きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ゆっくり走ろう」榎田尤利(キャラ文庫)
読み心地は抜群の安心感☆
身近に感じられる日常生活と恋愛感情が程よく絡みあって進行していく物語。
構えることなくさらっと読めるわーと、楽しく物語を追っていったら
素敵な言葉に射抜かれました。
「何もかもを信じるのは無理で、ずっと信じ続けるのもやはり難しく、
時々疑ったり、怒ったり、すれ違ったり、そういったなにもかもすべて恋なのだ」
うん。そうだよねー、と、噛みしめることしきり。
相手の仕事のことを最優先で考えて、お互いに節度ある大人であろうとした立浪も里見も好印象。
良い子にならなくていい。不安はぶつけていい。
そういうのをお互いに受け止めあって育てていく恋。
なんだか癒されました。
内容(「BOOK」データベースより)
「経営改善に来たのに、車を売ってこい!?しかも期限はたった二週間!」自動車メーカーに勤める里見は営業指導のため、郊外の販売店に出向。けれど反発を買って、周囲から激しく浮いてしまう。無理難題を押しつけられた里見の唯一の味方は、関東圏でトップの販売成績を誇る営業マンの立浪。彼の笑顔に癒されて、惹かれ始めた里見だけれど…。アダルト・ワーキングLOVE。
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