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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「風の海 迷宮の岸」小野不由美(新潮文庫)



幼いながらも自分の運命から目を背けず、その役目を果たそうとする泰麒。
麒麟として自分は何を成すべきか。成さねばならぬのか。
わからないなりに必死に理解し、努めようとする泰麒の一生懸命さが愛おしくて切ない。
蓬山では誰もがやさしいけれども、誰も彼を10歳の子どもとしては扱ってはくれない。
堪えていた母への想いが溢れ出す場面には思わず涙ぐんでしまった。
驍宗と出逢ってからの泰麒の葛藤と苦悩が胸に刺さる。
泰麒に屈託のない笑顔が戻ってきてよかった。
主人公と他者との会話で、この世界の成り立ちや仕組みが読み手側にもすんなりと入ってくる。
その手法はすごいなぁ、と思います。

景麒、延麒、泰麒。並び立つシーンが煌びやかで好き。
そして悪玉にひたる延王が大好きです!


内容紹介

幼(いとけな)き麒麟に決断の瞬間が訪れる──神獣である麒麟が王を選び玉座に据える十二国。その一つ戴国(たいこく)麒麟の泰麒(たいき)は、天地を揺るがす<蝕(しょく)>で蓬莱(ほうらい)(日本)に流され、人の子として育った。十年の時を経て故国(くに)へと戻されたが、麒麟の役割を理解できずにいた。我こそはと名乗りを挙げる者たちを前に、この国の命運を担うべき「王」を選ぶことはできるのだろうか。

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