きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「女王と海賊~暁の天使たち5」茅田砂胡(C・NOVELS)
そして役者は出揃った。
怒れる女王の驀進は留まるところを知らず。
何で怒っているのかがわかるだけに、再開の瞬間が楽しみだったわけだけど、
ケリーに一発かました後のジャスミンのあんな素敵な告白が聞けるとは
思ってもいなかったわ。幸せ!私が!
並び立つ海賊と女王の姿に、気持ちが弾みます。
キングの貫禄はさすが。
そして、現役軍人を罵る女王の鈍っていない腕前もさすが。
振り回されっぱなしだったダンだけど、
肝心なところではちゃんと行動できる子(40過ぎのおじさまだけど・笑)でした。
一件落着かと思いきや、最後の最後に最も不穏な爆弾が暴発。
次巻、どうなるの!?
軽妙な会話は相変わらず楽しくて。
彼らの心のなかのツッコミがまた楽しくて。
笑いながら読み進めて、ジャスミンの告白でふわっとした気分になって、
最後のルゥの暴走でハラハラして、エンタメ要素満載な読書時間でした。
だからこのシリーズ、やめられない。
内容(「BOOK」データベースより)
ルウが復活し、キングも帰還し、女王は覚醒し、ダイアナも起動した。だがキングは連邦情報局に捕えられ、女王とダイアナには“ダイダロス・ワン”が繰り出した精鋭部隊が接近しつつある。この“加速する非常識”をルウの力で見せられたダンは呆然と呟いた。「…あかい、ひこうき…」絶好調、暁の天使シリーズ最新刊。
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