きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「くちびるに歌を」中田永一 (小学館文庫)
ドキドキハラハラしたり。笑ったり。思わず涙ぐみそうになったり。
心揺さぶられる、とても楽しい読書時間だった。
15歳。
海に囲まれた美しい島で、多感な時代を共に過ごした仲間たち。
素直な思いを吐露した彼らの手紙が刺さったなぁ。
それぞれ心に悩みを抱えながらも、
一つの目標に向かって一致団結して向き合う姿の素晴らしいこと。
幾つもの困難を見事に乗り越え、ゴールにたどり着いた彼ら。
出来すぎだと思いながらも、その先にあったラストには心が震えた。
いつかはバラバラになっても。
そこで得たものは、彼らの一生の宝物になるだろう。
1985年のつくば万博の「ポストカプセル2001」という企画で、16年後の2001年の誰かにあてて当時の自分が書いた手紙を配達してくれるという企画があって。
私は自分にあてて投函していた手紙を受け取りました。
で、すごかったのは、当時の弟の担任の先生が
受け持ちの生徒ひとりひとりにあてて手紙を投函していたこと!
忘れたころのサプライズ。
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