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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「三国志 7~諸王の星」北方謙三 (ハルキ文庫―時代小説文庫)



赤壁だから、ではなく。
周瑜だから。
この巻はとても思入れ深い。
そして、孔明。
二人の出逢いのシーンは、何度読んでも震える。
側近である生き様を貫いてきた周瑜に、
覇者たる想いを想起させる漣を起こした孔明。
「あなたが私のそばにいれば」
絶対に在り得ない現実に想いを馳せては、泣きそうになる私。
大軍で敗北を喫した曹操。
勢いを増す孫権。
着々と地盤を固めていく劉備。
安息とは程遠い日々の中でも、時折差し挟まれる日常の場面にどこかほっとする。
それぞれの陣営の特徴がはっきりわかって面白い。
そして、彼らは再び戦場へ。


周瑜の病を案じた曹操に、イイヤツじゃん、と呟きたくなったあたり、
私、以前より周瑜の好き度が増している気がする。
次巻、絶対泣く……読みたくないなぁ。読むけど。
馬超の飄々とした雰囲気が好き。
赤兎の子も赤兎。
紛らわしいわ(笑)

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