きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6)」有川浩 (角川文庫)
隊員たちの過去が垣間見られる最終巻。
楽しい思い出話だけではなく、ホロリと苦味の残る過去を持つ隊員も。
弱さを自覚した上での強さ。
過ちを認めた上での正しさ。
人に歴史あり。
培った過去の延長上に今がある。
堂上と郁の幸せな家庭内描写は読んでいて本当にあったかい気持ちになる。
そして柴崎の見舞われた災厄に背筋が寒くなる。
歪で卑怯な攻撃が気持ち悪い。
手塚、間に合ってよかったよー。
恋愛に不器用な手塚と柴崎。
柴崎はもう、郁たちを羨ましがる必要もなくて。
ちゃんと寄り添える相手と一緒になることができたのが嬉しい。
終幕は〆に相応しい人で。
楽しかった!
その息遣いをすぐ傍に感じられそうな程、身近に思えた彼ら。
再読にもかかわらず、そして再読だからこそ、本当に楽しい読書時間でした。
満足☆
PR
COMMENT