きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「神様のビオトープ」凪良ゆう(講談社タイガ)
5組……否、6組の愛の物語。
寒気がしたり、微笑ましかったり、切なかったり。
愛の形は様々で、想いは人それぞれ。でも、みんな真剣で嘘がない。
そして幸せの形にも定義なんてなくて、やっぱり人それぞれ。
誰にも迷惑をかけなければ、自分が幸せだと思う道を貫けばいい。
そういう意味では千花の選択には賛同できないかな?
秋くんと春くんには泣きそうになった。
高校生は素直に応援したい。
プロローグから私が想像した結末を、良い意味で見事に覆してくれた。
それこそが彼女の幸せ。彼女の信じる彼女の愛。
心に染み入るお借り本。とてもよかった。→
「試練に打ち勝てる人にのみ神は試練を与える」
的な記述が直前に読んだ本にもあって。
放射能の苦痛に呻く人に何言ってんの?と、思っていたわけですが。
私の求める答えがこの本にありました。
「そんな神さまこそ消えればいい」極論でも納得。
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