きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「2.43 清陰高校男子バレー部 代表決定戦編 1」壁井ユカコ (集英社文庫)
魅力的なライバル校の登場で、ますます楽しくなってきたお借り本。
誰にだって自分が主役の物語がある。
そんな風に思わせる個々へのスポットのあて方がとてもうまい。
だから、どのチームも応援したくなる。
……というのは建前で、本音はライバル校の三村推し。
彼の立ち位置、背負ったもの、プレッシャーを跳ねのけられる強さ、抱えた爆弾。
勝敗は次巻を読む前からわかっているので、
彼が最後までコートに立っていられることを願って今からドキドキ。
置物かと思っていた清陰の老顧問が古狸過ぎて慄く。
だけど、灰島にとっては大事な経験だったと思う。
数々のスポーツ漫画を読んできて主人公チームに肩入れしたのは、
「あひるの空」と「ジャイキリ」だけだったことを思い出してみました。
今から次巻を読むのが辛い……でも読まない方が色々気になりすぎてもっと辛い(笑)
PR
COMMENT