きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「逆説の日本史7 中世王権編」井沢元彦(小学館文庫)
大混乱の南北朝時代。
戦ってる朝廷がなんだかすごい。←語彙……。
裏切りの横行。
でも、すぐばれる裏切りにびっくり。
簡単に約束事を反故にする人たちの大人げなさが満載で、
僧兵を現代ヤクザに例えたのが上手いと思った。
絶対的権力不在の治世の不安定さは想像に難くない。
そうなるべくして後の戦国時代に突入していったのだと納得。
そして徳川の時代が何故安定していたのかに、改めて納得。
「足利義教」
今まで知らなかった彼の名前は、絶対に忘れられない名前としてインプット。
井沢さんの論旨の展開は相変わらず興味深い。
時代は大混乱でも、混乱することなく読めたのは『北方南北朝』を読んでいたおかげ。
私の南北朝の歴史知識はほぼほぼ北方から授かっています。
徳川生徒会の『日野太平記』と北方の『破軍の星』のおかげで、
そして私が東北人であることも相まって
私の歴史上でもっとも思い入れがある人物は北畠顕家なのでありました。
■行った場所:金閣寺
■行きたい場所:石清水八幡宮
■もう一度行きたい場所:三井寺(予備知識なしに行く場所じゃなかった)興福寺
■再読必須:『武王の門』
PR
COMMENT