きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「最後の証人」柚月裕子 (宝島社文庫)
文庫最新刊を読むにあたって、佐方のことを復習しておきましょう、
という理由で再読。
読み始めるまでは「どんな話だったかしら?」とわくわくしてたんだけど、
プロローグだけで事件の全容や犯人を全部思い出してしまった悲しみ……いや、
読んだことがしっかり身についていたってことで喜ばしいことのはず。
でもやっぱりサスペンスやミステリーはまっさらな状態で読んだ方が断然おもしろい。
(持論です)
何度読んでも一市民が警察や検察からよってたかってこの状態に置かれたら
泣き寝入りしかない。
それが罷り通る世の中は間違っている。
「医師が話を急ぐということはどういう意味をもつことなのか」
うん。
私も知ってる。
電話で「すぐきてね」と呼び出されて良い結果だったことは一度もなかったww
だから主治医の先生から事務方を通さずに携帯に直電がかかってきたときは
いよいよヤバいんじゃないかってドキッとしたけど、
「びっくりさせると悪いから最初に言っておこうかと思って」という前置きの
診察室に行ってからでもまったく問題ない他愛のない用件でした。
先生、俺チョーいいことした!みたいに鼻高々だったけど、こっちはドキドキだったよ。
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