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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「デザインをするように料理を楽しむ BISTRO VEGEE'S」みらいパブリッシング



その美しさに、料理写真を眺めているだけでなんだかとっても幸せになれるレシピ本。
だけど、最重要なのはそこじゃなく。
日常的に使う食材で、無理なく作ることのできるレシピだということ。
最初から写真通りに綺麗には仕上がらないだろうけど、作ることはできる。
そして、味はそんなに失敗するようなものではなさそう。
作りたくなってしまう。
アボカドエッグ。
これは速攻で作ってみたい。
大量のきゅうりに困ってスムージーにしたけど、冷製スープも美味しそう。
フルーツの白ワインやラム酒漬けは贅沢な逸品。
パイシートはあるからポットパイも作れてしまう。
わくわくする一冊。

読友さんのレビューでポチってみたけど、大正解。
今年のクリスマスはお気に入りのお店でのクリスマスプレートを
テイクアウトしようと思っていたけど、
鶏もも肉のオーブン焼きを作ってみたい気分になってきて困る。←作れよ(笑)
ぶりとアサリのアクアパッツァも作ってみる。



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「パンダ「浜家」のファミリーヒストリー 」東京書籍



NHKのファミリーヒストリーで取り上げられた、まさかの人外、パンダ。
そして初の番組書籍化。
アドベンチャーワールドにやってきたパンダ「浜家」の歴史と、
パンダたちを支えた人々の努力と苦労と喜びがつづられた一冊。
どこを開いても「かわいい」しか出てこない癒し本。
サイズはA5くらいなんだけど、倍でもいいよ。
というか、もっと大きなサイズを勝手に想像していました。(笑)
パンダにも一頭一頭性格があって、育ち方もそれぞれ。
愛くるしい写真とともに丁寧に紹介されています。
利き手があることは初めて知ったわ~。
ますます行きたい想いが募るアドベンチャーワールド。


アドベンチャーワールドに行きたい行きたいと騒いでいたら、
来月遊びに来る予定の姪っ子ちゃんから「パンダのぬいぐるみ持っていくからね!」という
可愛いお手紙をもらいました。
姪っ子ちゃん、可愛すぎるんですけどーー!!!

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「仏像の本」仏像ガール(山と溪谷社)



何かを鑑賞する際、まずは見て感じてが基本だと思っている。
それが好きか好みじゃないか。
語りかけてくる何かがあるか。
目が離せなくなる何かがあるか。
その対象について詳しく知りたいという欲求はそのあとから湧いてくるもの。
それでいい。
湧いた興味をより深く広げるための第一歩。
専門的……となると物足りないと思うけど、
入門編あるいは初心者編としてこの本は丁度いい。
目にしているからこそ知識として頭に入ってくることもあるし、
知らなかったことの気づきがある。
次に仏像を見に行くときには、忘れずにバッグに忍ばせたい。

個々の名前や言葉を覚えたのって
CLAMPの『聖伝』の影響が一番大きいかな。
それと、途中挫折した藤川桂介の『宇宙皇子』。
10代の時のあやしい基礎知識が今でもお役立ち。(笑)
毘沙門天と言えば謙信公!と言いたくなるのはミラージュ。
震災後に中尊寺で見た仏像が素晴らしかったんだけど、
お名前を忘れてしまった……うう、残念。

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「世界の美しい廃墟」トマ・ジョリオン



感性は人それぞれだけど。
このタイトルに何故「美しい」の形容詞が入るのかが私にはわからない。
遺跡や遺産は過去に構築されたものであっても、
たとえ今は人が住まわないものでも。
時間の流れの中にひっそりと佇み、纏う空気は淀んではいない。
その状態を保持しようと尽力する人がいる。
だけど、ここに写された廃墟は完全に時間の流れから取り残された建物群で、
ただ朽ち果てていくだけ。
窓の外の景色は現代の景色そのもので、
取り残された感が余計感じられるよね……と思ったときに気づいた。
室内写真しかないことに。
何か意図があるのかな?
建物の外観が見たかったなー。
多分ここまで寂しい気持ちにはならなかった気がする。

頁を捲りながら、そして崩れた室内を眺めながら、
アニメ→映画と観てきた「PSYCHO-PASS」のいくつかのシーンが
脳裏を過ったのはなぜだろう?
何か共通するイメージがあったのかな?
時間に余裕ができたら全部見返したいけど、積読が山になっている現状では
録画した番組を倍速で消化するだけで精いっぱい(笑)

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「星野道夫の宇宙」 (図録)



一頁一頁ゆっくりと丁寧に捲りながら、
パネルで見た時のような息を呑むような迫力と臨場感とはまた違った思いを噛みしめる。
それらの写真が訴えかけてくるものはそこに確かにあって、
私の心に漣が立つ。
そして、写真に添えて綴られた飾らない言葉の一つ一つが胸に刺さる。
写真の素晴らしさはいつ見ても変わらない。
だけど、何を感じるか、受け止めるかは多分その時々によって違ってくるものかもしれない。
前回この写真集を眺めた後の私の経験値は知床の自然を実際に目にしたこと。
スケールは全く違うけど、あの時見たヒグマやオジロワシの姿が脳裏に浮かんだ。
「たった一度のかけがえのない一生」
だから、悔いがないように。


