きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「Art 1 誰も知らない「名画の見方」」高階秀爾 (小学館101ビジュアル新書)
とても分かりやすくて楽しく読める絵画の入門書。
小難しい専門的な言葉をほとんど使っていないけれども、
その絵画や作家についての背景がストンと入ってくる。
絵画を見る時は自分の感覚で好きか嫌いか。
それから部屋に飾りたいか飾りたくないか。
私の場合はまずはそこから入ります。
好き!と思った作品は当然プラスイメージなわけだけど、
初見でマイナスイメージだった作品も、
そういう絵が描かれる時代背景と必要性があったのね、と今回お勉強になりました。
「これが名画だよ」でははく、
「こんなふうに見るとおもしろいよ」的な著者の視点が良かった。
この本で紹介されている画家の美術展に行くときは時は、
その部分をきっちり読み返してから鑑賞しに行こうと思います。
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