個人的な読みどころは二つ。
一つは「戦争や剣や弓で殺すのはよくてどうして嚙み殺すのはいけないんだ?」と
リィが問いかけるシーン。
うん。なんで?
命を狙ってきた者を「殺す」という行為は同じなのに手段が違えば化け物呼ばわり。
ビジュアル的に強烈すぎる、というよりも
根源的なところで畏怖しているのは伝わるけど、
でもやっぱりこの「どうして」には答えられない。
もう一つはウォルとリィが結婚式場からそのまま戦場に飛び出していくシーン。
そして戦場で行われた二人きりの式の続き……というか剣の誓い。とても好き。
この巻に関しては初読の時と言ってることがほぼ一緒である……ことに気づいてみました。
よっぽど印象深いんだなぁ。

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