きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ところで死神は何処から来たのでしょう?」 (新潮文庫nex)
シリーズ三作目。
前二作と同じように展開するかと思いきや。
後半に入ってからの怒涛の展開に前のめりになってしまう。
張り巡らされた伏線が半端ない。
おもしろかった!
とはいえ、これまで死んでいることを宣告され、
受け入れてきた人たちと同じ摂理の中にとどまって欲しかったと思う点もあり、
ちょっとだけ釈然としない感じも抱えた読後感。
その存在は次元が違うと思うから受け入れられるものであって、
次元が同じイレギュラーケースだと思うと、納得しかねる思いも過る。
「彼」の再登場は私的にはご褒美で、テンションが上がっての読了。
人間って現金だわ。
さて。
一作目、二作目の殻を破った感のある三作目を経て、
四作目がどう展開するのか。
期待感を膨らませて新刊待機。
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