きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅹ」」香月美夜
戦いの決着がつくと同時に、副題についても大納得。
なるほど~。
闇雲に前に突っ込んでいくだけでは、戦いには勝てない。
甘いことを言っていれば、足元を掬われる。
つくづくフェルディナンドは敵に回したくないけど、
現状の把握分析に加えて
戦後のことまでを考えて動ける人もそうそういないメンツの中で、
そこにいてくれる心強さ半端ない。
ここで洗濯機を持ってくるあたり、初回からの設定が全くぶれてなくて流石です。
毎回のことだけど、書き下ろしによる本編補完が痒いところに手が届く親切設定。
残り二冊。
戦後処理を彼らがどう展開していくのか。
とても楽しみ。
おまけまんがのぐるぐる巻きにされてピチピチしているハルトムートに爆笑。
知るべきことを知らない。
果たすべき責務を果たさない。
国を左右する立場にいる者がそれでは国は成り立たない。
そりゃあ、現場で戦ってる身としては怒り心頭に達するよね。
というわけで。
フェルディナンドには戦後処理で自分の望む未来を掴み取ってもらいたい。
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