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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「苦悩する男 下」ヘニング・マンケル(創元推理文庫)

スェーデンの田舎町で起こる事件を描きつつ、シリーズ全巻通して一人の男の人生を描いた物語。
このやるせなさというか物悲しさというか……
何とも言えない思いをしみじみ噛みしめる。
複雑な事件を追いつつ、ヴァランダーが向き合わざるを得なかった老い。
出会いと別れを繰り返し、人は年を重ねていく。
いつしか別れていく人の数が増え、いずれ自分も別れを告げる。
でも、失うだけではないのも人生。
彼はかけがえのないものを得ているのだから。
事件の真相と、え?どういうこと?と思っていた部分は見事にまとめ上げてくれたと思う。
抜群に読み応えのあるシリーズだった。


今自分が見ている世界は、永遠には続かないと、突きつけられた近年。
昨年、スウェーデンはNATOに加盟。
それをリアルに覚えている間にこの作品を読めたのはタイミングが良かった。
残るは短編と各巻解説を含めた一冊。
シリーズ総括はそちらで。
蛇足だけど……体調の不良を感じ、怖いから、と言う理由で病院に行かないのは悪手。
引き延ばせば伸ばすほど、症状は悪化するのよ。

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