山内の成り立ちが語られ、
八咫烏や猿の立ち位置も示される。
そして、若宮の欠けた記憶も。
『八咫烏シリーズ』着手以前にこれだけの骨組みが出来上がっていたら、
そこに肉付けされた物語は間違いなく面白いよね。
今回の表舞台は八咫烏たちの山内ではなく、
現代日本の山内村。
とはいえ、突飛な感じはどこにもなく、違和感なく前作までとリンクしている。
どういう事情で若宮がその立ち位置にいるのか。
山内側の同行は続刊で語られるんだろうけど、
だからこそ、犠牲になった八咫烏が誰なのか、気になる。
間違いなく知ってる八咫烏だよね?

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