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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「妖奇庵夜話 魔女の鳥籠」榎田ユウリ (角川ホラー文庫)



それでも、洗足は青目のために茶を点てる。
そう思っていた終盤。
絶対に踏み越えてはいけない一線を自ら飛び越えた青目。
洗足と細く繋がっていた何かを断ち切ったことは、
承知のうえ……かな。
人の心を操ることができても、
信頼を預けてもらうことはできない。
だから貴方はひとり。
少しずつ明かされる二人の過去。
青目の洗足に対する執着の所以は想像できる。
だからこそ、訣別した理由が気になる。
駄犬もいいとこの甲藤だったけど、なんだか憎めない。
頑張ったね。
事件のあらましに全く言及していないことは気にしない(笑)→

レビューを書いてみるまでもなく、
自分の関心のありどころがよくわかる。
とにかく気になるのは洗足と青目の終着点なのです。

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