忍者ブログ

きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「不良の木」北方謙三(光光社文庫)




不良の木。
とても見慣れた変哲のない単語の組み合わせ。
だが、最後まで読み切って、このタイトルに唸る。
この物語の中でしか汲み取ることのできない意味が、その言葉には込められていた。
大切なのは、真実を見極める目。
惑わされることなく、背けることなく、ただ、真実を。
大都市間を往復する間に見えてきた真実。
一人の男に導かれ、命懸けで駆け回った彼らの踏み躙られた想い。
それでも、彼らはその真実を受け止めて、前に歩き出していく。
「いつか、また」
その約束が果たされる日が、来るのだろうか?
個人的には武田さんと野崎はなんだかいいコンビだと思うので、
この先も絡んで行ってほしいなぁ、と、思うわけなのです。


「君たち、どこまで行ったんだい?」
「Aまでよ」
この会話、今の中学生の子たちにも通じるのかしら?
もう死語?
と、思いっきり通じる世代の私は首を傾げてみました(笑)



拍手

PR
  

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 5 6 7 8
11 12 13 15 16
18 19 21 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

プロフィール

HN:
みやこ
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- きままに読書★ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]