きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「横顔と虹彩~イエスかノーか半分か番外篇~」一穂ミチ (ディアプラス文庫)
仕事に対する各々のシビアな姿勢にこちらの背筋も伸びる。
彼らの真摯な姿は、多分、どんな仕事にだって当てはまる。
仕事を介して出逢った竜起と深。
正反対な性格の二人の仕事上での、そしてプライベートな面での
距離の縮め方がとても好き。
気付けば相手のことを考え、
いつしかなくてはならない存在になっていく。
その絶妙さをきっちり書いてくれる一穂さんの作品が、私、大好きです。
竜起の最初の仕事と、深の最後の仕事。
この二つは、二人の成長が垣間見れて、意味合いが深かった。
他愛もない会話からのベッドでの行為がとても優しい。
笑ったり涙ぐんだりしながら幸せに読了。
「愚民」「泣いてひれ伏せ」に、ああ、計だ。と安心するあたり、私もどうかと。(笑)
設楽×栄あり?ねぇ、あり?と、ぐるぐるした私もどうかと。(爆)
ねぇ、あり??←しつこい(笑)
内容(「BOOK」データベースより)
人気バラエティ番組「ゴーゴーダッシュ」でADを務める深。同局の夜ニュースの現場にも入ることになり、スポーツ担当のアナウンサー・皆川竜起と知り合う。竜起はやけに声が大きく強い目をした男だった。苦手なタイプのはずなのに、生き生きと喋る竜起から深は目が離せなくなる。心酔するP・栄のもとで大好きな「ゴーゴー」に関わっていられれば幸せだった深だが、竜起はぐいぐい距離を縮めてきて…?
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