完結巻。
白雄の出生の秘密が明らかに……と思ったら、
まさかの光の出自までが明らかに。
人を殺した、物を盗んだ、等の罪はわかりやすい。
だけど、法できっちりと罰することのできない悪意で人を害する悪人ってホント質が悪い。
嘘に嘘を重ねた悪人はそのうち自滅すると信じたい。
白雄が不可避のものとして覚悟していた「その時」。
回避できた最悪の状態。
和樹は白雄の祖母の意図には気づかないし、
気づいたところでやっぱり二人の在り様はこの先ずっと変わらないと思う。
傍にいるのは互いが互いを選んだから。
久しぶりの木原さん。
とっても楽しく読了。
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