人たちは日常生活の中で当たり前のように使っているんだろうね。

たとえば「翻訳できない日本の方言」という本を作るとしたら。
是非「いずい」を取り上げて欲しい宮城県人です。
便利なんだよ~。(笑)


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「コルセーア ~月を抱く海 3~」水壬楓子(リンクスロマンス)

楽しく一気読みしたものの、前巻から引きずった問題案件は何一つ解決せず……
き、気になる!
続き~~!!
今回は意味不明な濡れ場が一瞬で終わったので許容範囲。
気になりポイントを気になる順番に。
謀反の嫌疑をかけられたヤーニがこの窮地をどう乗り切るのか。
(今回はジル、ナイスアシスト)
攫われたアウラの子どもは今、どこにいるのか。
オルセン公が持っていたペンダントは何を意味するのか。
……ん?主役どこいった??
私カナーレにはあんまり興味がないようです。
絶対アヤースの所に戻ると思っているので。

最後の数ページ。
本の左下の部分が折れ曲がっていてしょんぼり。
手を滑らせて落したからかなぁ。
経年の劣化は仕方ないと思うけど、
物理的に傷んでしまうのは何だか忍びない。
買った本をバッグにしまって家路について
ゲリラ豪雨にあってびしょぬれになった時。
本がヨレヨレになってめっちゃがっかりしたことを思い出しました。
今なら検索すると「濡れた本は冷凍すると良い!」と教えてもらえます。
当時の私はそれ以来、本は必ずビニールにいれて持ち歩く様になりました。


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「コルセーア ~月を抱く海 2~」水壬楓子(リンクスロマンス)

誘拐。暗殺未遂。捜索。謀反の疑い。
同時多発的に色々な出来事があちこちで勃発。
それぞれの立場、それぞれの思惑で動く人たち。
場面ごとにそれらをきっちりと書き分けていて、戦闘シーンもカッコいい。
めっちゃ気になるストーリー展開に没入してドキドキワクワク……
の最中の唐突な絡みのシーン。
いらんがな。と、脱力。
無理矢理入れなくもいいんだよー。
それなくても十分おもしろいからー!
と、調子よく進んでいた船から突然振り落とされた気分になって読了。
あ、もったいない。
とはいえ、続きがとっても気になるので、船に這い上がって次巻にいきます。




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「月下のサクラ」柚月裕子(徳間文庫)

シリーズ二作目。
親友の理不尽な死をきっかけに強い決意を持って警察官になった泉。
前作で抱えた理不尽や憤りが、この巻で一気にすっきりする……わけはなかったね。
警察内部に蔓延る組織の闇は深い。
泉の中にも葛藤はある。
戦いは長期戦。
今回泉は移動した部署でチームとして一緒に働く個性強めな仲間と、
信頼できる上司に出会うことになる。
それは何よりの財産。
今後の彼らに期待したい。
それにしたってよ?
ここの警察の金庫管理の杜撰さは、あり得ないレベルなんですけどー!?
そして公安。
そんなに簡単に人を殺しちゃう?
問いただしたい。



暗記力と記憶力の向上。
え、そこって鍛えられるの?
どんなトレーニングすればいいの?
と興味津々。

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「朽ちないサクラ」柚月裕子

再読。
初読の時の読後の憤りは鮮明に覚えていて、
黒幕が誰かもわっかっている。
が。
どんな事件があって何を追っていったらそこに辿り着いたのか。
まったく覚えていなくて、そんな自分にびっくり。
……というわけで、グイグイ引き込まれて一気に読了。
どこかの海賊が究極の二択を迫られてどっちを取る?と聞かれた時、
「どっちもだ」と答えていたけれども。
公安。
それぐらい言ってみやがれ、と思ってしまった。
誰かの犠牲を当たり前のように語る国家の安全。
そんなのはおかしいと、声を上げた泉。
次巻でその後の彼女を見届けねば。

定期的な本棚の断捨離は必須。
その結果、手元に残してある本はおもしろかったから残してあるわけで、
そんな本は何度読んでおおもしろい。
……と、改めて思ってみました。


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「コルセーア ~月を抱く海 1~」水壬楓子(リンクスロマンス)

愛する人が暗殺集団の標的になることに耐えかね、
自らを標的として暗殺集団の殲滅のため立ち上がったヤーニ。
かっこいい。
とてもかっこいいけど、帝国宰相と言う自分の立場を考えて~!
案の定、それを案じたセサームはカナーレとアヤースたちプレヴェーサを巻き込む策を講じる。
うん。
策士様。手段としては間違ってないと思う。
間違ってないけど、その結果として事態は彼らの思いもよらない展開へ。
そりゃあ、アヤース怒るよね。
そしてレティたちの方でもアウラの子どもが誘拐されるという事件が。
気になりどころ満載で次巻へ。



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「校閲ガール」宮木あや子

宮木さん、こういう作品も書かれるんだ!という驚き。
とっても面白かった。
意に沿わない部署に配属されながらも、
希望の部署への異動を目指して日々仕事と向き合う悦子。
動機はどうであれ、手を抜かずに仕事に取り組む姿勢は評価に値する。
文句を言いながらも経験を積み重ねた結果、今の部署での仕事に見出したおもしろさって貴重。
職場の人たちも個性的で交わされる会話が小気味よくて愉快。
最初はお互いに牽制しあっていた悦子と藤岩が次第に距離を縮めていく様が良かった。
女子五人+女子っぽい人一人がつぶれるまで飲んで終幕。
最後まで楽しかった。

悦子の影の呼び名、「オシャカワ」。
(オシャレで可愛い、ではなく、オシャレしてても無駄で可哀想)
お洒落ってまずは自分の為にするものだと私は思うんだよね。
自分のモチベーションやテンションを上げるため。
だからオシャレをすることは無駄でも可哀想でもないのよ。



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