きままに読書★
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カテゴリー「BL小説」の記事一覧
- 2018.02.28 「ロング・ゲイン ~君へと続く道~」マリー・セクストン (モノクローム・ロマンス文庫)
- 2018.02.25 「サバイバルな同棲」洸 (キャラ文庫)
- 2018.02.24 「銀月夜 凍る月シリーズ」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
- 2018.02.21 「花の慟哭」夜光花(ラヴァーズ文庫)
- 2018.02.19 「花の残像」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
- 2018.02.14 「凍る月~灰色の衝動~」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
- 2018.02.13 「凍る月~紅の契り~」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
- 2018.02.12 「凍る月~漆黒の情人~」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
- 2018.02.05 「ハイスペックな彼の矜持と恋」夕映月子(シャレード文庫)
- 2018.02.02 「ダブル・トラップ Love&Trust EX.」榎田尤利 (SHYノベルズ)
「ロング・ゲイン ~君へと続く道~」マリー・セクストン (モノクローム・ロマンス文庫)
深みのある良作。
しっとりと読ませる。
もともとゲイとして自覚のあったジャレドと、
ジャレドと出会い、自らの性癖に直面したマット。
ゲイであること、世間の目、偏見、同僚、そして家族。
とても閉鎖的な町の中で、それらから目を背けることなく、
戸惑いながらも自らの想いとまっすぐに向き合ったジャレドとマット。
抱える孤独感。友情から愛情への転換。
家族からの理解や、或は埋まらない隔たり。
漂うリアリティが半端なくて彼らと一緒に一喜一憂。
惑いを吹っ切ったマットが職場の同僚にジャレドを認めさせた一件は
ふたりともカッコよかった。
愛情いっぱいのリバも素敵。
「ギャランドゥ」という言葉を久々に思い出しました。
これだけセクシーなギャランドゥ描写は、日本の小説ではあまりお目にかかったことないかも~。
ふふ。ホント素敵でした。
モノクローム・ロマンス文庫。
ホント外れないですね~。
これはスピンもあるので読むのがとても楽しみ。
【モノクローム・ロマンス文庫 14/22】
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「サバイバルな同棲」洸 (キャラ文庫)
真のスパダリって、ダグラスみたいな人のことを言うんだろうなぁ。
甘やかすのとはちょっとちがうやさしさと、あの行動力と包容力。
まかせて安心なカッコよさなんだけど、
俺俺じゃなくて、相手の自主性をちゃんと重んじてくれる。
なんかもう、褒め言葉しか出てこない(笑)
自分の想いが決して叶うことのない一方通行だと思い続けたレオ。
ダグラスに対して憎まれ口をたたく頑なな態度を貫いていたけれども
お釈迦様の手の中の孫悟空が想起されて、なんだか微笑ましい。
とはいえ、本人的にはたくさん悩んできたことがわかるから、
ダグラスからの言葉は本当に嬉しかった。
祭り囃子のメンバーの作品の中で一番冊数を読んできたのは義月さんだけど、
一番好きなのは洸さん。
ということを思い出しました。
甘々好きさんにはおススメ~☆
「銀月夜 凍る月シリーズ」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
佐倉うざっ!超うざっ!
主人公カプなのに、最後の最後まで肩入れできなかった。
ああ、もうっ!
組織に反旗を翻す理由が子どもがダダこねてるみたいだし、
自分じゃなにもできなくて他力本願なのに大口叩いてるし。
一度梁山泊に入山して、ガッチガチに鍛えられて出直してくるといいと思います!
←私の言い分も大概……(笑)
一方、何があっても流されずに佐倉をあしらい続けた銀の態度はもう、お見事。
とは言え、須王も、そして梁井だって戦いを望んでなんかいないのに、
何で巻き込もうとするかな?
銀の戦いの趣旨が微妙に変わったけど、わかってるかな?
それは獣の言い分だよ。
このもやっとしたストレスフリー感!
次巻を読めばスカッと解消されることを期待します!
そして私は光陽にいろんな意味で期待大。
「花の慟哭」夜光花(ラヴァーズ文庫)
圧倒的な読み応え。
胸を抉るやるせなさがたまらない。
救出されるまでの巴の置かれていた状況がとても辛い。というか、痛い。
須王を盲信するあまり、道を誤ってしまったヨハン。
最後の最後まで軌道修正ができなかった。
馬鹿だなぁ……
そこまでの想いがあったら、他にやりようもあったかもしれないのに。
悪夢に苛まれながらも、巴はとても頑張ったと思う。
「許す」ことってとても尊い。
強く在り続けなければいけない須王の立場もしんどいよね。
取り戻した愛。
彼らに訪れた優しい夜がずっとつづきますように。
これでスピン。
本編に対する期待が高まるのです。
なんかもう、先の展開が気になりすぎて
エッチシーンは読み飛ばしてしまった。
今まで読んできてこの巻が一番好きかなぁ。
まだ三冊残っているので、最終的にはどうなるかわからないけど。
「花の残像」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
価値観の押し付けが果てしなく気持ち悪い。
自分にとって何が良くて何が悪いのか。
そんなことは自分で決める。
他人が判断して良かれと思うことを自分の知らないところで押し付けられ、
挙句の果てに、大切な人を奪われてしまうってどゆことよ!
