自らの招いたことの尻拭いを他人に押し付けようとする輩にイラっとしながら読み進める。
血縁だからこそのめんどくささってあるよね。
殿様な顧客対応をしていれば、取引先を失うのは自明。
身勝手な要求を突っぱねる選択肢もあっただろうけれども。
手を差し伸べることを選んだ彬。
傾きかけた会社をどう立て直すのか。
紆余曲折ありつつも、
彼等が考えに考えた対策と手腕、そしてその成果を追っていくのは興味深かった。
アキラとあきら。
どちらのあきらにとっても父親の存在は大きい。
テンポよく展開していく物語。一気に読了。
「引き際」を見極める事ってとっても大事。
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