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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   
カテゴリー「ラノベ」の記事一覧

「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身XII」」香月美夜 (TOブックスラノベ)

最終巻。
色々色々、本当に色々あったけど。
これ以上ない幸せなエンディング。
最後に一番見たかった光景を見せてくれてありがとう。
彼等が一つ所に集まって笑いあう姿を見せてくれてありがとう。
もうね、感想はこれに尽きるわ。
私本当に彼らのあの姿が見たかった。
言葉に裏表のない彼らが本当に好き。
とはいえ、エーレンフェストの皆との別れのシーンはとても寂しかった。
全部を同じように変わらないまま抱えつづけることはできないんだよね。
それでも、共に育んできた絆は変わらない。
「またね」の言葉に幸せに読了。



読み始めたのが2020年1月4日。
全巻読破したのが2024年1月1日。
きっちり4年で完走。
勧めてくれた友だちにめっちゃ感謝。
夢中で読んでいたら昔からの友だちが気づけば何人もこの作品を読んでいて、
色々話せたことも嬉しかった。
読友さんたちとも語れたことも嬉しかった。

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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部 女神の化身Ⅺ」



国を根本から変える改革のための話し合い。
ここで王族の不甲斐なさというか身勝手さが噴出する。
やるべきことをやらずに白の塔に入るつもりになっている現王にびっくり。
自分一人ならそれでいい。
でも、家族のことを考えたらできない選択だよ?
フェルディナンドとの関係性について
「家族」というワードがローゼマインから出たけど、鈍いにもほどがあるよ。
フェルディナンドはお気の毒。
人知を超えた神の関与する領域で相当な苦労をするローゼマインたち。
次巻で最終巻。
下町のみんなに会えること、そして大団円であることを疑っていない。


これから作る図書館都市の名前はアレキサンドリア。
うん。
それしかないよね。
納得の命名。

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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅹ」」香月美夜



戦いの決着がつくと同時に、副題についても大納得。
なるほど~。
闇雲に前に突っ込んでいくだけでは、戦いには勝てない。
甘いことを言っていれば、足元を掬われる。
つくづくフェルディナンドは敵に回したくないけど、
現状の把握分析に加えて
戦後のことまでを考えて動ける人もそうそういないメンツの中で、
そこにいてくれる心強さ半端ない。
ここで洗濯機を持ってくるあたり、初回からの設定が全くぶれてなくて流石です。
毎回のことだけど、書き下ろしによる本編補完が痒いところに手が届く親切設定。
残り二冊。
戦後処理を彼らがどう展開していくのか。
とても楽しみ。

おまけまんがのぐるぐる巻きにされてピチピチしているハルトムートに爆笑。
知るべきことを知らない。
果たすべき責務を果たさない。
国を左右する立場にいる者がそれでは国は成り立たない。
そりゃあ、現場で戦ってる身としては怒り心頭に達するよね。
というわけで。
フェルディナンドには戦後処理で自分の望む未来を掴み取ってもらいたい。

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「科学でナゾとき!わらう人体模型事件」あさだりん (偕成社ノベルフリーク)




姪っ子ちゃんに!と思ったけど、大人が読んでも十分面白かった。
「学校で起こる事件のナゾを科学の力でときあかせ!」と帯にはあるものの、
その事件は突拍子もないものではなく、日常の学校生活の中で子どもたちが遭遇したもの。
友だちのために、自分のために。
その事件をどうにか解決しようとする子どもたちの姿が微笑ましい。
彼等の謎解きに力を貸すのが、一風変わった理科教師。
かみ砕いた説明の仕方も、子どもたちへの関わり方も、自然体で好感が持てる。
彼と児童会長が親子であることは秘密。
この秘密はいずれ周知になるのかしら?気になる~。


自分のための本を探していたら絶対に手に取らなかっただろうけど、
読んでみたら思いのほか楽しかったので、続きも買ってしまいそう(笑)

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IX」



もっと引っ張るかと思ったゲオルギーネとの戦いは、意外とあっさり終幕。
まぁ、戦っている当人たちにとってはちっともあっさりじゃなかったんだろうけど。
本編を読みながら物足りなく感じていた部分は、
5人の視点からなる書き下ろしでしっかり補完されて満たされた。
フェルマイ二人が揃えば、掛け合い漫才みたいな会話は健在。
久々に微笑ましくて愉快。
存在していない恋バナを展開されて恋が作り上げられていく様はちょっと恐怖。
でも、トゥーリやルッツが真相をしっかり把握していることに和む。
最終的に皆が望んだのは現実をしっかり見据えたうえでの着地点。
その前に最終対決!

