きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「RDC ―レッドアラート―」水壬楓子 (リンクスロマンス)
やり手の会社社長・江波とその会社の企画部に勤務する鉄朗の物語。
恋愛に舞い上がった江波はとても愉快なオヤジでした。
資産数十億のオヤジにジワジワと囲い込まれ、愛人契約を交わしても
常識的な感覚を持ち続けた鉄朗が好ましい。
一緒に暮らしていく上で価値観が共有できるのって、歳の差は関係なく大事。
同じ感覚で遊べるんだから、一緒にいて楽しいよね。
とは言え、この江波も到底一筋縄ではいかない腹黒オヤジ。
大嘘をぶっこんだプロポーズ。
ばれた瞬間に白目剥きたくなったであろう鉄朗が大変お気の毒。
でも、晴れて入籍できるわけだから問題ないよね。しかも溺愛。
お幸せに☆
社長の名前が「飛鳥」
会社が「斑鳩」
暗証番号が「壬申の乱」
『逆説の日本史』古代編を読んできた私にとって、
良いタイミングで読めたなぁ、と。
まぁ、記号的な感じで出てくるだけで、本書の内容とはまったく関係ないのですが(笑)
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