きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「スキャンダル 下」水壬楓子(リンクスロマンス)
久賀の導いた落としどころは、厳しいけど理にはかなっているよなぁ、と納得。
凌辱を受けること、見られること。
相手の立場に立ってみなければ、その気持ちはわからない。
祥彰と佑士の二人だけだったら蟠りを解くのにもう少し時間がかかったかもしれない。
トラウマを克服するため、そして、気持ちを改めて確かめ合う為のセックス。
瑞妃が目にした幸せな光景のイラストでのエンドは申し分なし。
後半は政界の重鎮久賀と刑事城島の物語。
18歳の歳の差はあれど、安定の大人カプ。
久賀の策士っぷりと余裕と貫禄が大変素晴らしい。
年上が年下を甘やかす話は好物です。
某バンドのギターの方のおかげで「城島」と見かければ読み方は「ジョウシマ」。
今作の「城島」は「キジマ」さんでした。
内容(「BOOK」データベースより)
養父である代議士・秋津祥彰の政敵に誘拐され、輪姦・凌辱されつづけていた佑士は、祥彰の手によってようやく助け出された。しかし、ぎこちない祥彰の態度を誤解した佑士はこれ以上迷惑をかけたくないと家を出てしまい…。互いに相手を想いながらも擦れ違う、切ない恋を描いたスキャンダル・ラブ、遂に完結!捜査二課の城島高由が、政界の重鎮・久賀清匡に翻弄されるリスク・ラブ『プロローグ』に、佑士と祥彰の書き下ろし掌編も収録。
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