特典SSまで読みごたえがあって、お得感満載。
下町の面々のローゼマイン認識が変わっていなくてとても安心する。

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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身VIII」



フェルディナンドを奪還するための怒涛の展開。
無茶を押し通していろいろ突破していく皆々の行動がとても好き。
久しぶりのフェルマイのシーンがホントしっくりきすぎて微笑ましい。
素直に感動の再開とならないところが、なんともこの二人らしいね。
そして、ああ、そうきましたか!という思わず膝を打ちたくなる展開。
1巻から目指してきた野望(?)の着地点はそうくるのね、と見えてきた終着点にわくわくする。
その前に。
片付けなければならない大問題が立ちはだかっているので、
もうひと頑張りだね。
エピローグとプロローグ、そして描き下ろしSSはありがたい本編補完。

とても楽しく一気読み。
続きがものすごーく気になってもWeb版は覗きにいかずに紙本待ち。
焦れ焦れ待つ楽しみは未読の間しか味わえないからね。
……と言いつつ、私結末ネタバレ食らっているので、ざっくりした着地点は知っているのでありました。
Web版既読の友だちのTwitter危険!

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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅶ」 香月美夜



後半に向けて一気に加速するように事態が動き、
え、ここでお預け!?というところで続いてしまった。
30冊読んできても衰えない面白さ。素晴らしい。
諸悪の根源との直接対決間近。
足りない戦力を補うためのローゼマインの戦略はお見事。
ダンケルフェルガーとのディッター勝負がここでこんなふうに
活かされるとは。
戦闘に特化したシュミルが一体どんな活躍を見せるのかも気になる。
王族の他力本願ぶりには「自力で現状を打破する気概を見せなさいよ」と
詰め寄りたい。
自力で大切な人を取り戻すために全力で臨む彼らの姿に期待して次巻へ。


読んでも読んでも次の巻に手を伸ばせる状態でここまできたのに。
ついに追いついてしまった……。
こんなに気になるところで!
でも大丈夫!
来月も再来月も新刊発売☆
楽しみ~♪
冬は車が汚れる……と言う話をしたけど。
「ヴァッシェン!」の魔法が使えたら車は一瞬でピカピカになるなーと
ちょっとうらやましく思ってしまった。

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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅵ」 香月美夜



ヴィルフリートに崩れて欲しくなかったのは、
領主一族とカルステッド一家の和気藹々とした雰囲気が
崩れて欲しくなかったから。
分断ノーサンキュー。
この先の道のりは決してやさしくはないけれども、
自分で歩むべき道を熟考する方向へと導かれたヴィルフリート。
踏ん張りどころだよ。
そしてローゼマインも岐路に。
今回は平民のみんなの出番がたくさんあって幸せ。
やっぱりこの作品の原点は下町にあるんだなぁとしみじみ。
特典ペーパー。
うっとおしいハルトムートにはしっかりフェルディナンドの鈴がついていたことに、
何故か私がしてやったり。

下町のみんなに出会って、最初から読み返したい衝動に駆られてみたけど、
それは今じゃない、と、ぐっと我慢。
いつかのお楽しみ♡

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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅴ」 香月美夜



今回は王族めんどくさっ!
問題事に対して自力でどうにか対処するのではなく、
誰かにど~にかして~!と、丸投げ。
それも、お願いするのではなく、やってもらって当たり前な上から目線。
そんな理不尽とガッツリ戦ったローゼマインの立ち回りはお見事。
ポンコツ王子に対するアドルフィーネの心の中での毒舌も小気味よい。
とはいえ、そんな苦労、しなくて済むに越したことはないのに。
ローゼマインの関わる世界が平民→貴族→王族と広がっていき、物語も佳境。
裏で暗躍している気持ち悪い人たちが完膚なきまで叩きのめされることを期待する。



レビューを書くより続きが読みたい!と思いつつ、
一冊一冊整理していかないと混乱するのがわかっているので
読む手を止めての打ち込み。
盛大なネタバレを喰らっているので(Twitterの弊害・笑)物語の着地点はわかっているけど、
ここからどう展開したらそこに行きつくのか楽しみで仕方ない。

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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅳ」 香月美夜



「派閥」の存在が本当にめんどくさい。
エーレンフェストをどう守るのか。
老人たちは恨みつらみが凝り固まりすぎて害にしかならず、
肝心の領主は頼りにならない。
なので、子どもたちが子どもたちなりに考え、
どう行動したらよいのか考える。頼もしいなぁ。
「情報」ってつくづく大事。
正しく伝わった情報は強大な武器になる。
そして歪められた情報は大きな足枷に。
ヴィルフリートにはポンコツで終わって欲しくないのでここが正念場。
自分にとって真の側近は誰なのか。
エピローグは光明と捉えていいのかな?
特典のルッツとトゥーリのssがとても好き。

ヴィルフリートが好きなわけじゃないけど、
この子には「ちゃんとまわり見て!自分で考えて!」と、
真っ当な方向に進んでもらいたい。
「第二夫人」を「役職」と言い切って志願したブリュンヒルデには大あっぱれ。











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