きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「弁護士は恋を自白する」榎田尤利 (SHY NOVELS)
プロのダンサーを目指して単身NYに渡った潤也と、
そこで出会った弁護士のアシュリーとの物語。
セオリーだったらこういくんだろうなーという想像を軽く飛び越えた、
想定外すぎた展開がおもしろかった。
すべての流れを良い方に導いたおばあ様のお言葉はとても素晴らしい。
後半はダンサー仲間のリックとショーンの物語。
考えが足りないなりに実は一生懸命考えているショーンがとても可愛いし、
臆病さを捨て、恋愛にのめり込んだリックは溺愛系で素敵。
こちらは王道展開。
ガツンとしたインパクトも王道も堪能できるお得な一冊。
共通項は勿論ラブ☆
アシュリーのメンタルが安定してなさそうだなーとは思ったけど。
それにしたってまさかの行動にびっくりよ。
一方で、単身でNYに移り住んできただけあって、潤也の肝の座り方は爽快だった。
現場に乗り込んだシンとジェレミーの誤解しまくった二か国放送も愉快。
潤也が英語を理解していないと思い込んでのアシュリーたちの会話と
それに対する潤也の突っ込み等々の、通じ合っていないやり取りも楽しい。
日本語と英語の使い分け(全部日本語表記だけど)がうまいなーと思ったし楽しかった。
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