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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「夢色十夜」かわいゆみこ (パレット文庫)

昭和初期。
海軍将校を父に持つ倉橋と、侯爵家の子息鷹司の織りなす幻想的な物語。
オカルティックな作品は積極的に読む方じゃないんだけど、
かわいさんの描く不可思議な世界を堪能した。
情景描写の緻密さは、そこに在る光景をリアルに想起させ、
二人の掛け合いからは、
親密な精神的な繋がりを持ちながらも、それ以上は踏み込まない絶妙な距離感を伺わせる。
今回は三篇収録。
『白鳴琴抄』決して人を恨まなかった智子の心の在り様が美しくも哀しい。
『薄氷』今の二人の関係の源流を知れるのが嬉しい。
『夢の迷い路』人を魅了し幻惑する桜。

京都の桜。
機会があれば一度眺めにいきたい。
時期が限られていることを考えると、仕事をリタイアした後のお楽しみかな?
うん。
それまでは東北の桜巡りを満喫☆彡

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