領主の養女・ローゼマインが果たすべき職務と自らの目的のために奮闘する一方で、
領主、何やってんの?とイラっとする。
自分の後を継ぐべき子どもをきっちり教育せずに野放し。
それは優しさでもなんでもない。
環境が人を育てるということをつくづく実感する。
親子共々、まだやり直せる時にその根性を叩き直されたことを感謝するといい。
ローゼマインの常識と、フェルディナンドたちの世界での常識。
その乖離と擦り合わせの仕方が本当にうまいと思う。
間にベンノたちが入って説明役になっているのが良いバランス。
著者が構築した世界観の隙のなさがすごいと思う。
最強で最高はエイターに。
そして、最強で最凶はフェルディナンドに。
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