きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ライオンのおやつ」小川糸(ポプラ社)
こんなホスピスがあったらお世話になってみたい。
だけど、それは私がひとりぼっちだったらの話。
できるなら、最後まで家族と一緒にいたい。
そう思える自分が、幸せだと思う。
生きることの執着地点は死ぬこと。
その定めからは逃れられない。
「泣いても笑っても同じ人生。だったら最後まで笑っていきましょう!」
自分が心に抱え続ける言葉はこれしかないかな。
多分笑っていられる。
だけど、小さな子どもが闘病している姿はほんと辛くて、
彼らに向けて同じことを言えそうにはない。
これから誰かを見送るときは「良い旅を」と。
心の中で語りかけようと思ったお借り本。
QOL。
大事だよね。
この先また抗癌剤治療をするかしないかの二択に迫られることがあったとすれば。
まずは脱毛の有無を確認しよう。
そして食事ができなくなるほどの嘔吐感の有無。
この二つがなければ投薬を前向きに検討してもいいかな?
じゃなかったら本気で悩むなぁ。
100%完治する!というのでない限り、むしろやりたくない。
抗がん剤治療をしながらもやりたいことをやりきった
(沖縄に行き、コンサートにも行った)私ですらそう思います。
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