きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ロッセリーニ家の息子 継承者上」岩本薫(ルビー文庫)
三組の恋人たちの、甘く愛に溢れる逢瀬から始まる物語。
幸せな気持ちでふわふわしていると、一転して、深刻な現実を突きつけられることになる。
古くからの歴史を持つ一族の後継者問題。
それぞれの苦悩、それぞれの恋愛感。そして愛を貫くという揺るぎない想い。
悪いようには転がらないよなぁ、と思いつつ。
自分たちの恋愛を「罪」と捉えざるを得ない状況が切ない。
マクシミリアン・瑛・礼人の三者会談(?)の様子が個人的には好き。
番外のダンテの働きっぷりがひたすら愛おしかった(笑)
本当に彼はロッセリーニ家の人たちが大好きなんだね。
内容(「BOOK」データベースより)
新年を迎え、シチリアのマフィア一族・ロッセリーニ家の本邸“パラッツォ・ロッセリーニ”に久々に集う三兄弟―レオナルド、エドゥアール、ルカ―とその最愛の恋人たち。数々の苦難を乗り越えて幸せを掴んだ彼らだったが、レオナルドが「秘密」をエドゥアールに打ち明けたことを発端に、兄弟の絆が揺らぎ始め…。岩本薫が贈る極上のラブ・ロマンス「ロッセリーニ家の息子」シリーズ文庫版第5弾前編。三兄弟を長年見守り続ける執事・ダンテ視点の書き下ろしを同時収録。
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