きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ダブルバインド 1」英田サキ(キャラ文庫)
ガッツリ掴まれた第一巻。
この一冊の中でそれぞれの登場人物の人生を説明的じゃなく、
きちんと語っているところが英田さんだなぁ、と思います。
だからのめり込むし、それぞれに感情移入してしまう。
常軌を逸した殺人事件の真相はもちろんだけど、
それぞれの人たちの関係性の行方もとっても気になる。
蓮っ葉な素振りを装っている葉鳥はなんだか痛々しい健気っぷり。
そんな葉鳥に対する新藤の想いの本音を聞いてみたい。
オトコマエ美人の瀬名の心の揺らぎにそそられる。
そんな瀬那に振り回される上條のあったかい包容力は素敵。
この二人の掛け合い漫才みたいなやりとり、好きだわ。
祥とヒカル、そしてケイはどうなっていくのかしら?
諸々気になりつつ、次巻へ。
赤松くん……「○松」に「くん」がつくと、六つ子の顔しか浮かばない。
アニメ観てないのに!
影響力半端ないわ~
内容(「BOOK」データベースより)
夢の島で猟奇的な餓死死体が発見された!?捜査を担当することになったのは警視庁刑事の上條嘉成。鍵を握るのは第一発見者の少年だ。ところが保護者として現れたのは、臨床心理士の瀬名智秋。なんと上條が高校時代に可愛がっていた後輩だった!!変貌を遂げた瀬名との再会に驚く上條だが…!?謎の連続殺人を機に一度終わったはずの男達の運命が交錯する―英田サキ渾身の新シリーズ。
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