20年近く前に会社帰りに星野氏の写真展を見に行った。
写真が語り掛けてくる雄大さと美しさと厳しさ。
感動に震えて思わず涙がこぼれてあわてて取り出そうとしたハンカチが……
ない!
こんな日に限って忘れてくるタイミングの悪さ。
そして感動のままにこの図録を購入して家に帰ったら
数日前に先に見に行っていた妹が「あ、私もそれ買った!」
言って!そういう大事なこと、先に言って!
とはいえ。妹は家を出るときに図録も持って行ったので、
自分の分は自分で確保しておいてよかったっていう話(笑)
時々眺めては、そのたびに心が震えます。

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「高速ジャンクション&橋梁の鑑賞法」



その圧倒的なスケール。
機能的で無機的であり、美しくもある外観。
何より、それは人が設計して作り上げたもの。
眺めているでワクワク感が募る。
一言で言えば「超カッコイイ!」。←語彙……(笑)
写真の素晴らしさとかつての思い出が直結して二倍楽しい。
初めてレインボーブリッジを走った時の夜景の美しさに感動こと。
初めてアクアラインを走った時の爽快感。
そして、初めて首都高を走った時にそのルートの複雑さに半泣きになったこと。
(当時カーナビなんて搭載してなかった)
今度は走るんじゃなくて外側からゆっくり眺めてみたい。

首都圏の道路を走ってみると、車線の多さと車の多さに
東北との人口の違いをまざまざと思い知らされる。
目次で東北のジャンクション名を探したけど
規模の大きさの違いから、載ってなくても仕方ないよね、
と思ってみました。



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「世界の文豪の家」



美しい建物の写真を眺めているだけでもとても楽しい。
本読みとしては、その建物で生活していた作家たちの作品がいかにして生み出されたのかを
知ることができるのはとても嬉しい。
そして、簡単にではあるものの、紹介される作者の人生が大変興味深い。
ローラ・インガルスが『大きな森の小さな家』を
執筆し始めたのが還暦を過ぎてからだということに驚いた。
そこから9作品。人間の可能性は無限大。
一番インパクトがあったのがユゴーの家。
なんじゃこりゃ!?的なインパクト。
落ちつかない。
ヘッセの生活していた場所は作品イメージそのものの風景の美しい場所で嬉しくなる。→


読みながら何を思ったかというと、
部屋を徹底的に片付けて、綺麗に整えたくなってみました。
そんなふうに触発されるくらい、素敵な家がたくさん。
特に北欧の家は洗練されている気がします。
紹介されている作家は41人。
そのうち既読の作家は20人でした。

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「Art 1 誰も知らない「名画の見方」」高階秀爾 (小学館101ビジュアル新書)



とても分かりやすくて楽しく読める絵画の入門書。
小難しい専門的な言葉をほとんど使っていないけれども、
その絵画や作家についての背景がストンと入ってくる。
絵画を見る時は自分の感覚で好きか嫌いか。
それから部屋に飾りたいか飾りたくないか。
私の場合はまずはそこから入ります。
好き!と思った作品は当然プラスイメージなわけだけど、
初見でマイナスイメージだった作品も、
そういう絵が描かれる時代背景と必要性があったのね、と今回お勉強になりました。
「これが名画だよ」でははく、
「こんなふうに見るとおもしろいよ」的な著者の視点が良かった。


この本で紹介されている画家の美術展に行くときは時は、
その部分をきっちり読み返してから鑑賞しに行こうと思います。

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「おやすみ動物園---眠る前に見たい動物たちの寝顔」たちばなれんじ



余白部分に物語を書き込みたくなる。
穏やかな眠りの中に在る、彼らはどんな夢を見ているのかしら?
「サバンナの掃除人」と言われるハイエナも寝顔は無邪気だ。
「人の夢を喰って生きる」と言われるバクも幸せな夢を見ている。
フラミンゴは眠るときも一本足。
シロフクロウは素敵な笑顔。何がそんなに楽しいのかしら?
ゴールデンターキン。キミとは初めて出逢ったわ。
ヤギさん、歌を口ずさんでいそうね。
無防備な姿で眠る動物たち。
おやすみなさい。
また明日。
眠りは明日への活力。
彼らも皆様も、そして私も。
向かえる明日が幸せな一日でありますように。

夏休みに遊びにくる姪っ子ちゃんたち用に購入。
何故か私が癒されました。
どうしよう。
物語を書き込みしたくてたまらない(笑)

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「世界でいちばん美しい城、荘厳なる教会」



ピンタレストでお城や教会の写真を集めているのですが。
なんかもう、携帯画面でチマチマ見るんじゃなくて、
どどーんと広げて眺めたい!と思った時に出逢った本作品。
買ってよかった素晴らしい一冊。
写真の美しさは言わずもがななんだけど、
たとえばかつて読んだ本だったり、見た映画だったり、学習したことだったりが
彷彿とさせられて、とても良い刺激になりました。
簡潔に添えられた解説は、スッと頭に入るわかりやすさ。
立地の奇抜さ、建造物の壮大さ或は繊細さ、
自然の光の織り成す美しさ、人口の模様の緻密さ、様式美……
繰り返し眺めて何度もうっとりしたい。


もっと大きいサイズで見たい……
という欲求を突き詰めると、きっと現地に行きたい!ってなるのよね。
どれかひとつは、自分の目で見に行きたいなぁ。




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