と、うっかり憤ってしまった結果……
言葉が通じない人には太刀打ちできない。
だからストーカーってなくならないんだ、と。
思考が妙な方向に流れてしまった。
須王には敵と味方を見誤ってほしくない。
大丈夫そうだけど。
そして巴には諦めてほしくない。
大切な人と共に在るということを。
もやもやが解消されることを信じて次巻へ。
完結していると思って読み始めたら、
なぬ!?というところで続いていました。
やーん。
だからわかるように巻数表示してもらいたいんだってば!
「凍る月~灰色の衝動~」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
組織の内情に更に踏込み、登場人物も増え、
物語は増々重厚さを増していく。
組織のトップ須王が、あら、とっても素敵。
獣人抹殺を唱えがら孤軍奮闘する訳ありな銀も魅力的。
光陽のことを警戒心がなさすぎと文句を言い続けた梁井だけど、
結局梁井も無条件に相手を信じたことが仇になり、手ひどい目にあってしまう。
うん。梁井もイロイロお馬鹿さん。
そういう隙というか甘さを抱えた非情に徹しきれない二人だからこそ、
殺しあうしかない獣人同士の関係を変えていくことができるのかな?
と思えてくる私も楽観的。
忍を手なづけることができたらちょっと楽しそう。←危険思想?(笑)
とりあえず今回の梁井はひどい目に遭うくらいの無神経なことを
光陽に対してしたと思うので、深く反省するといいと思うわ。
知れば知る程、みんなそれぞれ事情を抱えた一人の獣人で
目を離せない人が増えていってしまう。
完結するまでとっても楽しめそう♪
「凍る月~紅の契り~」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
運命を首肯し、或は嫌悪し、それでも
自らの人生を受け止めてまっすぐに生きている人たちが
みんな魅力的。
梁井の愚直な不器用さは愛おしいし、
一癖ある黒澤はメッチャ憎めないし、
何より人間でも獣人と戦える執事、アレックスが特大級でカッコよかった!
なんなの、あのスペックの高さ!
戦うことしか知らなかった獣人たちに対して、
共存を訴える光陽が与える影響って半端ない。
えげつない組織の一部が明らかになり、
これから彼らとどう係っていくのかが気になるところ。
黒澤の自己肯定は見習いたい。
自分で自分を認めてあげないと、息苦しくて仕方ないと思うから。
光陽が口にした無自覚の殺し文句は萌えた。
あれじゃあ梁井も歯軋りしつつも抱きしめるしかないよね。
黒澤のその後がものすごーーく気になるんですけどーーー!!!
「凍る月~漆黒の情人~」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
情報は身を守る盾にも武器にもなる。
真に我が子を守りたかったのなら、
早い時期に本当のことを教えるべきだったのでは?と思いつつ、
温室育ち故の素直さとまっすぐさが、光陽の武器なのだと思い直す。
獣人と餌。
共依存のはずなのに、なんだかイヤな言い方だな~と思っていたけど、
梁井の発したこの関係性を表す言葉に納得。
自分本位で一方的な梁井の発言に最初はイラッとし、
でもその直後の彼のフォローや、発した言葉を悔いる言葉に
結果的に絆されるというか、許してしまうというか。
狡い大人。
彼の芯が一本通った生き様はとてもカッコイイと思う。
次巻も楽しみ。
「商業的にNGなことが多くて、ぬるい感じになってしまった」とあとがきにありますが。
私、全力のバトルが読みたかった~!
とは言え。
さすが夜光さん。読み応えバッチリのアクションバトルです。
とりあえずすべてのBL作品に言いたい。
連作や続き物には是非巻数を!
ちゃんと最初から並べていたはずなんだけど、いつの間にか1作目と2作目が入れ替わっていて、
はりきって2作目から読み始めて?????となりました。←すぐに気付いたけどね(笑)
「ハイスペックな彼の矜持と恋」夕映月子(シャレード文庫)
「完璧なタチ」と言われる自分の真の望みは、
実は「抱かれる」ことなのでは?
自分一人では解決し得ない悩みをかかえてしまうことは厄介だ。
悩み抜いた槙が意を決して足を踏み入れた店で出逢った三隅。
久しぶりに野性味あふれるフェロモン垂れ流しの
ついでに仕事もできちゃう超絶スーパー攻め様に出会いました。
そんな男に仕事で一目置かれる槙もハイスペックな受け様。
様々な葛藤や言葉不足の認識違いを経たうえでの槙の
「後ろで抱いてあげます」発言は、素晴らしい名言だと思った。
対等な存在として互いを尊重し合う、最高のパートナーに乾杯☆
同じ出来事を槙視点と三隅視点とで語られた二種のペーパーはお得感満載。
垣間見える三隅の嫉妬心がいいね。
「ダブル・トラップ Love&Trust EX.」榎田尤利 (SHYノベルズ)
沓澤と核が大好きな私にはとてもとても嬉しいボーナストラック。
ふたりの出逢い編と、本編その後。
なんだ、最初から堕ちてたんじゃん!と言いたくなるふたりですね~。
核の抱えてしまったトラウマをちゃんと理解している辺りが、
沓沢の大人の懐の広さだなぁ。
己の弱さを知っているからこその強さって確かにある。
それを自覚しているから沓沢は強いのか、と、
しみじみ惚れ直しました。
そして、内心の全てを吐き出した核のかわいいこと。
このふたり、本当に好き。
真の意味で一線を越えた二人をしっかり認識した杣さんはさすがです。
テンポよくサクサク読めるシリーズで、楽しく一気読み。
繰り返しになるけど、石原さんのイラストとのマッチングが本当に素敵でした。
