旧版既読。
削られた部分と、書き加えられた部分と。
わかる自分にほっとする。(笑)
冒頭は白泉社版が好き。だけど、ラストは角川版が断然いい。
誰もがいずれは必ず向き合わなければいけない大切な人との別れ。
命の火が消えたはずの当人を交えて、「死」と向き合う彼ら。
でも、思考はネガティブな方向には寄らず、
彼らの交わす言葉や仕草は、やさしさと幸いに満ちている。
別れは哀しいけれども。
受け取ったのは、そして与えたのはそれを上回るほどの愛。
だから、その愛と共に生きていく。
それもまた、人生だと思う。
発刊が令和4年3月。
読む気満々で買って、2年も積んでしまった……
せっかくの新刊は新刊の内によもう、私。
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